黒船、再来! そんな“強め”のキャッチコピーとともに『週刊プレイボーイ』28号で初グラビア、初表紙を飾ったアンジェラ芽衣(めい)。目指すは、元祖“黒船”のリア・ディゾン超え!
しかし、本人はそんな強気な目標とはかけ離れた引きこもり気質にして、ヘビが大好きな不思議っコでもあり…。まだ誰も知らない新“黒船”のキャラクターに迫る!
■中2のときからリアさんに似てると
―今回が初めての本格的グラビアになるそうですが、自分の写りはどうですか!
アンジェラ(以下、アン) かわいいです! 写真の中の私、実物よりかわいいっ!
―いきなり謙遜(けんそん)ですか(笑)。
アン だって、自分じゃないみたいなんですよ。バニーガールの格好とか、不思議な水着とか、普通に生きてたら絶対着ないような服もコスプレみたいでかわいい(笑)。
―制服を着たカットは、かつてグラビア界の“黒船”といわれた、リア・ディゾンにそっくり。似てるって言われたことは?
アン はい、あります。中2のときからいわれてました。でも、そのときはもうとっくにリアさんがアメリカに帰っていたので、私は知らなくて、携帯でググりました。
―自分に似てると思った?
アン キレイな人だなって思ったんですけど。自分じゃ全然似てると思えなくて(笑)。
―アンジェラはお母さんがフィリピン人で、お父さんが日本人なんだよね。でも、顔立ちはフィリピン人っぽくないよね?
アン それ、よく言われる(笑)。フィリピンって、昔スペインの領土だったことがあるから、“スペイン系フィリピン人”っていう人たちがいっぱいいるそうなんですよ。お母さんもスペイン系なので、東南アジアっぽくはないんです。
―じゃあ、お母さんに似たんだ。
アン いえ、お母さんは割と日本人に近い顔です。私の顔は、どちらかというとお父さんに似てます。
―え? お父さんは日本人だよね?
アン うん、バリバリの秋田県出身(笑)。でも、なぜか外国人っぽい顔をしてるんですよ。私よりお父さんのほうが目鼻立ちがしっかりしてるくらい。
付き添いのつもりで受けたら私だけ受かって……
―もしかして、東北のお父さんの先祖にロシア人もいるのかも……? そういえば、リア・ディゾンも、お父さんが中国系フィリピン人、お母さんがフランス系アメリカ人のハーフですもんね。
アン へー! 結局、どこの人かわからないですね(笑)。
―そうそう。リアもいろんな国の人のいいエッセンスが集まって、絶妙にかわいくなったともいわれてたんだけど、アンジェラも同じかもしれないね。
アン そうなのかな。私もどこの国の人かわからないってよくいわれるんですよ。実際は、埼玉生まれの埼玉育ちで、生まれてから一度も埼玉以外に住んだことがないんですけど(笑)。
■ボールパイソンを2匹飼ってます
―アンジェラは、高校生のときに“関東一可愛い女子高校生”を決めるミスコンでグランプリを受賞したそうだけど。
アン はい。友達から「一緒に受けよう!」って誘われて、付き添いのつもりで受けたら私だけ受かって……。その友達とは、仲がこじれたまま連絡が取れなくなりました(笑)。
―よくある話だけど、切ね~。もともと芸能活動には興味があったの?
アン はい。小学生の頃からずっとモデルになりたいって思ってたんですけど、基本的に引きこもりだから外の世界に出るのが怖かったんです。実は何回かスカウトされたこともあるのに、ぐずぐずして面接に行けなくて。でも、今年の春に今の事務所から声をかけてもらって、すごく親身に話してくれたので、所属することになりました。
―芸能人としてはホヤホヤの新人なわけですが……ツイッターによると、ヘビを飼っているという情報を見かけたんだけど?
アン 飼ってます。ボールパイソン(ニシキヘビの一種)を2匹。このくらいの小さいコたちですよ(と言って両手を1mほど広げる)。
―デカっ! 家の中で飼ってるの?
アン はい。でも最近、部屋から1匹逃げたんですよ! 飼育用のプラスチックケースの鍵は閉まってるのに、ヘビが消えてて、廊下の所々に排泄物が落ちてるんです。もう、わけがわからなくて。
意気込みは……なるべく話題にならないこと
―ミステリーですね…。
アン でも、確実に家の中のどこかにはいるんですよ。たまにお母さんから電話が来て、「今、台所にいた! 早く帰ってきて捕まえて!」とか言われるんです。お母さん、ヘビが苦手だから。でも、私が帰ったときにはどっかに移動しちゃってるんですよ。そんな追いかけっこをして、かれこれ1ヵ月くらいになりますね。
―怖っ!
アン え、ヘビは全然怖くないですよ? かわいいし、おとなしいんです。たまにエサをやろうとしたら噛まれそうになるくらいで。あと、触り心地が本当にヴィトンのお財布に似てます。ザラザラして気持ちいいので、ぜひ一度触ってみてほしいですね。
■臆病だから、話題になるのが怖くて…
―気を取り直して、今後の芸能活動について。「黒船、再来!」というキャッチコピーとともに、今回、初の本格的グラビアに挑戦してもらいましたが、意気込みを教えてください。
アン 意気込みは…なるべく話題にならないこと。
―えっ!?
アン だって、話題になって注目されたら、外に出るのが怖くなるじゃないですか! 私、臆病だから、環境が急に変わるのが怖いんですよ。だから、なるべく話題にしないでください(笑)。
―じゃあ、グラビアも今後は続けたくない?
アン それはやりたいんです! 自分が注目されるためっていうよりは、自分が被写体になっていい作品を作っていきたいんです。写真を撮られることが好きなので、皆さんをビックリさせるようなグラビアにも挑戦したいですね。
―それこそ、ヘビと撮ったり。
アン それ、やりたいっ! あと、アフリカに行ってライオンと撮るとか、カッコよくないですか? でも、噛まれて死ぬのは怖い~(笑)。
●アンジェラ芽衣ちゃんの表紙&巻頭グラビアは『週刊プレイボーイ』28号(6月26日発売)に掲載! 新たな伝説の幕開けをぜひ、ご覧ください!
(取材・文/西中賢治 撮影/Takeo Dec.)
■週刊プレイボーイ28号(6月26日発売)「表紙の美女スペシャル アンジェラ芽衣」より
■史上最速、スピンオフ写真集を6月28日(水)に発売決定! 週プレ PHOTO BOOK アンジェラ芽衣写真集『黒船、再来!』