かつて一時代を築いた女子アナが、またひとり、テレビ局を去ることになった。
テレビ東京・大橋未歩アナが12月上旬に退社することを発表したのだ。
「彼女は同局で初の“全国的スターアナ”だった」と話すのは、女子アナ評論家の戸部哲也氏。
「テレ東は民放キー局のなかで最も系列局が少なく、他局の女子アナと比べるとどうしても知名度が劣ってしまう。そんななか、彼女は類いまれなタレント性を発揮して、スターへの階段を上っていった。現在、看板アナとして活躍する大江麻理子アナや狩野恵里アナがブレイクできたのも、大橋アナが先鞭(せんべん)をつけたからこそなんです」(戸部氏)
彼女が全国的な人気を獲得するようになったのは、東京スポーツの「巨乳アナ番付」で横綱に輝いたことが大きかったという。
「入社3年頃に取り上げられたのですが、当時彼女は上司からことあるごとに『おまえは、東スポさんに育てられたんだぞ』と言われていた。それを聞いて、彼女は『なんて最低な会社なんだ』と思ったらしい(笑)」(同局局員)
その後、彼女は深夜番組『やりすぎコージー』『極嬢ヂカラ』などで赤裸々トークを繰り広げ、独自のポジションを築いていった。
「共演者に芸人が多く、下ネタにも正面から応じていました。そうした発言が週刊誌に取り上げられることも多く、ますます知名度と人気が上がっていった」(同局局員)
再び第一線に戻ってきてくれることを願いたい!