『週刊プレイボーイ』31号で自身初の水着グラビアを披露した今田美桜 『週刊プレイボーイ』31号で自身初の水着グラビアを披露した今田美桜

“福岡で一番かわいい女のコ”として、昨年8月に上京。その後、破竹の勢いで数々のオーディションを突破し、ドラマ『僕たちがやりました』でも話題の今田美桜(いまだ・みお)ちゃんが発売中の『週刊プレイボーイ』31号で自身初の水着グラビアを披露。

今年下半期、最ブレイク候補女優がそのメモリアルな初グラビアでの撮影の裏話から彼女の家族、人となりなど福岡時代のプライベートまで語り尽くしてくれた!

―初めての水着グラビア撮影、お疲れ様でした。改めて感想を聞かせてもらえますか?

今田 ありがとうございました。本当に緊張しました。私、撮影で笑ってって言われることがすごく多いんです。でも今回はカメラマンの桑島智輝さんに「今田さんの素を撮りたい」と言われて。素の自分を見せるのは初めての経験だったのでどうしていいかわからず、緊張して撮影の前日は眠れませんでした。

ただ現場のスタッフの皆さんが緊張している私にとても優しく対応してくださったので、それがなんだか嬉しくって。途中から緊張もほぐれて、撮影が楽しくなりました。写真も素の私が出せたと思います。

―普段から緊張はするほう?

今田 上京する前は緊張しないほうだと思ってたんですけど、東京に出てきて今の事務所になってからは仕事の幅も広がって、いろんな方にお会いする機会も増えたので緊張するようになりましたね。今、ちょうど初めての連続ドラマの撮影をしているんですが、共演者の同世代の女のコと話す時でさえ、何を話せばいいかわからなくなることもあります。

学生の頃はそんなことなかったんですけど、今は変なこと聞いちゃいけないって考えちゃったりして。「好きな食べ物から聞いたら変だよなあ」みたいなことでずっと悩んでます(笑)。元々、ひとつのことをずっと考えちゃう性格っていうのもあって。でも一度撮影が始まってしまえば、そんなことも忘れて今は楽しくお芝居をできています。

―そもそも芸能活動はいつから始められたんですか?

今田 高校2年生の頃に福岡のモデル事務所にスカウトされたのがきっかけです。ただ、両親が厳しかったので、学生の頃は芸能活動よりも学業優先だったんです。だからオーディションとかもしばらくは受けられませんでした。

でもその事務所に入ってから1年くらい経ってからどうしても受けたい CMのオーディションがあって。両親にその気持ちを伝えて、初めて受けることになって、結果そのお仕事もいただけることになって。それがひとつの転機だったと思います。そのCMがTVで流れているのを見たあたりから反対していた両親もちょっとずつ認めてくれるようになりましたし。私の知らないところで録画してたり、ポスターを買ってくれていたりもして。それは嬉しかったですし、もっとこの道で頑張っていきたいなと思うようになりました。

―やっぱり、ご両親に反対されていたのはツラいですよね。

今田 お父さんはすごく真面目で頑固なサラリーマンで心配性なんです。スカウトされた時もいろんな人に事務所の評判を聞いたり、ネットで情報を調べてたりして簡単には認めてくれなくて。たぶん、高校を卒業したら大学に行って、普通に福岡で就職してもらいたかったんだと思います。

お母さんとも上京する時に大喧嘩をしましたし(笑)。やっぱり真面目で厳しい人で、小さい頃から箸の持ち方や女性としてのあり方など生活に関わることは厳しく教えられましたし。私が芸能界で活動していくこと、東京でひとり暮らしをすることが心配だったんだと思います。

―大喧嘩ですか。でも今ではご両親も応援してくれて?

今田 誰よりも私のことを応援してくれています。高校を卒業してから、オーディションを受けるために福岡と東京をひとりで何度も往復しているのを見ているうちに認めてくれるようになったんだと思います。やっぱり心配はしてくれているみたいで、毎日のように電話がかかってきますし、お母さんはいつも私に「あなたの戻って来る部屋はいつも開けて待っているよ」って言ってくれます(笑)。そういうのが心の支えにもなっているんですが。

キレイって言われるとすぐ喜んじゃいます

―今田さんの熱意に負けた部分もあるんでしょうね。そこまで強い気持ちで女優をめざしたいと思ったのはなぜ…?

今田 まだまだ思うようにはできていませんが、お芝居をすることで演じる役の人となりを自分なりに考えて、それを演じることが楽しいんです。福岡の事務所に所属していたころはモデルとしての活動が多かったんですけど、今の事務所にうつってから少しずつワークショップや映画・CM のオーディションでお芝居をする機会が増えて、その楽しさに惹かれましたね。

―では、目標にしている女優さんなどは?

今田 満島ひかりさんのようなコメディからシリアスな役まで芝居の振り幅がある役者さんになりたいと思っています。満島さんはどんな役柄でも演じられるので、作品を見ているだけだと本当はどういう人なのかがわからない。そこがとてもミステリアスで魅力的だなと思います。

―今田さんにもそんな雰囲気を感じましたけどね。いろんな表情があって…。ちなみに “福岡で一番かわいい”というキャッチコピーですが、自分ではどうですか?

今田 かわいいって言われるのは、単純にすごく嬉しいです。けど、福岡にはもっとかわいいコもたくさんいたからなあ、って思っちゃったりしますけどね(笑)。あと、最近はキレイって言われるとすぐ喜んじゃいます。元々、童顔なので、キレイな大人っぽい女性にすごく憧れがあるんです。大人の女性になりたい願望じゃないですけど。長澤まさみさんみたいな自然に色気が出せる女優さんにも将来なりたいなと思って。

以前受けた映画のオーディションでは、監督から「その役を演じるには顔が幼いから」と言われて落ちてしまって。そこを自分の演技力でカバーできなったんだなと思い、すごく悔しかったという経験もありますし。

―なるほど。負けず嫌いな一面も?

今田 お仕事に対してはそうですね。オーディションが終わったあととかにセリフや表情を振り返って反省するんですが、うまくお芝居ができなかった時は悔しくて泣いたりすることもあります。

―でも、お仕事以外では違うんですか?

今田 はい、あまりないです。このお仕事を始めるまで、こんなに負けず嫌いだということも知らなかったです。今は現場に行ってお勉強したいことがたくさんあるし、当たり前ですけどオーディションに落ちたら、役を演じることもお芝居もできないじゃないですか。それが悲しいんです。そのチャンスを逃したくないと今は思うようになりました。

これからもひとつひとつ、自分に与えられた仕事に全力で応えられるよう頑張っていきたいです。

(撮影/桑島智輝)

■今田美桜(IMADA MIO) 1997年3月5日生まれ 福岡県出身 身長157㎝ B86 W58 H83 特技=博多弁の早口言葉 ○「福岡で一番かわいい女のコ」として4月に『サンケイスポーツ』で紹介され話題に。『僕たちがやりました』(毎週火曜21:00~カンテレ・フジテレビ系)に星野真美役としてレギュラー出演。『ビットワールド』(NHK Eテレ、毎週金曜18:20~)レギュラー出演中。アサヒ「ワンダ」のCMでは劇団ひとりの愛娘役として出演中。最新情報は公式ホームページで。公式Instagramも 【@imd_mio】

今田美桜のグラビアは『週刊プレイボーイ』31号(7月15日発売)に掲載! 

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