週5で働いて、もう12年目。調理師免許を持つ戸田れい 週5で働いて、もう12年目。調理師免許を持つ戸田れい

芸能人ともなれば、通常、本業以外で働いていることは公言しないが、12年にもわたって料理の世界で働いていることを明らかにしたグラドルがいる。

調理師免許を持ち、"シェフドル"という新しいジャンルを開拓しつつあるベテラングラドルの戸田れいだ。

諸事情から、都内にある職場の詳細は明らかにすることはできないが、看板娘ならぬ、看板シェフとしての働きっぷりを調査するため、彼女の働くレストランに突撃してみた!

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―デビュー以来、ずっと同じお店で働いてるって聞いて…本当なのかと思い、来ちゃいました。

戸田 ようこそいらっしゃいました!

―ここはなんのお店なんですか?

戸田 フレンチであったり、イタリアンであったりの洋食のお店ですね。

―そもそも、なんでタレント活動の傍らシェフとして働いているのを公表しちゃったの?

戸田 タレントとしてSNSでファンの方々にお仕事の報告しているわけですけど、バイトでもいいから、毎日働いている感が欲しかったんですよね。隠しているのが辛くて、堂々としたかったっていうのもありますね。

―どんな頻度で働いているんですか?

戸田 週5で働いていて、もう12年目になります。お店では一番の古株ですね。最近、調理師免許も取りました。

―もうほとんど専門じゃないですか(笑)! 芸能の仕事と被った時にはどうするんですか?

戸田 長年働いているので、前もって伝えれば融通が利きやすいですね。お店には感謝しています。

―なんでまた飲食店だったんでしょう?

戸田 初めてやったバイトがマクドナルドで、なんとなく飲食しか無理だろうなと思っていました。それと今の店には、子供の頃から家族で来ていて、味も含めてよく知っていたので、とても愛着があったんです。

―コックコートの油汚れがすごかったですけど、メインシェフって具体的には何をやっているんですか?

戸田 ステーキを焼いたり、ピザを窯で焼いたり、揚げ物をしたり…できないことはないですね。とにかく前腕なんか、やけどが絶えませんよ。グラビアの撮影ではファンデーション塗ったり、角度変えたりして、うまいこと隠していますけど(笑)

―そもそも料理は得意だった?

戸田 親が働いていて、小学生からやっていましたね。姉が全くやらなかったっていうのもありますけど(笑)。

 調理師免許を持つグラドルの戸田れい 調理師免許を持つグラドルの戸田れい

11年もやっていると辞め時がわからない!

 すっぴんで働く戸田れい すっぴんで働く戸田れい

―ランチをメインにやっているそうですけど…毎日、何時起きですか?

戸田 朝7時ぐらいですね。寝ぐせを帽子で隠して、スッピンで職場に向かいます。厨房は熱いので、どうせ化粧はすぐに落ちちゃいますしね。

―スッピンも見たい(笑)。芸能の仕事も順調だと思うんですが、シェフは続けるつもりで?

戸田 そうなんですよね。正直、11年もやっていると辞め時がわからないし、ルーティンになっているので辞めるのも怖いですね。

―お店のスタッフの方々に、戸田さんの評判を聞いてみたんですが…

戸田 「怖い」って言われていませんでしたか(笑)?

―そうなんですよ(笑)。これはまたどういうこと?

戸田 私が担当しているランチ帯は何回転できるかが勝負なので、スタッフの要領が悪いのが許せないんですよね(笑)。指導して新入社員が泣いちゃったことが2回あります。上の人からは「戸田さん、言い方が怖いよ。また泣いちゃうよ」って注意されますけど…。

昭和生まれでずっと体育会系だったから「泣くんじゃねーよ」って思っちゃう。「できない人に対して、なんでこっちが気を使わなくちゃならないんだ! ホント、ポンコツだな」って心の中で思ってます(笑)。

―鬼軍曹ですね(笑)。働いていて、ファンに偶然見つかったことはないんですか?

