ピュアで、美少女で、透明感があって…。正統派アイドルはいつも僕らの憧れだった。
今年50周年を迎えた『週刊プレイボーイ』45号では、70年代から現在まで、彼女たちを間近で見てきた人物とともに“正統派アイドル”の歴史をふり返っている。
今回は、正統派アイドルを継ぐ存在として、2代目「週プレ3姉妹」としても活躍中の早乙女ゆうちゃんに聞いた。
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私は今、2代目「週プレ3姉妹」の次女として活動させていただいてます。
芸能界に入ったきっかけは、中学2年生のときに「JUNONガール」のコンテストでファイナリストに選ばれたこと。その後は舞台などに出演させていただいて、16歳になった昨年からグラビアのお仕事も始めました。
スタイルに自信はなかったのですが、少し違う世界を見てみたいという好奇心から挑戦しました。
すると「こんな表情をするんだ」と自分を客観的に見ることができたり、「この表情いいよね」と今まで気づかなかった自分を評価していただいたり、大変勉強になりました。
私は「アイドルは明るくて元気があるほうがいい」と思っていたので、そういう表情をしがちだったのですが、写真はどちらかというとしっとりした表情のものが採用されます。
実は、本当の自分はそこまでキャピキャピしていません。スタッフの皆さんは、初めから本当の私を見抜いていたんですね。
それがわかってからは、普段の自分を出すようにしました。すると何をするにも素直に、積極的になれました。そして、少しずつお仕事も増えてきたような気がします。
私の中での正統派アイドルのイメージは、「皆さんから憧れを持ってもらえる人」です。そして、それ以上に「長く愛される人」だと思っています。
私は時々、「広末涼子さんに似てますね」と言っていただけることがあります。それは私にとって大変恐れ多いことなのですが、広末さんのように長く愛される正統派アイドルになれたらうれしいです。
まだまだ未熟な私ですが、一生懸命頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
●早乙女ゆう 1999年生まれ。日本マクドナルドやJAのCMに出演。好きな食べ物はメロンパン、好きな色は赤、好きな芸能人は阿部サダヲ