4日連続で行なわれた「東京アイドルフェスティバル2017」は例年以上の盛り上がりを見せた!

今年も例年以上に盛り上がった東京アイドルフェスティバル2017(以下、TIF)。

8月4日~6日の各日を総力レポートした全3回に引き続き、今年もやります! 「週プレTIF大好き取材班」のメンバー(4人)がそれぞれ選んだMVPチームと、この3日間で見つけた「キラキラ美少女ベスト3」を発表!(※あくまで個人の感想です!)

さぁ、自己満足でもご容赦を! レディ~ファイッ!!!!

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篠本634(ライター)著書に『AKB48ヒストリー~研究生公式教本~』『乃木坂46物語』(集英社)『HKT48成長記 腐ったら、負け』(角川春樹事務所)など。週プレ本誌にてアイドルグループのグラビアを担当。

【MVPチーム】東京女子流3年ぶりにTIFに帰ってきた彼女たち。きっと今まで「アーティスト宣言中」に得た経験も、新たに生まれた曲もいっぱいあった。しかしそれらの曲をギュッと抑えて、“あの頃”の自分たちを今の自分たちで表現してくれた。また、最終日のSMILE GARDENで見せつけた“パワー”……『おんなじキモチ』で泣いたのは内緒です。

【美少女ベスト3】

●熊澤風花(くまざわ・ふうか)【Task have Fun】

中学生でありながら完成したビジュアル。そして中身は転生した熟女なのではないかと思うくらいに、自分をどう見せれば魅力的なのかを知り尽くしたスーパー女子中学生です。自身がアイドル大好きなので、頭の中の「大脳アイドル皮質」が発達しているのでしょう。それにしても汗をかいても、くしゃっとしても美しい。最強です。

●miyu(みゆ)【amiinA】

amiinA、最高でした。彼女たちが持つ革命感。孤高感。マテリアル感。イノセンス感。もう…何も言えません。ふたりとも最高だったんですが、miyuさんの幼さの中に、ふと現れるふわっとした笑顔にヤラれました。彼女の声と笑顔を見ていたら、信じてみたくなりました。少女が世界を革命する力を!

●柊宇咲(ひいらぎ・うさ)【原宿物語】

ステージを見た瞬間に目を奪われました。その必死で歌う姿。そして時おり見せる大人っぽい視線。そして圧倒的なオーラ。これだけの美貌を持ちながら、まだ14歳(!)…あり得ません! 今の時点でここまでの逸材感。数年で「100年にひとりの逸材」である新日本プロレスの棚橋弘至選手を越える存在になりますよ!

AKB48の記事を担当するライターが選ぶのは!?

関根弘康(ライター)週プレを中心に活動するアイドル&鉄道ライター。本誌では多くのAKB48関連の記事を担当。主な著書に『SKE48 オフィシャルヒストリーブック まだ、夢の途中』など。Google+の「週プレ関根氏」でもお馴染み。

【MVPチーム】HKT48チェアマンを務めた指原莉乃さん。正直、今年はHKT48としては、彼女の顔にドロを塗るわけにはいかないから、かなり気合いが入っていました。すごかった! TIF2日目の昼は若手中心メンバーで攻め、夜は完全な横綱相撲。経験値もあり、さらに若手も戦えるメンバーが揃っていました。やっぱりライブはHKTですね!

【美少女ベスト3】

●佐々木舞香(ささき・まいか)【=LOVE】

=LOVEは正直、みんな可愛いです。センター候補がゴロゴロしています。その中でも髙松瞳と佐々木舞香は素晴らしいです。でも、実際のパフォーマンスを自分の目で見たら、佐々木さんの印象が思っていたのと違ったんです。想像の上をいっていた。あと…もう個人的好みというのもあります。カワイイです!

●石田千穂(いしだ・ちほ)【STU48】

正直、彼女については完全にノーマークでした。当然、センターの瀧野由美子さんを中心に見ていたんです。でも、ライブ中、石田さんで視線がぽーんと止まってしまった。小さくて可愛くて、ふわっとしていて。心温まる優しい空気をパフォーマンス中になぜか感じてしまったんです。ステージを観て優しさが伝わるなんて、そんなコいませんよ!

●ミミミユ(みみみゆ)【MIGUMA SHELTER】

恥ずかしい話、今回、初めて知りました。撮影中、「アレ? あのピンクのツインテール…可愛くないか?」と釘付けになってしまいました。正直、彼女がこの先どうなっていくのかはわかりません。名前も「ミミミユって、なんじゃそりゃ?」と思いました。でもそう思いながら「ちょっと面白えな…」と心が疼(うず)き始めています。

アイドルの漫画やイラストを執筆する漫画家が選ぶのは!?

