18歳のときにグラビアコンテストでグランプリを獲得。その後、12代目ミニスカポリスとしても活動していたが、グラドル時代は結局ブレイクできなかったという住谷杏奈

お笑い芸人・レイザーラモンHGの妻で、元グラビアアイドルの住谷杏奈(すみたに・あんな)が、『週刊プレイボーイ』23号(5月22日発売)で、約11年ぶりにグラビアに挑戦。

しかも、袋とじで手ブラやお尻見せまで披露するなど、かなり攻めた内容になっている。なぜ突然脱ぐことを決意したのか、その本心を直撃!

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―今回のグラビアは、杏奈さんからの“逆オファー”があって実現しました。

杏奈 実は私、長年の夢だったんですよ、週プレさんのグラビアを飾るのが。10代の頃からグラドル活動をしていたんですけど、当時は磯山さやかさんや熊田曜子さんが脚光を浴びる巨乳全盛期。

ご覧のとおり、私はそこまで胸が大きくないので、本当に売れなくて…。地下の地下に潜んでいるような、Z級のグラドルだったんですよ(笑)。

―2006年8月8日にレイザーラモンHGさんと結婚して、芸能界を一度引退しているんですよね。

杏奈 そうなんです。ほとんど誰にも知られないまま、ひっそりと(笑)。主人と交際を始めて2ヵ月くらいで写真週刊誌に撮られたんですけど、そのときテレビの出演オファーが殺到したんです。当時の所属事務所の社長は喜んでいたんですが、私は主人の話題でテレビに出るのが恥ずかしくて、どうしてもイヤで…。

今だったら、加藤紗里ちゃんみたいに振る舞えたかもしれないんですけど、あの頃はそういう前例があまりなかったんですよ。だから、そういうオファーはお断りして「結婚も決まっているので引退します」って。未練はなかったですね。

―ちなみにご主人のどこに惹(ひ)かれたんですか?

杏奈 友達の紹介で知り合ったんですけど、正直、全然タイプではなくて。でも、毎晩のように主人からメールが来たんですよ。それまで私から追いかけることが多くて、不幸な恋愛ばかりだったんです。今回は愛される恋愛をしてみようって思って、結果的にそれが正解でした。

一時期、私の月収も主人の最盛期くらいありました

―当時、ご主人は人気絶頂期でしたよね。

杏奈 最盛期で月収1200万円くらいありました。でも、上の子が1歳の誕生日にプロレスの試合でケガをしてしまい、何ヵ月か働けなくなってしまったんですね。そうしたら月収7000円にまで落ち込んで。

とりあえず私がなんとかしなきゃって思い、自分で子供服や美容品のプロデュースを始めたんです。そうしたら石けんや補整下着がヒットして、年商6億円くらいまでに急成長して。一時期、私の月収も主人の最盛期くらいありましたね。

でも、そんなに大それたことをしていないのに実業家って言われるのがイヤになり、今は自分の会社の仕事はセーブしています。家族4人が生活できるくらいの収入があれば十分だし、何より自分のやりたいことをやろうと思って。

―そのなかにグラビアという選択肢があったんですね。

杏奈 そうなんです。昨年、自宅の大掃除をしたときに、グラドル時代のDVDを見返したんですね。やっぱり、その頃は中途半端というか、やらされている感が見え隠れしていて。今だったら、もっといいパフォーマンスができるって思ったんですよ。

―いやぁ、今回のグラビアは確かにフルスイングでした。

杏奈 ふたりの子供がいる人妻だし、巨乳でもないし、需要がなくて今回が最後になるかもしれない。だから全力投球しました。せっかくの機会なので、出し惜しみせず、男性が妄想をかき立てられる写真にしたかったんです。

―いきなりのグラビア復帰で、あれこれ詮索されそうですが…。

杏奈「生活に困ったから脱いだ」とか言われそうですよね。でも違うんです! 逆にお金を払ってでも、脱がせていただきたいくらい(笑)。

だって、撮影日に向かってカラダづくりもできるし、いいことばかりじゃないですか。私、普段すごく食べちゃうんですよ。寝る前に食パンを一斤食べるのが至福の時で。こういった撮影がないと油断して、すぐ太っちゃうんですよね。

主人に「ちょっと出しすぎじゃない?」と心配された

―ブログで加圧トレーニングに励んでいる姿が話題になっていましたね。

杏奈 ネットニュースになったんですけど、「肉がのった体を締め上げている状態は、グラビアファン的にはそそられる姿」と書かれて、すごくうれしかったなぁ。

―え、うれしい?

杏奈 主婦をしていたら、男性に性的な目で見られることってないじゃないですか。いいことなんだけど、お母さんとしてしか見られない。だから「そそられる姿」なんて書いていただけたのは最高のホメ言葉なんです(笑)。

―グラビアを見たご主人の感想が気になります。

杏奈「ちょっと出しすぎじゃない?」って心配されたんですけど、「これが夢だったの!」って言いました(笑)。

―次回はどんなグラビアをやってみたいですか?

杏奈 日活ロマンポルノみたいな雰囲気。普段は清楚(せいそ)な奥さまが、不倫相手と場末感のある場所で乱れる、みたいな。浴衣の帯や、さりげないアイテムで手足を拘束されるのもいいですよね。

私、男性に向けて本気でやりたいんです。「女性にも見てもらいたいです」なんて中途半端なことは言いたくなくて。今後も、どうやったらこんな主婦でも性的な目で見てもらえるかを研究していきたいです!

『週刊プレイボーイ』23号(5月22日発売)では、袋とじ官能グラビア「レイザーラモンHGの美人妻を妖艶撮!!」を掲載!

(取材・文/高篠友一 撮影/熊谷 貫)

■住谷杏奈(SUMITANI ANNNA)1983年2月1日生まれ 北海道出身 身長164㎝○グラビアアイドルとして活動した後、2006年8月にお笑い芸人のレイザーラモンHGと結婚。その後、2児の母になり主婦業に専念。一時期、経済的に厳しくなったが、一念発起して石けんをプロデュース。それが大当たりして、年商6億円の実業家に。そうしたサクセスストーリーのほか、ビジネス論、美ボディの秘密などをつづった著書『ANNA論 -住谷杏奈の人生変えちゃう! 一発逆転の発想法』(創藝社)が発売中!公式ブログhttp://lineblog.me/annasumitani/公式Instagram【@annasumitani】