第1回目は大ブレイク中の乃木坂46から今年成人式を迎えた堀未央奈ちゃんが登場! 第1回目は大ブレイク中の乃木坂46から今年成人式を迎えた堀未央奈ちゃんが登場!

毎年恒例となった「週プレNEWSが今年“大注目する期待のアイドル”連続インタビュー」!

2017年は7人が登場。その第1回目は昨年末に2年連続で紅白出場、大ブレイク中の乃木坂46から今年成人式を迎えた堀未央奈(みおな)ちゃんをイチ推し! メンバー中でちょっと不思議な雰囲気を醸し出している彼女に迫った!

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―さて、「週プレNEWSが選ぶ2017年の注目アイドル」ということで、ひとり目は堀さんに来ていただきました。2016年はどんな年でしたか?

 2016年は乃木坂46の活動でいうと『ハルジオンが咲く頃』が一発目のシングルで、そこで選抜復帰をさせていただいて。いいスタートを切れた年でもあり、あとはやりたかったことが少しずつ叶っていった年だなって思っていて。

―やりたかったことってなんですか?

 昔から好きだった雑誌『ar』さんで連載させていただくことができたんです。あと、ずっとランウェイに憧れてたんですけど、『ガールズアワード』や、アジアのファッションショーに出演させていただくことができて。実現できたんです。

―ずっと目標だったなら、かなり緊張したんじゃない?

 出るまでは結構、緊張してました。「出て行って、誰も全く反応してくれなかったらどうしよう」って。でもいざ歩いてみたら、みんな「ワーッ!」って言ってくれて。緊張はゼロでした。

―確かに言われてみれば、堀さんって緊張するイメージないですね。

 それ、よく言われるんです。でも私、乃木坂46で1位、2位を争うくらいに「隠れ緊張しぃ」なんですよ。

―1位、2位って誰が決めてるんですか?(笑) そして誰と争ってるの?

 決めてるのは私です。争ってるのは白石(麻衣)さんですかね。ステージに上がる前とか、本番前とか緊張されてるんですよ。でも白石さんって表舞台に出るとそれを出さないっていうか。プロだなと思います。私も顔にあんまり出ないんですけど、お腹が痛くなったりします。

―冠番組の『乃木坂工事中』とかで、MCのバナナマンさんに「堀はどうなの?」と振られた時に、必ず面白く返したりするじゃないですか、キョトン顔で。ああいう時は緊張してるんですか?

 常に緊張してます。まぁ確かに「一種の怖いモノ知らずなのかな?」と思う時はあります。だから比較的、迷わずに答えますね。なんか、やってみないと始まらない世界じゃないですか。だから考えるよりも瞬発的に答えるというか。緊張はしてるんですけど、「できます」とか「問題ないです」とか。そこはもう野生ですよね。

篠原涼子さんが100点なら私は…

―野生ですか! 本能的に来たボールは考えずに打つ、みたいな。

 はい。本能で動いてます。だから私自体も自分が何を考えているのかわからないんです。ふと思いついたことを言ってるだけなので。特に意味のないことを。

―「今、これを言ってはいけない」みたいな空気を読むことはするんですか?

 そういうことはあります。社会的なことは、まぁまぁ理解してるほうだと思うので。周りを見て「ちょっと気まずい場面だから静かにしておこう」とかはわかります。だから、よく「すごく変わってるコだと思ってた」とか「不思議なコだと思ってたけど、話してみるとすごく喋りやすいね」って言われるんです。

学生時代も1学期とかは絶対馴染めなくて、3学期で急にめっちゃ仲良くなるみたいな。卒業式の時に「こんな面白いコだと思わなかった」「今、このタイミングで離れ離れはヤダ!」みたいに言ってくれる感じなんです。

―3学期に面白さが伝わってるタイプなんですね。そんな堀さんも今年で20歳ということで。成人の日には乃木神社での成人式に行かれてましたね。着物姿も綺麗でした。

 ありがとうございます。でも「成人式」っていう実感がなくて。どちらかというと「同じ着物だけど、見た目でいうと七五三のほうが近いな」って思ってました。全然、大人になれていないので。気持ち的にはまだ16歳くらいなんですよ。乃木坂46に入った時くらいから全然変わってないんです。

―子供の頃に思っていた20歳って、どんなイメージでした?

