大注目の「わーすた」最年少メンバー・三品瑠香ちゃん 大注目の「わーすた」最年少メンバー・三品瑠香ちゃん

さて、今回で4回目。2017年、「週プレNEWSが今年“大注目する期待のアイドル”連続インタビュー」。

エイベックスが放つ、世界に向けて“KAWAII”ジャパンアイドルカルチャーを発信していく最強グループ「わーすた」。大注目の最年少メンバー・三品瑠香(みしな・るか)ちゃんの登場です。

パステルカラーの衣装に“猫耳”がトレードマーク。そんな「カワイイの権化」である、わーすたの中でも「9頭身(!)の最強の妹」と呼ばれる彼女の素顔と2017年の目標に迫ります!

* * *

―そんなわけでございまして「週プレNEWSが選ぶ2017年の注目アイドル」として来ていただきました。

三品 ありがとうございます。…っていうか、他の6人さん、全員売れそうですね。この中に入れていただいて…申し訳ないです。ここにいていいのかという気持ちでいっぱいです。

―いえいえ、三品さんといえば、ローティーン系ファッション雑誌『LOVE berry』の専属モデルとしても活躍中ですし、その可愛らしさに多くのアイドルファンたちも注目していますから。

三品 いえいえいえいえ!(強く否定しながら)

―そこまで否定しなくても!(笑)ところで、昔からアイドルには憧れを持っていたんですか?

三品 それが…全然なんですよ。小学4年生くらいの時にAKB48さんが『フライングゲット』で流行っていたのでCDを買ったりして、ちょっと好きだった時期はあるんですけど…。そのあとは、あまり熱も続かなかったんです。ヒップホップ系のダンスをやってたのもあって、アイドル方面には興味がなくなっちゃったんですよ。

―結構、本気でダンスをやっていたんですか?

三品 そうですね。割と本気でやっていました。元々は家の近くのダンス教室で習ってたんですけど、そこの先生が知り合いとかいろんなスタジオを紹介してくれて。それこそ、大きなダンススタジオやレコード会社がやっているのとか。で、ほぼ毎日、足を運んで練習するようになったんです。

―すごい! いろんな場所に出稽古に行っていたんですね。

三品 で、中学1年生の時に、エイベックスアーティストアカデミーのスタッフさんに「今度、オーディションがあるから受けてみませんか?」って声をかけていただいて。それが「iDOL Street」(わーすたの姉妹グループであるSUPER★GiRLSをはじめとした、エイベックスのアイドルグループプロジェクト)のオーディションだったんです。

―でも、その頃はアイドルへの興味はなくなってたんですよね。抵抗はなかったんですか?

三品 最初、「iDOL Street」の存在も知らなかったんですよ。で、受けてみたらガチガチのアイドルで。なんの把握もできてないし、歌えもしなかったんですけど合格しちゃって。で、4期生として入ったんです。それが中1の夏ですね。

「とりあえず先輩になるグループを見てみよう」と思って、スパガさん(SUPER★GiRLS)を動画で観たら、あまりにアイドルで…「ここで私はやっていけるのかな?」って思いました。当時の自分と全然違ったので。

歌が一番ダメなのに、なんでセンターにいるんだろう

―当時からスパガさんは、完全な「王道アイドル」でしたもんね。その頃の三品さんは、ヒップホップダンスを本気でやっていたってことは、ストリート系のファッションとノリだったと? 確かに全然違いますね。

三品 その通りです。

―あ、でもスパガの妹分であるCheeky Parade(チーキーパレード)とGEM(ジェム)は、そこまでアイドルアイドルしてないし、むしろメチャクチャ踊るっていうイメージですよね。

三品 そうなんです! だから当時は「私もいつかグループに入れる日が来るとしたら、チキパさんとかGEMさんみたいなグループに入れればいいな」って思ってました。…いや、本当に当時の自分と“アイドル”ってかけ離れてると思っていたんで。「カワイイ感じは違うよね」って。

―まさか数年後にスパガを楽々超えるような「カワイイの権化」なグループに入るとは思わないですよね、当時は。

三品 本当ですよね(笑)。そもそも私って、2歳上のお兄ちゃんがいるんですけど、いつもお兄ちゃんやお兄ちゃんの友達と遊んでたんで、めっちゃアクティブだったんですよ。木とかに登ったりしたので、服もカワイイ服なんて着たことなかったから。

―そんな感じでiDOL Streetの研修生である、“ストリート生”になったわけですが。どうでした、アイドルの世界は?

