日本テレビの小熊美香アナが12月18日付で退社することを発表した。
2013年8月に一般男性と結婚し、今年2月に当時担当していた番組『ZIP!』で妊娠を報告。6月16日が最終出社日となり、有給休暇と産休を経て退社する予定だという。
女子アナ評論家の戸部哲也氏は、彼女のことを「悲運の女子アナ」と話す。
「小熊アナは入社時、かなり期待されていたんです。女子アナをアイドル扱いしない日本テレビとしては珍しく、入社2年目に冠番組『小熊のベア部屋』を担当。しかも、そこから派生してアナウンサーユニット『ベアーズ』が結成されました。名前の由来は2009年に誕生したマスコットキャラ『ダベア』からきているんですが、小熊アナの名字にもかけられていた。彼女のためのユニットだったといっても過言ではありません」
ベアーズのメンバーは豪華だった。葉山エレーヌアナ、夏目三久アナ(退社)、上重聡アナ、右松健太アナという華やかな面々。しかし、ベアーズが話題になることはその後、ほとんどなかった。
「順調にいけば、CDデビューまで予定されていたんです。ところが、その直後に夏目アナに関する記事が写真週刊誌をにぎわせ、解散のアナウンスもないままフェードアウト。ベアーズが成功していれば、小熊アナもブレイクしていたと思いますし、今の水卜(みうら)麻美アナくらい人気を博していた可能性もある」(日本テレビ関係者)
再びテレビ業界に戻ってきてくれることを願いたい。