先月18日、第1回目となる「美おっぱいコンテスト」が開催され、花で作られたレイでバストトップを隠した最終候補者たちが登壇し、大きな話題を呼んだ。
グランプリに輝いたのは、女優志望のフリーター・中岡龍子。95cm・Fカップというサイズに美しさも兼ね備えたバストは、審査員として参加したマギーも「思わず触りたくなる」と絶賛したほど。
そんな奇跡の逸材を週プレが放っておくわけにはいかない。というわけで、早速、本人を直撃してみた。
―この度はグランプリおめでとうございます。早速ですが、なぜ出場しようと?
中岡 ありがとうございます! 元々、自分でケアしてきたし、周りからもキレイだねって言われてたので出てみようかなと思いました。自信はあったんですけど、ただ、どんな人が参加するのかわからないので、ちょっと不安でした。
―最初から自信はあったんですね。女性同士だと温泉やプールでも見られるから、そう褒(ほ)められるんでしょうか。
中岡 結構、ピチっとしたラインが出る服を割と着てるので、服着た状態でですかね。さすがに今日の衣装のような露出狂みたいな恰好じゃないです(笑)。温泉とか周りがたくさんいるのはあまり好きじゃなくて、人と一緒に行かないんです。
―バストにコンプレックス持っている女性も多いと聞きますが、それもなかったんですか?
中岡 中学生くらいから大きくなってきて、隠してた時期もありました。海外の方って割と出してても、ファッションとして認められてるじゃないですか、それって文化だと思うんですけど。それに憧れていてコンプレックスに思いながらも、最初は垂れないようにとケアし始めたんです。
―審査では、どんなことをされていたんですか?
中岡 最初は下着か手ブラだけ写った写真審査で、次が女性審査員の前で上半身だけ脱いで、1周回って全部のトータルバランスを見ていただいて…。
彫刻家のお父さんからダメ出し?
―えっ、バスト全部ってことは、バストトップも審査対象になってたんですか!?
中岡 バストトップだけでの審査ではないですが、それも含めたバスト全体のプロポーションを審査いただいたそうです。あくまで足や肌のように、自然な状態で全体のバランスなどを見るものなので。
―ああ、びっくりしました。そこまでか!って。
中岡 それでもさすがに全部ってなるとちょっと恥ずかしかったけど、ちゃんと見てもらおうとしか考えてなかったです。それで最終審査はブラジャーの状態でまた見てもらってって感じでした。
―会見ではすごい恰好で驚きましたが、あのレイで登場するのは知っていたんですか?
中岡 それは知っていました。ちゃんと隠れるようにフィッティングはしていたので。長さとか大きさとか、胸の形によって広げたり寄せたりとかいろいろあるんですよ。でも、記者の方々が、大勢来られるのは知らなくて、そこは当日びっくりしました。
―そうですよね、それまでフリーターやられていて想像つかないですよね。
中岡 そうなんですよ。会場に入って、思わずお辞儀しちゃったんですけど、レイだけだったのを忘れてて、ちょっと焦りました(笑)。
―受賞後はやっぱり周りの反響も大きかったですか?
中岡 すごかったです、何年も連絡取っていない友達からもお祝いのメッセージがきたり。でもネットニュースをお母さんが見てて、お父さんを呼んだらしいんですけど、「ここが太いな」って指さしてスッと戻っちゃったらしいです(笑)。
―お父さん的には複雑な心境だったんですかね、あの恰好で(笑)。
中岡 いや、うちのお父さんは彫刻をやっているんですけど、アート的な感覚で、削りたかった部分があったんでしょうね(笑)。
―お父さんのお眼鏡にはかなわなかったわけですね(笑)。マギーさんに「思わず触りたくなる」と言われてましたが、どんな質感というか…
中岡 もっちりした感じとは言っていただきました。ただ、一番評価をいただいたのはこの横から下にかけての「バージスライン」です。
憧れは、みんな大好き深キョン!
―「バージスライン」って初めて聞きました。ご自身でも、そこを気にしてケアされてたんですか?
中岡 独学だったんですけど、ここはやはり大事で自分なりに気を遣ってました。谷間とかは作れるじゃないですか。だからトータルバランスを見た時に気にしたのがここだったので。
―やっぱり他の方のバストとかも気になるんですか? グラビアアイドルの方々も自信のあるコは多いと思うんですけど。
中岡 おっぱいの綺麗な方が多くて、どんなケアをされているか気になります。胸だけじゃなくってトータルバランスで言ったら、女性も憧れる深田恭子さんのスタイルは目指してます。
―確かに、男性からも女性からも絶賛されてますもんね。
中岡 でも私、ゴツいのが気になるんです。中学生までずっと水泳していたから肩幅が広くて…。そういえば、親からもひとりだけゴツいねって言われました(笑)。
―ウエストも細いから気にならないですけどね。今もスポーツはされているんですか?
中岡 バスケットはたまに趣味程度でやってます。それくらいですね。でも散歩が好きで、この間は目黒川を辿(たど)ったら海に着くのかなと思って、天王洲まで歩いてました。往復で14時間かかったんですけど(笑)。
―修行です、それ! 今回を機に芸能事務所に入ったそうですが、今後はどんな活動をされていくんでしょうか。それこそグラビアとか…。
中岡 このコンテストでグランプリをいただいたことをきっかけにバストは自信を持っていいもんなんだと、美脚とか美肌みたいに自分でケアしていけば見せれるものなんだよっていうのを広めていけたらなと思っています。
―今日はありがとうございました!
(取材・文/鯨井隆正 撮影/五十嵐和博)