戸田 それはないですね。ピザ窯の前で調理していたら、いきなり通行人が写真を撮ってきて、後日、現像したものをプレゼントされたことはあります。っていうか、それ盗撮だろって話ですけど…しかもピントが合ってないし(笑)。

―では、働いていて、嬉しい瞬間って?

戸田 みんなそうだと思うんですけど、お客様から「美味しかったよ!」って言っていただいたり、美味しそうに召し上がっている姿を見たり、料理の写真を撮っているのを見ると嬉しくなりますね。

―グラビアのほうでは昨年、ファースト写真集『TRENTE』を作られましたが、半裸というか結構、露出されていたのでビックリしましたよ。

戸田 30歳の節目ということがあったり、制作資金をクラウドファンディングで集めたので、その気持ちに応えるためにギリギリまで頑張りました。

―ご家族や周囲の反応はどうでした?

戸田 母親は10冊も買って、名刺代わりに近所に配っています(笑)。姉は「私は子供3人も生んじゃったからね(スタイルが悪くなって…)」と、軽く嫉妬?が入っていました(笑)。

 シェフとして長らく働く戸田れい シェフとして長らく働く戸田れい

ギャラは母親が管理してて勝手に…

―撮影は順調でしたか?

戸田 それが、飛行機で移動中に高熱が出るというトラブルに見舞われまして…。トランジットで止められてビックリしました。ロケ地のバリに着いて、朦朧(もうろう)としながら救急病院で点滴をして、次の日の朝、嘘みたいに熱が下がっていたんですよ。劇的な変化だったので、病院で何を打たれたんだろうと逆に心配になりました(笑)。

―恋愛のほうはどうなんですか?

戸田 そうですね、いい人ができたらいいですね…。

―どんな人がタイプなんですか?

戸田 私に理解がある人がいいですね。私、軽く潔癖症で…エレベーターのボタンをケータイの角で押したりしてます。あと、カバンを地べたに置きたくなかったり…。例えば、彼氏とデートでごはんを食べに行っても、お水が飲めないんですよね。どんなにビンボーなデートでもウーロン茶を頼みたい。

―(笑)なんで水が飲めないんですか?

戸田 10年前ぐらいに、貯水タンクに死体が入っていた事件があって、それ以来、ついつい疑ってしまうように…。さすがに死体はないにしても、ネズミなんかは入りますしね。

―こっちまで水が飲めなくなりそう!(笑) その一方で、子供の頃、タニシのタマゴを食べたとか猫の乳を飲んだりとか、仰天エピソードがあるそうで…。

戸田 それは、どんな味がするんだろうって純粋に興味があったんですよね。姉が面白がってそのエピソードを言いふらすんですよ。

―本当の話だったんですか! そういう探求心が料理の世界に活きてそうですね。

戸田 今でも食べ歩きが好きで、小中高の同級生とよく行ってますよ。お酒を飲まず、料理の味を純粋に楽しんでいます。最近だと、四谷三丁目駅の近くにある「多仁本」っていう割烹がとても美味しかったです。

―では、最後に今年の抱負をお願いします!

戸田 3年前まで私の芸能界のギャラは母親が管理してて、どうやら勝手に使ってたみたいで(笑)。私はアレも買えない、コレも買えないっていう状況が続いて…。今はひとり暮らしをしているので、ダイソンのハンディクリーナーが欲しいですね。

―むちゃくちゃプライベートな抱負でしたね(笑)。その目標、すぐに達成できると思いますよ!

戸田 あっ、ファースト写真集『TRENTE』絶賛発売中です! 皆さん、ぜひお買い求めください!

(取材・文/週プレNEWSグラドル特捜班 撮影/松井秀樹)

戸田れい(とだ・れい) 1987年2月9日生まれ 東京都出身 身長161cm B83 W59 H88 血液型=A型 趣味=カメラ、ゴルフ 特技=料理 最新情報はオフィシャルブログでチェック! http://ameblo.jp/toda-rei/