現在、YouTubeで公開されている「JKのLINEあるある」という動画をご覧になったことはあるだろうか? あの動画で、ひとり奮闘するJKを演じているのが其原有沙(そのはら・ありさ)ちゃんだ。
ティーン誌のモデルとして活動しながらドラマ、CM、舞台と活躍の場を広げている有沙ちゃん。今回のインタビューでは「天然でおっちょこちょい」と言われる彼女が経験した“すべらない話”も告白!?
―なんと、其原さんは2歳でスカウトされて、キッズモデルになったんですよね?
其原 はい。スカウトされた時のことはさすがに覚えてないんですけど(笑)、お仕事をした記憶は結構あるんですよ。七五三のモデルをした時は、髪の毛に“あんこ”入れたなーとか、CMの時は、外にかけていくシーンで太陽がまぶしかったなーとか。
―人生の宝物になりそうな記憶ですね。その頃は広告モデルやCMの仕事が多かったんですか?
其原 はい。習い事でバレエもやってたんですけど、そっちもモデルのお仕事と一緒で、喋ることはないじゃないですか。昔はそれで満足してたんですけど、中学1年生の時に「乙女新党」っていうアイドルグループに加入してから変わりました。
―乙女新党は、アニメ『愛・天地無用!』のEDなどを歌い、2016年に解散したグループですね。
其原 はい。その乙女新党で歌を歌ったり、ミュージカルをしたりする中で「歌とかお芝居も楽しいな」って思うようになったんです。それで、去年は「JKのLINEあるある」とか舞台にも挑戦させてもらって、自分とは違う人を演じる楽しさを知りました。
―ちなみに、「JKの~」では、好きな先輩からの返信を待って部屋の中で悶絶するにぎやかな女のコ役でしたけど、普段の其原さんはどんな人ですか?
其原 あのJKに近いです(笑)。身近な人の前では騒がしいですね。家でもお兄ちゃんにしょっちゅう怒られてるんですよ。「うるっさい!」って。
―友達からはどんなキャラって言われますか?
其原 「元気でおっちょこちょいで天然だね」って。「天然」はちょっと納得してないんですけど(笑)、おっちょこちょいな部分はちょっとあって。こないだも、舞台のウォーミングアップの時に足を機材にぶつけてしまって、指を怪我したんです。
「私のクロックス…」って
―あいたたた…。
其原 でも、そのあと面白いことがあったんですよ! 足を怪我してる間は普通の靴を履けないから、クロックスを履いて現場に行ってたんですね。で、撮影スタジオとかって大抵、クロックスが置いてあるじゃないですか。
―あ~。スタッフがちょっと外に出れるように、外履き用のが常備してあるんですよね。
其原 そうそう。で、カメラマンさんが外に出る時に、間違えて私のクロックスを履いてっちゃって! それを返してもらわないと私は帰れないんですけど「そのダサい茶色のは私のです」って言えなくて(笑)。カメラマンさんが撮影してる間、「私のクロックス…」って思いながらずっと待ってました。
―それ、すべらない話ですね!(笑) ちなみに今日、ずっと思ってたんですが、欅坂46の長濱ねるさんに似てますよね?
其原 そうですかね~。実はよく言われます(笑)。欅坂46さんの中では長濱さんが好きなので、すごく嬉しいです。
―アイドルは結構好きなんですか?
其原 大好きです! “坂道”(乃木坂46や欅坂46)のほかには、エビ中(私立恵比寿中学)の大ファンです。特に、つい最近、エビ中から“転校”してしまったぁぃぁぃさん(廣田あいか)は、私が一番リスペクトしている人ですね。
―めちゃくちゃ熱いアイドルファンじゃないですか! では最後に、2018年の目標を教えていただけますか?
其原 去年はドラマに挑戦したり、舞台でアイドルの役をやったり、たくさんのことをさせていただいたので、今年はそのひとつひとつをスキルアップさせて、もっとたくさんの作品に出たいです。あと、戌(いぬ)年なので、犬に触れるようになりたい(笑)。
―犬が苦手なんですか?
其原 はい。犬だけじゃなく動物全般が苦手なんですよ。「触りたい」って思っても、体が拒否反応を起こしちゃって。でも、去年は頑張って猫に触ったので、今年は犬に挑戦したいです。で、十二支を順番に克服していって…え、来年はイノシシなんですか? それは無理だ~(笑)。
(取材・文/西中賢治 撮影/蓮井元彦)
■其原有沙(SONOHARA ARISA) 2001年8月24日生まれ 東京都出身 身長160cm ◯雑誌『ラブベリー』レギュラーモデル。バラエティ番組『すイエんサー』出演中。ドラマ『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』、CM「ANA ダナミックパッケージ家族旅行篇」などに出演
●其原有沙ちゃんはじめ、8人の美少女が登場する特集「次世代美少女2018」は、『週刊プレイボーイ』2018年3・4合併号(1月4日発売)に掲載!