モデル・女優としてグラビアでも活躍する石川恋が『週刊プレイボーイ』52号の表紙&巻頭グラビアに登場。初めて訪れるタイで、3泊4日のロケを行った。
一体、南国の地での撮影はどのように進んだのか? そして、海外ロケならではのハプニングはあったのか? その舞台裏を本人に語ってもらった。
【1日目】
朝9時に羽田空港の国際線ターミナルに集合。オフショットも撮影するって聞いていたけど、待ち合わせ場所に行ったら早くもカメラマンさんがカメラを構えている。え~、まだスッピンなのに…。
約6時間のフライトの後、無事にタイ国際空港に到着。コーディネーターさんに迎えに来てもらって、宿泊場所のパタヤへクルマで1時間移動。ビックリしたのは、セブン-イレブンがそこら中にあること。しかも、野犬が店に勝手に入ってくるんです。ちょっとしたカルチャーショック。ちなみにセブンで食べたホットサンドがすごくおいしくて、ロケ中、毎日食べていました(笑)。
この日はオフだったので、ホテルで衣装をチェックして、20時頃にパタヤ・ウオーキングストリートのタイ料理店へ。実は私、タイ料理をちゃんと食べたことがなかったんです。パクチーが苦手で…。だって、“ヘラッカ”のにおいに似ているんだもん。高校が山の中にあったから、体操着の中にヘラッカが紛れ込んだりしていて、それがすごく臭かったんですよ。
え、ヘラッカって知りません? 栃木では「カメムシ」のことをそう呼んでいるんですが…。やっぱり食べられない料理もあったけど、本場のタイ料理はおいしかったです!
【2日目】
いよいよ本格的に撮影がスタート!
朝8時にホテルを出発して、パタヤ港から高速船で約50分ほどの無人島にGO。海が荒れているのに猛スピードを出すから、上下左右に揺れてまともに座っていられない(泣)。もともとボート恐怖症なので、このときは生きた心地がしませんでした。
無人島で3時間くらい水着の撮影をして、13時頃からはホテルで下着の撮影。ストロボを使ったりして、オシャレに撮ってもらいました。
そして15時頃に次のロケ場所であるパタヤのムエタイ道場へ。初めてサンドバッグを蹴ったんですが、あんなにも硬いとは思いませんでした。おかげで、脚にアザができそうに(泣)。リングでは『あしたのジョー』をイメージして、真っ白になって座り込むシーンも撮ったんですよ。
18時には撮影が終わり、中華料理店で夕食。ビールを飲んで大笑いして、私だけ夜の街に繰り出さずホテルに戻って就寝しました。
★南国らしいエピソードが満載の3日目、4日目の様子は、発売中の『週刊プレイボーイ』52号に掲載中。解放感にあふれたグラビアとともに、貴重な撮影裏話を是非ご覧いただきたい。
(取材・文/高篠友一 撮影/LUCKMAN)