現在放送中のドラマ『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』で自身初の主演を務めている、桜田ひよりちゃん。
2014年の『明日、ママがいない』では子役として絶賛された芦田愛菜ちゃんにも引けを取らない好演で注目され、今年は映画『東京喰種トーキョーグール』でも強い印象を残した、次世代女優の筆頭だ。
そんなひよりちゃんが女優を目指したのは、なんと5歳の時! 「女優以外の職業を考えたことがないです」という彼女の“女優魂”に迫った。
―早速ですが、5歳の頃に女優を目指したきっかけは?
桜田 お母さんと一緒に『相棒』を観ていた時、「これ、やりたい」って言ったそうです(笑)。その頃、再放送でやっていた『相棒』を毎日のように観てたんですよ。
―幼な心にも「右京さんみたいにカッコよく犯人を捕まえたい!」と思ってたんですかね。
桜田 いえ、特にどんな役をやりたいとか考えてなかったと思います(笑)。ただ、「『おはスタ』に出たい」とかじゃなく、なぜか「ドラマに出たい」って思ってたんですよね。幼稚園の卒業アルバムにも「将来の夢は女優」みたいなことを書いてました。
―その年齡で目標が定まってたなんて! 桜田さんの特技は「すぐに泣けること」だそうですが?
桜田 はい。特に小さい頃はものすごく早かったですね。どれくらいの時間で泣けるか、お母さんと測ったことがあるんですけど、ベストタイムは3秒でした。
―早っ!
桜田 でも、早く泣けるかどうかはその日の体調によるんです。体が元気で絶好調な時は、すぐに鼻が“ツンっ”としてきて、涙が出ますね。逆に、調子が悪い時はいつまでたってもツンとしないんですよ。たぶん、体調が良くないと演技に入り込めないんだと思うので、いつでも体調は万全にしておくよう心がけています。
―そんな特技があったら、嘘泣きして他人をだましたりも…?
桜田 しません!(笑) ただ、元々、涙もろいので、ドラマとか映画を観てよく泣いてます。
めちゃくちゃいいコの役がやってみたい(笑)
―ちなみに、自分が出ているドラマや映画はどんな感覚で観てるんですか?
桜田 「あー、私、出てるなー」って感じ(笑)。なんか、他人事みたいな感覚なんですよね。でも、撮影した時のことは記憶に残ってるので「あのカット使われなかったんだ。尺が足りなかったのかな」みたいなことは考えます。
―芸歴が長いだけあって現実的ですね(笑)。現在、中学3年生ですが、学校の授業では技術が好きなんですよね?
桜田 はい。手先が器用みたいで、何か作るのが大好きなんです。ハンダゴテを使ってラジオを組み立てたり、本棚を作ったりする実習で一番いい評価をもらいました。
―じゃあ料理も得意?
桜田 料理はダメなんですよね~(笑)。明後日、調理実習でフルーツゼリーを作るんですけど、どうしようって今から焦ってます。私はスイーツよりノコギリのほうが好きです!
―技術系女子ですね(笑)。さて、年が明けたばかりなので、今年の抱負を教えていただけますか?
桜田 今年はJKになるので、同世代のコがたくさん出る学園モノに出たいです。それで、みんなに愛される、めちゃくちゃいいコの役がやってみたい(笑)。
プライベートでは、新しい趣味を見つけたいですね。さっきは料理が苦手って言いましたけど、お菓子作りも学んで「趣味はスイーツ作りです♪」みたいな女子っぽいことも言えるようになりたいです!
(取材・文/西中賢治 撮影/栗山秀作)
■桜田ひより(SAKURADA HIYORI) 2002年12月19日生まれ 千葉県出身 身長158cm ◯ドラマ『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』で初主演。同作の映画が1月20日(土)に公開予定
●桜田ひよりちゃんはじめ、8人の美少女が登場する特集「次世代美少女2018」は、『週刊プレイボーイ』2018年3・4合併号(1月4日発売)に掲載!