三品 当時、パフォーマンスをする時に、なぜかセンターに立たせていただいてたんですけど…全然歌えなかったんで、本当につらかったです。入ったばかりだったから身長も一番小さかったし、「歌が一番ダメなのに、なんでここ(センター)にいるんだろう」って不安ばっかりで。

―でも自分のファンになってくれる人が出てくるわけですよね。ファンレターをもらったり。

三品 はい、それは本当に嬉しかったです。普通、人から手紙をもらうことってないじゃないですか。それに自分と話したり、会ったことに感動してくれる人もいて。それは本当に嬉しいです。以前、「やっと会えた!」って言って、泣いちゃった女のコのファンの方がいて。同い年くらいかな。そういう時に「私、アイドルをやってるんだ!」って実感しますよね。

―アイドルになって、いろいろ変わったんじゃないですか?

三品 そうですね。でも、一番変わったのは、女のコっぽくしようと心がけたことですね。アイドルになって、一番最初にファンの方の前に出たのが握手会だったんですよ。それが私服での握手会で。何を着たらいいかわからなかったんで、お母さんと一緒に服を買いに行きました。「ブラウスに細かいプリーツの入ったスカート!」みたいな(笑)。ブラウスなんて初めて着ました!

―「こ、これがブラウスというものか!」と。

三品 「こんなにふわふわしてる!」って(笑)。でも着たら全然似合わなくて!(笑) 今でもその時の画像は見れないですよ。

―まるで女装をしてるかのような?

三品 あ~、そうですね。そうかも。完全に「自分、迷走してるな」って感じです。「これがアイドルか!」って(笑)。

猫耳…正直、「これは、やばい」って

―いいですね!(笑) ヒップホップダンスと木登りをしていた少女が、たまたま受けたオーディションに受かって、初めて女のコっぽい服を着てアイドルになっていく…。王道漫画のストーリーですよ! 三品さんに抱いていた、萌え~な「最強の妹」のイメージが崩れ始めました!

三品 ですね(笑)。まぁ、そんな感じで少しずつ女のコっぽいアイドルに慣れていったんです。で、活動を始めてから約2年後に「選抜されたストリート生数人でグループを作ります」ってなって。それが、わーすたでした。最初、どんなグループになるのかは知らなくて。「ツインボーカルになる」っていうことだけは聞かされて、「今までにない形だ」とは思ってたんですけど。

―そういえば、当初は「チキパさんやGEMさんみたいなカッコイイ感じになる!」って思ってたわけですよね。

三品 そうなんですよ。でも「パステル系の衣装でカワイイ感じになる」っていうのも聞かされて、「…そういうグループなんか~。ちょっと期待してたのとは違った」って。でも、ガッカリよりも「え? そんなグループの中で私、やっていけるのかな?」って不安のほうが大きかったです。わーすたの5人って、みんな全国のアイストから集められたんですけど、私以外の4人はみんなカワイイキャラだっだから、「私だけ浮くだろうな」とは思ってました。

―でも、約2年もの間、フワフワのブラウスとか着てアイドルパワーを溜めてきたわけですから。

三品 ……まぁ、そうなんですけどね。で、衣装が届いたんですけど、言われてた通りカラーはパステルで、デザインはアニメの『魔法少女まどか☆マギカ』みたいな感じだったんですよ。で、「カワイすぎだろ!」って。

―衣装、カワイ過ぎ問題が!(笑)

三品 で、プラス…猫耳がありまして。…正直、「これは、やばい」って思いました。これを着けて活動するのか!?って。

―「猫だ! おまえ達は“KAWAII”猫になるのだ!」と。昔、『タイガーマスク』というアニメがあって、その中の有名なセリフ「虎だ! おまえは虎になるのだ!」とダブるなって…。

三品 そうなんですね。…割とストリート生の頃って、正統派アイドル的な曲を歌ったりしてたんですよ。衣装も制服だったので。だから、一気に変わっちゃって…気持ちがついていかなかったですね。猫耳だし。

