次世代女優として期待のかかる柳美稀特撮ＴＶドラマ『動物戦隊ジュウオウジャー』のセラ役に抜擢され、女優デビューした柳美稀（２０）が発売中の『週刊プレイボーイ』５１号のグラビアに登場、話題を呼んでいる。
タイトルは『正統派！？の太眉ちゃん』――スラリとした肢体を披露しつつ、眩しすぎる笑顔とともに美肌や美眉までを撮影。稀代の美少女っぷりが鮮やかに写真に収められている。
最近はドラマ『ふたりのモノローグ』や『さくらの親子丼』で髪を金髪や茶髪に変え、ギャルからヤンキーまでを熱演。そんな次世代女優として期待のかかる彼女に今回のグラビアについて、さらに演技への意気込み、プライベートも聞いた！
―今回のグラビア、かなり楽しそうですね。ほぼ全てが笑顔のカットじゃないですか（笑）。
柳 うふふふ。本当に楽しかったんですよね。今回、スタッフさんが全員女性で、現場が女子会みたいな雰囲気で。もう、ず～っと喋ってました！ 知らない人が現場にいたら、怒りたくなるほどうるさかったんじゃないかな。
―そんなに！ タイトルが「正統派！？の太眉ちゃん」ですけど、思わず「ちゃん」付けしたくなるほど、太眉が可愛らしいですね。
柳 ありがとうございます。でも太眉は昔、ずっとコンプレックスでしたけどね。いつも前髪で隠してたし。今は自分のチャームポイントです。
―１枚だけ真顔のカットがありますが、これはまたひときわ美しいというか…。
柳 昔から「黙ってれば可愛いのに」って言われます（笑）。いつもギャーギャー騒いでますから。ギャップ萌えってやつですかね。
―自分で言いますか（笑）。このグラビアでは髪の毛が茶色に染まってますけど、秋にオンエアされたドラマ『ふたりのモノローグ』では、もっと明るい金髪に染めて話題になってました。
柳 ギャルの役だったんですけど、最初はカツラの予定だったんです。でも自分から染めたいって言ってやりました。私、髪の量が多いから、被ると頭から浮いて不自然に見えるし、あと昔から髪を染めてみたかったんです。ＯＫが出た時はめっちゃ嬉しくって。ワクワクして美容院に行きました。
―とはいえ金髪でしょ？ 周りはびっくりしたのでは…。
柳 「どうしたの？」ってめちゃくちゃ聞かれました。お母さんからは「事務所に反抗でもしてるの？」なんて言われたり（笑）。
―ですよね。何があったのかなって思いますよ。
柳 自分でも最初、鏡を見た時はびっくりしちゃって。美容院の帰り道は恥ずかしいから目立たないよう髪をまとめたし。
女優って面白いな！と思いました
―その直後のドラマ『さくらの親子丼』ではヤンキー役を演じて今度は茶髪にしましたよね。
柳 あの時はピンクを少し入れてたんです。すごく気に入ってたんですよね～。だけど残念なことにすぐに色落ちしちゃって。でも、髪の毛の色をまた変えられたんで気分も変わったし、おかげで楽しくやれました。
―どちらも『動物戦隊ジュウオウジャー』でセラ役を演った直後ですよね。正義の味方がギャルやヤンキーって（笑）。
柳 あははは。全然「違うじゃん」ってよく言われました。でも正義は後輩の『宇宙戦隊キュウレンジャー』に任せたので（笑）。
―お芝居も激しかったですよね。睨みつけたり、叫んだりとか。あまりの熱演に普段から悪いコなの？って思われちゃうかも。
柳 ヤンキーか！？ってよく言われるけど、すごいいいコです（笑）。それこそセラはクールなコだったんで、あまり感情を表に出さなかったんですよ。でも、それとは変わってとことんやろうって振り切りました。「ここで振り向いた瞬間、ニヤッとしたほうが凄みが出ていいんじゃないですか？」とか自分からも監督に提案もしましたし。
―へー、昔からそんなに積極的なタイプだったんですか？
柳 いや、全く。そもそも人前に出ること自体、嫌いでしたからね。学生の頃なんて授業で手を挙げることすらしなかったし。やっぱり金髪にした影響は大きいかもしれないです。黙ってても目立っちゃいますからね。それで人目が気にならなくて開放的になったのかも。
あと髪の色を変えて別人になりきれるなんて、女優って面白いな！と思ったし。自分でも変わったな～と。
―これはますます賑やかなキャラになりそうですね（笑）。今年の夏には２０歳になったということで。何か変化はありました？
柳 いや、全くないですね。なぜか「お酒は慣れてるんでしょ」みたいに言われるけど（笑）、全く飲まないし、特別なところに行ったワケでもないし。本当はもっとガラッと変わるものだと思ってたんですけど。大人になった実感はきっとこれからですよ！
私、モテないんで…
―では２０歳に限らず、最近何かハマってるものはあります？
柳 う～ん、なんだろう。そういえばヘルシー志向になったんで自炊はよくするようになりましたね。最近だと豆腐のグラタンにアヒージョ、チーズリゾット、あと里芋の煮っころがしとか作ったし。
―素敵ですね。でも今ひとり暮らしなんですよね。ご飯をひとりで食べるのは寂しいのでは…それこそ彼氏がいたらいいな、なんて。
柳 あははは。そういうことは思わないわけじゃないけど、私、モテないんで。昔から周りは女のコばかりで「（柳さんが）男だったら良かったのに～」って言われちゃうタイプだったし（笑）。
―いやいや、モテないことはないでしょ～。以前の取材では趣味が合う男性がタイプだって言ってましたけど、そこは？
柳 変わらないですね。海とゲームが好きなんで、両方好きな人がいたら。あと私、典型的なＢ型でマイペースだから、合わせてくれる人がいいかな。
―年上の、おおらかな人とかね。
柳 そうそう。でもおおらかな人って、爆発したら怖いから、ある程度は普段から厳しいことを言ってくれるくらいがいいですけど。
―細かい！ 本当にマイペースです（笑）。では今後の目標は？
柳 オンリーワンな女優さんになりたいですね。かっこいいお芝居もやれば、コメディもできる。ひとつのイメージにとらわれず、まるで違ったお芝居をやれるのが理想です。あとは…また髪の毛を染めたいです。金髪と茶髪をやったので、次は紫色なんていいですね（笑）。これからももっともっと振り切って、いろんな人を楽しませていきたいです！
（取材・文／大野智己、撮影／田口まき、取材撮影／石川耕三）
■柳 美稀（ＹＡＮＡＧＩ ＭＩＫＩ）１９９７年８月２４日生まれ 大阪府出身 身長１６７㎝ Ｂ８０ Ｗ５９ Ｈ８２ 血液型＝Ｂ型 ○ファッション誌『ｍｉｎｉ』のレギュラーモデル。ネット配信ドラマ『ふたりモノローグ』（ＡｂｅｍａＴＶ）で初のＷ主演に抜擢され話題に。『さくらの親子丼』（東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜２３：４０～）にも出演。公式Ｔｗｉｔｔｅｒ【＠yanagi_miki_】