 すっごい大人のイメージでした。社会に出ていて、自立していて。身長も高くて落ち着いていて。篠原涼子さんのイメージです。「前髪が流れてて、かきあげる!」みたいな。でも私はいつもヘラヘラしていて。20歳になれてないですね。

―篠原さんが「理想の大人像」の100点だとすると、今は何点くらい?

 2点。

―それは遠いですね! むしろその2点はどこで稼いだのかを聞きたい(笑)。 

 え? 口紅です。この口紅を取ったら0点です。13歳くらいになります。お母さんにすっぴん、パジャマ、メガネで部屋の中をうろうろしてたら「中学校の頃から本当に変わってないね」って言われて。ショックでしたね。着物を着ても16歳ですから。

私の思う哲学は、ブラックホールです

―実際、大人っぽくなりたいんですか?

 なりたいですよ! 先輩のグラビアとかを見ると、赤のドレス着て、髪をこう流して。大人の魅力とセクシーさを醸し出してると羨ましいです! で、皆さん、そういう大人っぽいのも無邪気な感じも両方とも似合うんですよ。

女優さんってそういう両面を持っていらっしゃる方も結構多いじゃないですか。でも、自分の今までやってきたグラビアとか見返すと…幼いし、普段生活してる、そのままな感じが多いので、もう1コ引き出しがほしいなっていう。

―なるほど。でもファンからしたら「そんなに急いで大人になんてならないで!」って人も多いと思うんですよね。

 そうなんですかね。じゃあ、グラビアとかでオトナっぽい意外な一面を出してみて、徐々に慣れてもらうしかないですね。変わっていくものですから。まぁ、あまり性格は変わってないんですけど。昔からイジられキャラだったし。今でも結構イジられるんで。なんでですかね?

―…それはきっと堀さんをイジると面白い独特な言葉が出てくるからですよ。ある意味、哲学っぽい言葉が。

 えー、嬉しい! 最近、ちょっと哲学に興味あるんです。哲学って面白いなぁと思って。

―哲学に興味が! 何かキッカケが?

 いや、特にはないんですけど。ふと、興味が出てきたっていうか…あまり意味はわかってないんですけど。もしかしたら私が思ってる「哲学」と実際の哲学は違うかもしれないので…。

―じゃあ、堀未央奈にとって「哲学」ってどういうものですか?

 私の思う哲学は、ブラックホールです。

―…ほう。

 頭の中で考えたら考えた分だけ話が繋がっていく。だけどキリがない。キリがないけど、その人の考え方とか見方によって、どんどん意見が変わっていく。だから哲学は面白い。たぶん、ハマったら抜け出せないと思うんです。

―それを例えて「ブラックホール」だと!

 答えがない、というか、答えが自由にある。

ゾンビを生み出してくれたホラー界に感謝です

―なんか、哲学者に見えてきました! 「生きる」とか「死ぬ」ということについても考えたりしますか?

堀 めちゃめちゃ考えます! 小学生の頃からずっと考えてますし、たぶん大人に聞いたら面倒くさがられるようなお題がすごい好きなので。「人はなぜこうなんだろう」とか。そもそもの人の顔のパーツって、不思議じゃないですか?

―不思議ですか?

 なんか「目があって、鼻があって…なんで、こういう形で生まれてきたんだろう」とか。

―すごいかもです。確かに目はふたつなのに鼻と口はひとつって不思議ですよね!

 あ、そこまでは考えてないです。あと、「そもそも地球ってなんだろう」とか。「丸くて浮いてるのに、よくいるな、地球」とか。すごくないですか?

―…すごいかもしれないです。でも「生と死」でいえば、堀さんはゾンビ映画とか大好きですもんね。それも関係してたり?

 いや、でもゾンビを考えた人ってすごいですよね。普通、人が考える「人間」の枠には入らない「ゾンビ」って思いつかないじゃないですか。だから、そんな存在を生み出してくれたホラー界に感謝というか。

―ホラー界に感謝!?