―そしてさらに、わーすたのキラーチューンとなる楽曲『いぬねこ。青春真っ盛り』。この“KAWAII”を混ぜて煮込んだような名曲が、さらにわーすたの「KAWAII」をパワーアップさせていきます。なにしろ猫耳を付けて「ねこ♪ねこ♪ニャンニャンニャン♪」といった、デタラメに突き抜けたカワイイ曲ですからね。

三品 はい。今はわーすたになくてはならない曲なんですけど。最初に聞いた時には「強烈な曲がきた!」って思いました。…でも「はたして私はこれを歌えるのか」って悩みました。でも「やるしかない」って。まぁ結構、覚悟が決まるまで時間がかかったんですけど。

前の自分の写真を見るのが嫌いなんです

―いつ覚悟が決まったんですか?

三品 もうお披露目のギリギリですよ。でも、それまでの自分を一度リセットしてやりきろうって思って。無我夢中でやったんです。で、終わったあとに聞いてみたら、お客さんたちがものすごく「楽しかった!」って言ってくださったんですよ。その時に「自分は不安だったけど、お客さんは楽しいんだ!」って思って。

そこからはだんだん迷いがなくなっていったし、「この曲、楽しいな!」って自分でも思えるようになりました。正直、『いぬねこ。』をやる前はいろいろな不安も迷いもあったんです。でも、「この曲を乗り越えたら、私はなんでも歌える」っていう気持ちもあって、本当にその通りで。今はなんでも受け入れられるし、わーすたらしく歌えますね。

―「女のコらしくなく、アイドルに苦手意識のあった三品瑠香が『いぬねこ。青春真っ盛り』を乗り越え、本物のKAWAIIアイドルになれた」…まさにアイドル成長物語じゃないですか!!

三品 …そうなんですかね?(笑)。でもカワイイ曲、インパクトのある衣装、そういう世界観を「好き」とか「カワイイ」とか「楽しい」って言ってもらえることが本当に嬉しいし、わーすたになれてよかったなって。私、すごく変わったと思います。しかも私に会えて嬉しくて泣いてくれるんですよ? 本当に感謝です。

―そういえば、女のコのファンが異常に多いですよね。アイドル業界の中でも1位、2位を争うのでは?

三品 そうなんですよ! しかも同世代の女子が。それに、めっちゃ可愛いコが多いんですよ! 謎なんですけど…。でもメンバーみんな、ファンのコたちに刺激を受けてます。「彼女たちに憧れたり、好きでいてもらうために自分たちもカワイくいなきゃ!」って。

―いいですね。そういうパワーとやる気をファンからもらえるなんて、理想的じゃないですか。

三品 あの、私、「こういう女のコになりたい」っていう理想があって。それって「女のコが憧れる女のコ」なんですよ。憧れられる人間になりたくて。いつも「カワイくなりたい!」って思うようになりました。

―アイドルに興味がなかったヒップホップ時代から、ものすごい進化を!

三品 はい(笑)。あの頃はカワイくなろうなんて、全く考えてなかったんです。でも今はなんにも考えずに生きてきた何年かが、すごくもったいないなって。私、前の自分の写真を見るのが嫌いなんです。毎日「可愛くなりたい!」って思って努力をしてるから。だから、ちょっと前の自分の顔でも「努力してない顔に」見えちゃうんですよ。

写真を撮った当時は「今が一番いい」って思ってるんですけど、そこから努力をして前に進んでいると、振り返った時によろしくない感じの顔に見えるんです。当時は最高点だったかもしれないですけど。

―自分に厳しくなったと。…でも「可愛くなるため」に、常に貪(どん)欲な姿勢をとっているのって疲れないですか? 家に帰った時はリラックスできてます?

三品 あー、それは大丈夫です! 私、部屋にこもっちゃうタイプなんですよ。お仕事から帰宅して荷物全部片付けたら、ずっと同じ位置にいるんですよ(笑)。

ニートになる自信があります(笑)

―ん? どういうことですか?

三品 リビングのソファの前が定位置なんです。床に座って、ソファの下のところに寄りかかって。本当にピクリとも動かないんですよ。ブログを書いたり、スマホで動画を観たり、ツイッターをやったり、アイスを食べたり。

―アイスを取りに冷蔵庫に移動したりはするんですよね。

三品 それをしたくないので、全部必要なモノを定位置の周りに配置して、トイレも済ませて、やらなきゃいけないことを全部やってから、そのポイントにハマるんです。それが最高の時間なんですよ。

―腰とか痛くならないんですか?

