注目のアイドル女優・浅川梨奈を直撃！このアイドル映画を追いかけろ！【後編】 - エンタメ

「自分で言うのもなんだけど麻雀、意外と強いと思いますよ」と語る浅川梨奈。写真は「原村和が左利きだから左手に牌を持ちます」という彼女の提案で撮影

ツッコミどころ満載の物語に、初々しく粗削りな演技。それさえも魅力になるのが、アイドル映画だ。

美少女、セクシー、アクション、制服。男の好きなモノがてんこ盛りで、細かいことはノープロブレム。見れば元気１００倍、前編に続き、最新アイドル映画を紹介！

＊　＊　＊

まずは、アイドルや若手女優が多数出演する話題の麻雀映画『咲－Ｓａｋｉ－』で、主人公・宮永咲の同級生・原村和（のどか）を熱演し、注目を集めている浅川梨奈さんに女優としての意気込みを聞いた！

―これまでに麻雀経験は？

浅川　まったく。でも役作りを兼ね、時間を見つけては麻雀ゲームをやってたら、いつの間にか夢中になっちゃって。もう撮影が終わって４ヵ月たつけど、今もネット麻雀をやってますね。

―和は中学時代に全国大会で優勝するほど、麻雀の天才児。浅川さんの腕前は？

浅川　自分で言うのもなんだけど、意外と強いと思います。撮影の合間、出演者の皆さんと卓を囲むと私が先に上がるし、監督さんからも「出演者の中で一番手さばきがいいし、強い」と言っていただけました。

浜辺美波（右）、浅川梨奈（左、ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ）　（ｃ）小林　立／ＳＱＵＡＲＥ　ＥＮＩＸ・「咲」プロジェクト　（ｃ）Ｒｉｔｚ　Ｋｏｂａｙａｓｈｉ／ＳＱＵＡＲＥ　ＥＮＩＸ

―相当、研究したんですね。

浅川　私、マンガ好きだから、実写化された作品でファンをがっかりさせるのは避けたくて。今回は麻雀を勉強する以外に髪も染めたし、普段から佇（たたず）まいも意識して役になりきりました。あと和ってＫカップなんですけど、豊胸するかも悩みました。

―それはやりすぎ！（笑）

浅川　でも、彼女はおとなしいお嬢さまキャラなんですよね。そこだけは、どうしてもなりきれなくて。演じてる時もいつもムズムズしてました。

（ｃ）小林　立／ＳＱＵＡＲＥ　ＥＮＩＸ・「咲」プロジェクト（ｃ）Ｒｉｔｚ　Ｋｏｂａｙａｓｈｉ／ＳＱＵＡＲＥ　ＥＮＩＸ

―浅川さんは天真爛漫（らんまん）なキャラですしね。昨年末に公開された映画『１４の夜』では今回とは正反対のヤンキー役を演じています。そっちのほうが少し近い？

浅川　あははは。そうですね。素で楽しみながらやってました。でもよく考えたら、役とはいえ、この『咲』と『１４』と、原チャリに乗ったり、道に唾を吐いたり、麻雀をしたり。今後自分のイメージがどうなるのか、少しだけ心配です（笑）。

―では、今後やりたいのは？

浅川　恋愛ものです。普段、恋愛に興味が湧かないのでドラマで感覚を味わってみたい。少し小悪魔的なキャラとか、自分のイメージと違う役をやって、みんなを驚かせたいですね。

●浅川梨奈（あさかわ・なな） １９９９年生まれ　ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳの最新シングル『恋☆煌メケーション！！！』でセンターを務める。

■映画『咲－Ｓａｋｉ－』 小林立による麻雀コミックの実写化。宮永咲ほか清澄高校麻雀部の女子部員５人が、県大会で他校と対戦。死闘を繰り広げながら成長していく。２０１６年１２月にドラマがオンエアされ、２月３日（金）より実写版がＴＯＨＯシネマズ日本橋ほか全国ロードショー。監督：小沼雄一　出演：浜辺美波、浅川梨奈（ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ）、廣田あいか（私立恵比寿中学）、古畑星夏、山田杏奈ほか。

（ｃ）Ｒｉｔｚ　Ｋｏｂａｙａｓｈｉ／ＳＱＵＡＲＥ　ＥＮＩＸ（ｃ）小林　立／ＳＱＵＡＲＥ　ＥＮＩＸ・「咲」プロジェクト