まみやけい(漫画家)アイドル関連の漫画やイラストを執筆。雑誌媒体を中心に活動中。現在、『Top Yell』で“問題作”『新生アイドル研究会BiSのアイドル失格。』を連載中。

【MVPチーム】GANG PARADE初日にHEAT GARAGEでのライブが素晴らしかったです。本人たちは「Zeppに立つ!」ということで相当気合いが入っていたと思います。新体制で挑んだステージ。一体感と迫力がすごかった。胸にジーンとくる感じが、すべてのグループの中で一番ありました。正直、過去のギャンパレのライブの中でも一番でした!

【美少女ベスト3】

●アヤ・エイトプリンス(あや・えいとぷりんす)【GANG PARADE】

キリッとした美人で、歌がパワフルなところがスゴくカッコよい。性格が前向きで、笑顔がダイナミックなところも好きですね。TIFでもその持ち味が出ていて輝いていたと思います。自分が漫画のヒロインで描きたくなるようなキャラクターなんですよね。中身がちょっと三枚目なところとか(笑)。

●セイセイ(せいせい)【MIGUMA SHELTER】

黒髪ロングで衣装も黒。顔立ちが美しい美人。初めて見た時にびっくりしたんです。「こんな感じのコが入るんだ!?」って。激しいダンスでも、長い髪がさらっさらで全然乱れない。現場で見てもらいさえすれば、誰でもわかります。セイセイのすごさを。いろんな人に知ってもらいたいなっていうのがあったりして選びました。

●空野青空【そらの・あおぞら】

今回、初めてパフォーマンスを観たんですが、トークが上手い。「ガンダムUC(ユニコーン)」の普通じゃついていけないような、かなりマニアックな話をしていて(笑)。惹かれちゃいましたね。それに、久々に意識の高いソロアイドルが出てきたなっていう。そういう意味では、現・桃色革命の小桃音まいさんの再来を感じました。

“現場派”カメラマンが選ぶのは!?

武田敏将(カメラマン)様々なアイドルの現場に通い、その目と足で追いかける“現場派”カメラマン。「カメラを覗いていて、“ホンモノ”と出会った瞬間、レンズが勝手に引き寄せられる」という名言を持つ。

【MVPチーム】こぶしファクトリー今、ハロプロって大変じゃないですか。℃?uteというレジェンドグループが解散して、嗣永桃子さんもいなくなった。そんな中、大きな自覚と実力をしっかり持ったんだな、ということが伝わってきました。そして、どのグループよりも全力でした。磨き上げた力は感動を呼ぶんです! ハロプロの看板、しっかりと背負っていました!

【美少女ベスト3】

●髙松瞳(たかまつ・ひとみ)【=LOVE】

実は、TIFが始まる前、週刊プレイボーイの8月31日発売号で=LOVEを撮影したんです。その時の髙松さんを見て…偉そうですみませんが「このコ、大丈夫なのかな?」という不安があったんです。でもステージでは…すごかった。アイドルになっていました。普通の女子がアイドルになった、その成長っぷりにヤラれましたね。

●亜桜(あさくら)しおん【26時のマスカレイド】

メインステージ争奪戦で優勝し、HOT STAGEでのライブでのこと。ある瞬間、彼女が顔を上げた時にたまたまアップで抜いていたんですが、その時、目の前に広がるいっぱいの客席を見てポロリと涙をこぼしたんです。その美しい喜びの涙と彼女のピュアさに感動してしまって。あの涙を見れたことがTIF一番の思い出です。

●岸本(きしもと)ゆめの【つばきファクトリー】

彼女はHOT STAGEでのライブ中に「このTIFの中で私が一番輝きたい」って言っていたんです。そうやって自分にプレッシャーをかけていましたが、本当に光っていました。「ここが一番熱いステージにするぞ!」っていうグループはいますが「私が一番輝きたい!」と叫べるコって普通いません。その強さと実行力が最高でした!

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読んでいただいた皆さん、今年もお付き合い、ありがとうございました。

さぁ、それぞれに今年のTIFの「MVP」と「キラキラ美少女」を決めましたか? まだの方はすぐに決めてください! そしてSNSで発表してもいい、その場で叫んでもいい!(あ、周囲のご迷惑にならないよう…)

もしかしたらそのアイドルたちの耳にも届くかもしれません…。そして、また来年お会いしましょう!

(取材・文/TIF大好き取材班 撮影/武田敏将・関根弘康・アオキユウ)