「やっぱり『インスタ映え』!」という詩織ちゃん

神保町☆女子大生Cafe」第69回。現役女子大生たちが、旬で話題の流行りネタについて言いたい放題のから騒ぎしちゃいます!

11月9日、毎年その1年で流行ったワードを決める「2017年ユーキャン新語・流行語大賞」の対象候補が発表されました。ノミネートされているのは、「忖度(そんたく)」「プレミアムフライデー」「空前絶後の」「けものフレンズ」「AIスピーカー」など聞き慣れたものから、そんなのあったっけ?という人もいそうな30語。

そこで今回は、ノミネートされたワードをもとに「JDたちが選ぶ今年の流行語」を調査。世間では「忖度」が大賞候補とのことですが、JDたちの中で流行った言葉、彼女たちが注目したワードは…? 自分たちの周りでよく使われたワードについても聞いてみました!

「私の中での流行語は、やっぱり『インスタ映え』! カフェへ行くと、インスタ映えするように角度に気をつけて撮ったり、インスタ映えしそうなスポットをネットで見つけて撮りに行ったりもしていました! やっぱりインスタ映えを狙ったものは“いいね”もたくさん付くからとても嬉しいので、つい狙いにいっちゃいます」(詩織ちゃん・昭和女子大学1年・19歳)

「今年の流行語といえば『フォトジェニック』かなと思います。私も友達と遊ぶ時には、とりあえずおしゃれなカフェやカワイいものなどを探しています。そして、撮ったら加工して即インスタにアップ! 私の周りのコは、カメラアプリや撮影アイテムにもこだわってます」(成海ちゃん・桜美林大学2年・20歳)

「私たちの周りでは、出てきた瞬間に話題になった『熱盛』です(笑)。わたしは報道ステーションを見ていなくてあまりよくわかっていなかったのですが、YouTubeで見たらハマってしまい、いつの間にか口癖になってしまいました(笑)」(奈都美ちゃん・東京家政大学1年・18歳)

「今年の流行語は、ブルゾンちえみさんの『35億』だと思います。ブレイクしてから毎日のようにTVに出ていたし、一緒に組んでいるwithBもアイドル並みの歓声を受けていて注目されていました! ハロウィンのコスプレでもブルゾンちえみさんの仮装をしている人が多かったです」(舞央ちゃん・中央大学2年・21歳)

「今年の流行語は『ひふみん』がいい! 正直、今まで将棋のことは全然詳しくありませんでした。でも、ひふみんの愛くるしいキャラクターがツボで、将棋のことも興味を持つようになりました。バラエティーやCMにもたくさん出ていて、存在感がすごいなと思います。会話にならない感じとかもほんとに面白いので、自分のおじいちゃんになってもらいたい(笑)」(桃萌歌ちゃん・立教大学1年・19歳)

この略し方、意味がわからない?

「今年の流行語には、『ちーがーうーだーろー!』が選ばれると思う(笑)。出来事としてはよくないことだったけれど、TVやネットニュースで報道されたり、新しい録音とかが出てくるたびネタにとして楽しんでしまいました(笑)。豊田真由子さんは選挙ではダメだったけれど、認知度としてはとても高かったし選ばれると思います!」(美香ちゃん・東洋大学1年・19歳)

「本当によく聞いたと思うのは、『インスタ映え』! どこかお店に行こうと思ったら、インスタ映えを必ず意識していました。お店以外にも、出かける場所や風景などもインスタ映えを考えながら写真を撮っているコが多い気がします。道を歩いてても、インスタ映えのために置いてあるものがあったりして、お店のお客さんを呼ぶ戦略が変わった気がします!」(綾佳ちゃん・専修大学1年・18歳)

「私の周りで流行っていたのは『ハンドスピナー』です。わたしの弟が3つ持っていて、ずっと回しながら勉強していました!(笑) バイト先の休憩室でも回している人をよく見かけたので、男の人はひとりひとつ持っているのではないかと思いました」(美波ちゃん・実践女子大学2年・20歳)

「流行語にノミネートされている『ユーチューバー』は、以前から流行していたイメージでした! ですが、今までと違って今年感じたのは、読モがユーチューバーもやって、さらに有名になっているのが多いかな、ということです。面白さにルックスの良さが相まって、従来の面白いだけのユーチューバーに勝っていると思います」(美帆ちゃん・青山学院大学1年・20歳)

「私の周りの友だちでは、“マジ!?”を『マ!?』って略すことが流行ってます(笑)。あと、“了解”は『り』、“はい”は『は』って言う。LINEでのやりとりがスムーズになるから便利なんだけど、お母さんやバイト先の人に送ったら、意味がわからないと言われてしまいました。この略し方、もっと流行ればいいのになー」(聖華・大妻女子大学3年・21歳)

意外と意見がバラけていたことに驚きもあるでしょうか? 例年に比べて、トレンドの言葉や人が多かったのかもしれませんが、これ!というものがなかったとも言えるでしょうかね。さて、選考委員会の方々はどの言葉を選ぶのでしょうか。大賞は12月1日に発表される予定です!

(取材協力/株式会社KIRINZ)