プロボウリングの世界で"アプローチのアイドル"と呼ばれ、美しすぎるアスリートとして人気なのが本間成美(ほんま・なるみ)だ。
彼女は20歳の頃からプロボウラーを目指し、2014年に24歳でプロデビュー。現在は各大会で活躍するほかメディアにも登場、広く支持されている。
そして、ついに『週刊プレイボーイ』26号のグラビアでは初グラビアに挑戦。ホテルの一室と開放的なプールを背景にアスリートならではの美ボディを披露している。
他のスポーツに比べ、あまり馴染みのないプロボウリングの世界でこんな美女がいたことに驚いた読者の反響は早くも大きく、そこで彼女を直撃。今回のグラビアの裏話からプロボウリングの世界についてまでを聞いた!
―すみません! まさかプロボウラーにこんなキレイな人がいるなんて知らなかったです。
本間 いやいや(照)。ボウリングってTVで放送される機会が少ないし、一般のスポーツに比べたら知名度はまだまだですから。
―確かに、スポーツニュースでもやらないですもんね。
本間 そう。でも、だからびっくりしましたよ。スポーツ選手のグラビアはたまに見かけるけど、まさか自分にお話がくるなんて!
―やっぱり悩みました?
本間 そうですね、正直に言うとかなり。でも新しいことに挑戦してみたかったのでやらせていただきました。
―今回はホテルの一室とプールを舞台とした爽やかなグラビアですが。撮影では緊張しました?
本間 いえ(笑)。むしろ撮影してる間、「おーっ、グラビアだーっ!」って思っちゃいました。
―さすがアスリート、やるとなったら肚が座ってますね。印象的なカットは?
本間 ベッドで撮ったカットです。私、笑顔以外の写真を撮ることなんてなかったので、見せてもらった時、自分じゃないみたいですごく新鮮でした。...でも今回の水着、どれも小さくないですか? 見た瞬間、「え? これ着るの?」って驚きましたよ。
―いやいや(汗)。でも上手に着こなされてセクシーですよ。
本間 だったらいいんですけど。
―指をよく見ると、左手だけネイルしてるんですね。
本間 あ、そうです(両手を見せつつ)。ボールを握るので右手はさすがに無理で。でもネイルしたいんで片方だけしてます(笑)。
―あと髪も茶色で。失礼ながらプロボウラーのイメージが変わりました(笑)。そもそも、なぜプロボウラーに?
本間 元々はエステで働いてたんですよ。でもお店が潰れちゃって。そこでとりあえずってことで近くのボウリング場でバイト始めたんです。そこに可愛いプロの女子選手がいて。その人に憧れて3年くらい練習を重ねてテストを受けました。
AKB48のオーディションに応募したことも...
―テストってどんなことするんですか?
本間 女子は96ゲーム投げ、190アベレージで合格です。
―それはすごい! やはり何年も練習を積んでプロになると。
本間 大体、プロになる人は幼い頃からボウリングをしていることが多いです。私のようにボウリング歴が短くてプロになる方は少ないので珍しがられました。しかも前は今よりもギャルっぽくて派手だったんです。だから「なんだあのコは?」ってよく言われて、浮いてました。
―実際にプロになって、新たな発見もありました?
本間 世間的に、競技としてはあまり知られてないスポーツですけど、それでもやはりプロなんで華やかな部分はありますね。注目してくれる人もいるし。
―華やかといえば、本誌のプロフィール欄にアイドルのオーディションを受けたこともあったと...。
本間 10年以上前なんですけど、AKB48の一期のオーディションに応募したんですよ。書類選考で落ちちゃいましたけど(笑)。
―1期の!? もし受かってたら、前田敦子さんとか高橋みなみさん、板野友美さんらと一緒にステージにいたかも。
本間 いやいや! とんでもないですよ。
―それが今、ボウリング界では「アプローチのアイドル」とも呼ばれているとか。
本間 そう呼んでもらえることは嬉しいですね。
―プロボウラーになって、印象に残ってるゲームはあります?
本間 う~ん。まだそれほど成績は残してないんですけど、2年目の最後の大会の予選で2位だったんですよ。途中までずっとトップで最後、2ピン差で負けちゃったんです。その時はめちゃくちゃ悔しくて、改めて1ピンの重さを感じました。
―なるほど。一方でパーフェクトなんて出るんですか?
本間 何度かあります。
―すごい! というか、プロだから当たり前ですかね。
本間 まぁ皆さん、何度かあるはずですよ。1ゲーム、12連続というのはどこかで運にも左右されるものですけどね。それでも初めて出した時はやっぱり嬉しい~って飛び上がりました。
感情を露わにする人は苦手です
―では、そんなボウリングの魅力ってどこなんですか?
本間 老若男女、気軽に楽しめます。あとストライクやスペアを取ると、みんなとハイタッチしたり...。個人競技にも関わらず、対戦相手を含め、喜びを分かち合える素敵なスポーツです。
―確かにみんなして「イエー!」とか言いながらやりますよね。そういえば2016には正月番組『志村&鶴瓶のあぶない交友録』にご出演されて、志村けんさん、笑福亭鶴瓶さんとボウリングをやったものの1ピンを取れず話題になったそうで。
本間 ありましたね~(笑)。でも言い訳するとボウリングのレーンって何度か投げて読むものなんですよ。だから一投だけで読むのはプロでも難しいんですよね。
―レーンを読むものなんですか?
本間 はい。レーンにはオイルが塗ってあって、投げることでオイルの状態を推測していきます。厚く塗ってあるところは曲がらず、オイルのないところは曲がるんです。
―へー。そういうお話を聞くと見方が変わってきますね。
本間 実は奥深い世界なんですよ。知れば知るほど難しくて面白いですね。
―なんだか、久しぶりにやりたくなりました。ちなみに好きな男性のタイプは?
本間 え~! なんだろう。普段、そんなの聞かれないんで(笑)。そうだなぁ。穏やかな人かな。感情を露(あら)わにする人は苦手ですね。
―では好きになったら告白します?
本間 いや、できないです(笑)。
―アスリートらしく攻めないんですか?
本間 そこは消極的ですね。まぁ波長が合えば、相手から声がかかるかなって結構、気長に考えるタイプです。
―それでは今後の目標は?
本間 やっぱり公式戦で優勝したいですね。これから良い成績を残して後輩に憧れられるようなカッコいいプロボウラーになりたいです。
―実際、一般の方でも本間さんに憧れて、プロボウラーを目指すコもまだまだ出てくるかもしれませんね。
本間 是非そうなりたいです。それに強くて可愛い女性選手は他にもたくさんいるのでもっとボウリングに興味を持ってほしいです。私自身もメディアに出てボウリングの魅力をどんどんアピールしていきたいなと思ってます。
―では、また機会があれば、グラビアにも出ていただけますか?
本間 ご要望があったら是非(笑)。
(取材・文/大野智己、澤里明、撮影/桑島智輝、取材撮影/武田敏将)
●本間成美のグラビアは週刊プレイボーイ26号(6月12日発売)に掲載!!
■本間成美(HONMA NARUMI) 1990年2月3日生まれ 秋田県出身 身長171㎝ 血液型=O型 所属=相模原パークレーンズ 契約メーカー=レジェンドスター株式会社 ○2014年デビュー(47期生)の現役女子プロボウラー。8月の新人戦に向け、練習漬けの毎日を送る彼女の最新情報もチェック!