フジテレビの女子アナの出世枠といわれる「○○パン」シリーズが約3年ぶり復活した。
初代の千野志麻(ちの・しお)アナから数えて10代目MCを務めるのが、局内でもスーパールーキーの呼び声高い久慈暁子アナだ。番組タイトルはもちろん、『クジパン』である。
「局内では賛否両論ありましたよ。正直、2010年放送の『ヤマサキパン』(MCは山﨑夕貴アナ)以降、○○パンとして成功した女子アナがいませんでしたから。
ただ、今は新しい看板アナを育てなくてはならない時期。フジの人気アナは、なんだかんだいってもみんなニックネームがついていた。古くは小島奈津子アナの“なっちゃん”、内田恭子アナの“ウッチー”など。視聴者に親しまれるアナウンサーを生み出したいという願いを込めて『クジパン』をスタートさせることになった。
逆にいえば、それにしかすがることができなかったということでもあるんですが(苦笑)」(同局関係者)
それにしても、なぜ久慈アナに白羽の矢が立ったのか。
「同期の海老原優香アナと比べ、彼女のほうが学生時代からタレント活動をしていたので経験値が高かったからでしょう。ただ、海老原アナは今回の件をかなり怒っているようで…。というのも、『クジパン』が始まることを報道発表で初めて知ったみたいなんですよ。
元々、不仲が噂されていましたが、さらに溝が深まったという話ですよ」(前出・関係者)
同期を押しのけ、スターの道を歩み始めたクジパン。今後の活躍に注目していきたい。