11月16日に初の著書『あさえがお』(小学館)を発売することになったカトパンこと、元フジテレビの加藤綾子アナ。今年5月にフリーアナに転身して以降、仕事は順風満帆だ。女子アナ評論家の戸部哲也氏が話す。
「局アナ時代から清潔なイメージがあり、コンスタントにCMの仕事が決まる。しかも、SHARPやアサヒビール、花王といった大手企業とのCM契約ばかり。フジ退社間際に放送された『ホンマでっか!? TV』で、明石家さんまが『フリーになったら今(フジ時代)の給料の5倍はいく』と彼女に話していましたが、決して大げさではない」
まさに勝ち組だが、現時点の仕事ぶりを見ると、まだまだ“伸びしろ”は大きそうだ。
「実は彼女、フリー転身前と比べて地上波の担当番組が増えていないんです。局アナ時代が激務だったため、今は仕事を見極めている時期。しかも、当面は快く送り出してくれたフジテレビに恩返しをすべく、番組出演するにしても古巣だけになるはず。そうした制限がなくなれば、年収が大きくハネ上がるのは間違いない」(フジテレビ関係者)
視聴率が低迷するフジテレビにとって、カトパンは切り札のひとつともいえる。
「視聴率が取れるアナウンサーは数少なく、そのなかで最も勢いがあるのが加藤アナ。年末年始などの特番に独占起用できるメリットは計り知れない。できれば、帯番組に出てもらいたいけど……それは難しいでしょう」(フジ局員)
カトパンの需要と人気はますます高まるばかりなのだ。