三品 なりますよ、それは!(笑) 立ったらめっちゃ痛いです。だから、また同じポイントに座るんです。ニートになれるんだったら、ニートになる自信があります。昔は休みがあれば遊びに行きたいって思ってたんです。家にいたら、1日が無駄になった気がして。…でも、お休みって友達とかと予定合わないじゃないですか。そういう日が続くと、家にこもるじゃないですか。そうなるとやることもないし、あったとしてもやらなくなるんですよね…(遠い目)。

―いつの間にか、ソファの前にスポッとハマるようになったと。

三品 ですね。いつも3~4時間は同じ場所にいます。休みの日は寝てるか、そこにいるか。女子力とか「カワイくなるための努力」は、そのポイントにいる時は欠けてますね。

―なんか、猫耳を着けてパフォーマンスをしてる時は、KAWAIIを全力でやっていて、家に帰ると素に戻ってニート化する…実はかなりバランス感があって、人間味があるんですね。

三品 そうですね。私だけじゃなくて、最近は、わーすた全員が素を出してます。メンバーが楽屋で「猫耳、しんどいわ~」って言ってたら、それを大人が聞いていたらしくて、『完全なるアイドル』っていう曲の歌詞に「猫耳しんどい」っていうセリフを入れられたりしてますし。

すごくダメな人になってませんか?

―なんでも糧(かて)になり、ネタになると(笑)。さて、最後に2017年の目標を教えてください!

三品 2016年の後半あたり、ひとりでのお仕事を結構やらせてもらったんですよ。だから今年も「わーすたのメンバー」っていうだけじゃなくて、三品瑠香っていうひとりの人間を知ってもらえるように頑張りたいです。あと、新しいことに挑戦していきたいですね。

―例えば?

三品 たぶん、やんないんですけど、ギターが弾けるようになりたいです。

―ギター! …って、「たぶんやんない」ってどういうこと? 目標を言いながら、すでに諦めてるじゃないですか!

三品 いや、ギターに興味があって、ギターが弾けるようになりたいんです。私、YUIさんが好きなんで。まぁ、でも弾ける環境じゃないんですもん。一応、愛知県の実家にアコースティックギターがひとつあるんですけどね。

―おぉ! じゃあ、それを送ってもらって。

三品 でも、家の中で音って出せないじゃないですか。

―いや、アコギなら大丈夫ですよ。そこまで激しく弾かなければ。

三品 うーーん。でも、実家に連絡して「ギター送って」って言うのに時間かかるじゃないですか。たぶん半年くらい。

―かかりすぎですよ! 弾き始めるのに半年!? 電話するだけですよね?

三品 でも、お父さんの話によると、弦が一本切れてるらしいんです。それ、送られてきたら自分で買って、弦を張らなきゃダメじゃないですか。それが大変なんですよ、きっと。で、もし奇跡的にすぐに張れたとしたら、すぐの期間は割とやると思うんですよね。でも、飽き性なので、疲れたり「わかんない!」ってなったら…ずっとやらなくなると思います。だから、きっと弾けるようになるまですごくかかるんですよ。そう考えると…たぶんやんないんです。

―実は、ものすごくダメダメな人? …でも、そうなると2017年の目標がなくなってしまいますから頑張ってください! 

三品 …まぁ、そうですよね。

―きっと、この記事を読んだ人たちが会うたびに「実家に連絡した?」「ギターは届いた?」「弦は張った?」って聞いてくれて。きっとやりきることができますよ!

三品 …大丈夫ですか? 私のインタビュー。すごくダメな人になってませんか? 「このアイドル、注目すべきところないんだけど?」ってなりません?

―いや、大丈夫ですよ。三品さんへのイメージが一新されたインタビューでした。ありがとうございました! ギター頑張ってください!

三品 はい。たぶん無理ですけど…。

(取材・文/篠本634[short cut] 撮影/武田敏将)

■三品瑠香(みしな・るか) 2001年3月17日(15歳)愛知県出身。ニックネームは「るー」。担当カラーはパステルピンク。最新シングル『ゆうめいに、にゃりたい。』が2月22日に発売決定! 公式Twitterもチェック! @tws_staff @tws_ruka