堀 だって、ウィルスで人が突然変異して、形は人だけど顔は怖くて、人を食べてしまうっていう存在…よく考えたなって。その想像力が羨ましいです。憧れます。夢があります。…あ、もちろん現実の世界には生まれてほしくないですよ? でも私は決まった道で収まりたくないっていう気持ちがすごくあるんです。

―なんか、ゾンビと哲学が繋がるとは思いませんでした。ちなみに「ゾンビに襲われたらどうしよう!」みたいな妄想ってするんですか?

 めちゃめちゃ考えます。家のセキュリティにはかなりうるさいですし、夜道を歩く時は首を後ろに向けて走っているので。

―ん? どういうことですか?

 …これ、誰にも言ったことないんですけど。後ろから急に食べられたり、掴みかかられたりすると怖いから。夜道を歩く時は首を回して後ろ見て、真顔で全速力で走ってます。首だけ後ろで、体は前向きで。

私、夢見がちなんですかね

―映画の『エクソシスト』みたい! それは、夜道を走ってる堀さんを見た人のほうが怖い思いしてますよ。

 その体勢で、まあまあのスピードで走ってます。途中、コンビニで休憩する時もその体勢、そのスピードのまま入っていきますね。

―コンビニ店員も怖い思いしてますよ! ちなみに、それは後ろ向きで歩くわけにはいかないんですか?

 ダメなんです。後ろだけ見てたら、前が危ないじゃないですか。体の意識は前に向けておかないと。自分の意識をふたつに割って、前後を守るんです。両面で行動したら怖くないから。

壁際に背中を付けて移動することも多いですし、曲がり角もス~ッて全身で気軽には曲がれないです。にょろっと体の一部分を先に行かせます。そういうことは日頃から意識してますね。

―…相当、ホラーが好きですね。普段の生活にも浸食してるんですね。

堀 そうですね。ジブリとホラーでできてるといっても過言ではないです。

―はいはい。堀さん、ジブリ映画が好きですもんね。真逆ですけど。

堀 いや、それが私的には「ジブリ」と「ホラー」って一緒なんですよ! 両方とも夢があるじゃないですか。自分の知らない世界を満たして、見せてくれる。好奇心をくすぐってくれる。だから両方とも大好きなんです。…なんなんですかね、私。夢見がちなんですかね。

―…いや~、かなり個性的なインタビューでした。ちなみに夢見がちって言いますけど、見た夢って覚えてるほうですか?

 苦しかった夢しか覚えてないかも。頻繁(ひんぱん)に見るのが、0.01ミリくらいの正方形のサイコロに自分がなってるんです。で、体がめちゃめちゃ重いんですよ。で、たまに落ちます。

―あぁ! なんの気なしにした質問がさらに個性的な流れに!

 誰もいない空間で体が重くて苦しくて。サイコロの体に何かを感じるわけではなくて、自分はひとつの「意識」なんですよね。ちっちゃい頃から見るんです。…なんなんだろう。本来の自分を表しているのかな…(目を閉じて考えながら)。

―……えっと、最後に2017年の目標を教えてください。

 あ、はい。2017年の目標は20歳なので「一番充実してた! 成長できた!」と思える年にしたいです。細かい目標はいっぱいあるんですけど、それは叶ってから言いたいので内緒です。とにかく新しい自分の引き出しを出していったり、あとはファンの人にいろんな嬉しい報告ができるように頑張りたいです。

―なんか…とっても記憶に残るインタビュー、ありがとうございました!

(取材・文/篠本634[short cut] 撮影/武田敏将)

■堀未央奈(ほり・みおな) 1996年10月15日(20歳)岐阜県出身。ニックネームは「ほりちゃん」。乃木坂46の2期生。2013年11月に発売された7枚目のシングル『バレッタ』でセンターとして衝撃のデビュー。その後、アンダーへ。2016年に選抜復帰。16枚目シングル『サヨナラの意味』では福神にも復帰。公式ブログ http://blog.nogizaka46.com/miona.hori/