2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催3年前となる7月24日、埼玉県さいたま市でオリンピックフラッグツアーの歓迎イベント「埼玉でも開催! 3年前イベント~みんなのTokyo2020 3Years to Go!~」が開催された。
埼玉はバスケットボールやサッカーなどオリンピックで4競技、パラリンピックで1競技が行なわれるため、イベントに登壇した上田清司県知事も「オールジャパン、オール埼玉で応援していきたい」と宣言。
その意気込みを表すかのように、この日はリオデジャネイロ五輪体操団体で金メダルを獲得した加藤凌平選手や元サッカー日本代表・鈴木啓太、田中マルクス闘莉王など、埼玉に縁のあるアスリートが「SAITAMA PRIDEスペシャルアンバサダー」として集結。
さらに、そのトップアスリートに並んで登場したのが、“神スイング”で時の人となったグラビアアイドル・稲村亜美と筋肉アイドルとしてプロレスでも活躍しTVや雑誌に引っ張りだこの才木玲佳だ。
女子プロ野球チーム・埼玉アストライアの公認“神サポーター”として活動する稲村と、埼玉出身で成人式もさいたまスーパーアリーナで行なったという才木は「SAITAMA PRAIDEスペシャルPRサポーター」に就任。
イベントでは、才木がサッカーのリフティングに挑戦。ウォーミングアップとしてMCからダンベルを用意されると何度かダンベルを持ち上げ、腕の筋肉をアピールすると会場も大盛り上がり。そして「これ、(リフティング)関係ないですよね!」という予定調和のノリツッコミにも優しい埼玉の観客らは大爆笑。ちなみにメインのリフティングはわずか2回だったため、2020年には才木と稲村で合わせて22回できるようにすると誓った。
一方の稲村はサッカーと同じく埼玉で行なわれるゴルフの“神スイング”を披露。昨年からゴルフ番組のアシスタントを務めており「スコアは悪いんです、楽しむゴルフをしているので」と恐縮しつつも綺麗なスイングに観客も驚き。「(スイングの)見た目だけはいいんです」と照れ笑いしていると、MCから「では、バットでも…」と勧められ、本家の神スイングをすることに。豪快なスイングでさらに会場を沸かせた。
初めて話したふたりを直撃!
オリンピック・パラリンピックを目指し、埼玉という大舞台での活動をすることになったふたり。週プレNEWSでは、イベント後にその意気込みを聞いた。
―今日はお疲れ様でした。同じスポーツ女子なのにおふたりが揃(そろ)うのもなかなか珍しいなと思い、見ていました。
稲村 そうですね。確かスポーツ番組で2回だけだと思います。
才木 その時もあんまり現場で一緒じゃなかったので、ちゃんと話したのは今日が初めてです。
―そうなんですね。それぞれの印象はどうでしたか?
稲村 やっぱり筋肉がすごいので、相当、努力されてるんだろうな、本物のアスリートだなと思いました。
才木 いやいや、そんな…亜美ちゃんも鍛えてるんじゃないの?
稲村 ストレッチとかはしてるんですけど、あまり筋トレはできていないので、才木さんを見習わなきゃなって。
才木 私は生で“神スイング”を初めて見させてもらって、すごくカッコよかったです。それから私より3つ下なのに大人っぽいし、しっかりしてるし、ハキハキしてるし礼儀正しいし、こうやって一緒になる機会があってよかったです。
―べた褒めですね(笑)。今回、「SAITAMA PRAIDEスペシャルPRサポーター」として東京オリンピック・パラリンピックに関わるわけですが、プレッシャーは?
稲村 プレッシャーというより、オリンピックに少しでも関わりたいなって思ってたので今日はすごい楽しかったです。私にとってスタートですね。これからもっと勉強しなきゃって思いました。
才木 私は埼玉県民として初めてのお仕事で、しかもこんな大きな仕事なので率直にびっくりしました。さいたまスーパーアリーナはプロレスの試合をやったり、射撃の会場になってる朝霞市は友達が住んでいたりと、馴染みのある会場ばかりなのですごく誇りに思ってます。
―まだ早いですが注目している選手は? ちなみに野球・ソフトボールは埼玉ではなく、福島ですけど…。
稲村 それは別で観に行きます(笑)。ソフトボールはやっぱり今35歳でも頑張ってオリンピック出場を目指していらっしゃる上野由岐子選手を応援したいですね。野球は、いっぱいいすぎてわからないです(笑)。
才木 まだ3年後だからな~。誰が出るか決まってないし。でも女子バスケが前回のオリンピックでベスト8に残って強くなっているらしいんですよ。だから埼玉出身でホープとして活躍している渡嘉敷来夢(とかしきらむ)選手は注目しています。
―なるほど。今日はありがとうございました! おふたりも3年間、頑張ってください!
(取材・文/鯨井隆正)