土曜の深夜にテレビ朝日系で放送されている『ラストアイドル』。「バトルを行ない、勝ったほうがラストアイドルのメンバーとなる」という、前代未聞のアイドルオーディション番組である。
そんな過酷な4ヵ月のバトルを勝ち抜いた7人が『週刊プレイボーイ』5号の表紙に大登場、反響を呼んだ。
年明けのセカンドシーズンでは、セカンドユニットとの新たな戦いがスタート。話題沸騰の7人のキャラを聞いちゃいました~!
■アイドルの中のアイドルは誰?
―皆さんがどんなキャラなのか「自己紹介」ならぬ「他己紹介」で教えてほしいです。立ち位置7番の古賀哉子さんから。
吉崎 正義感が強くて真っすぐ。やるって決めたら、絶対にやり遂げる人です。
鈴木 いつも相談に乗ってくれます。お母さんみたいです。
古賀 お母さん?? そんなに年齢変わらないでしょ!
鈴木 6歳。
古賀 6歳……。年齢差はあるけど、お母さん扱いは……。
鈴木 お母さんみたいな頼れる存在ってことで(笑)。
阿部 私は、「こんなに優しい人がこの世界にいるのかな」って思ってます。自分が入った当初から優しく声をかけてくれて。
古賀 なんか、このコーナー、悪くないですね(笑)。でも私は、初めてバトルに勝ってラストアイドルに入ったメンバーなんですよ。だけど元いたメンバーがみんな優しくグループに入れてくれたので、「自分もそうしよう」って思いました。
―古賀さんは「心優しいお母さん」担当ですね。続いて立ち位置6番、鈴木遥夏さん。
安田 はるちゃんは心配性。この体形で「ダイエットしなきゃ」って言ってます。毎回、見るたびにヤセてるのに!
大石 ダンスすごくうまいのに「私ダンス、ダメで」とか言うんですよ。もっと自信持って!
吉崎 心配性でマジメなんですよ。でもそこがかわいい。昨日、ロケバスで遥夏に「その席、接着剤つけておいたから、遥夏、立ち上がれないよ?」って、雑にイジったんです。そしたら「え? え?」って言いながらお尻がくっついた演技とかしてくれて。それをあえてシカトしたら「もー、もー!」ってプンプンするの。かわいくて(笑)。かなり愛されキャラですね。
「アイドルの中のアイドル」
―鈴木さんは「愛され心配性」担当ですね。では立ち位置5番の長月翠さん。
古賀 すごく努力家ですね。
鈴木 ステージでの手の動きとか小さいところもこだわってます。見せ方がわかってる感じ。
安田 THE・アイドルです! ラストアイドルの中で一番!
―番組の中でも審査員のマーティ・フリードマン先生が「長月はアイドルの中のアイドル」と発言してました。
長月 みんなそう言ってくれますけど、本当は違うんです!
大石 翠ちゃんはオンとオフがしっかりしてるんですよ。すごくアイドルだけど、普段はサバサバしてるところもあるし、自分の意見をしっかり持ってる。でも、ツイッターを見てると、ふわふわしてるアイドルっぽさ全開なんですけど(笑)。
阿部 私のお父さん、翠ちゃんのファンで、ツイッターをすごく見てます……。
長月 えー! うれしいけど恥ずかしい~~!
―やっぱり長月さんは「アイドルの中のアイドル」担当ですね。マーティ先生の言うとおり。
長月 本当に恥ずかしい~~!
■「天才」に「破天荒」に「甘えん坊」に「攻め」!
―続いて、立ち位置4番。
吉崎 愛里! どんなにピリピリした現場でも癒やしと笑いの空間に変えてくれる天才です!
安田 え? なんで??
長月 元・立ち位置3番の小澤愛実ちゃんってコがセカンドユニットに入ったときに、私たちに挨拶に来たんですよ。「グループは別々になっちゃったけど、これからも仲良くしてください」って。そしたら愛里が「もちろんだよ! こっちから願い下げだよ!」って。その場が「?」で埋まりました。
古賀 国語を頑張らないと。
安田 存じております(笑)。
―何歳まで外国にいたんですか?(笑)
安田 生まれたときからジャパンでございます。純ジャパです。
―では「国語が苦手な天才」担当で。続いて立ち位置3番の大石さん!
長月 13歳の最年少の笑顔がかわいい、元気の出る破天荒!
鈴木 私とは真逆です。心配したことがない感じでうらやましい。ポジティブで強気なんですよ。
安田 目が合うとウインクしてきます。それがすごい。
長月 ラストアイドルに入ったときに「ツインテール、似合いそうだよね!」ってオススメしたんですよ。そしたら「知ってる」って!「前にやったらかわいかった」って。この自信と強気はすごいなって思いました。
鈴木 あと人懐っこくてベタベタしてきます。私には恥ずかしくてできないからうらやましい。
古賀 見た目は大人で中身は子供ですね。「逆コナン君」です。
挑戦者で来たときのオーラはすごかった
―いろいろ出てきます(笑)。では「13歳の破天荒」担当で。立ち位置2番の吉崎さん!
古賀 お姉さん担当ですね。なのに甘えん坊です。しっかりしてるけどやんちゃなんです。
安田 楽しいときは、心の年齢が下がるよね。なな(阿部)よりも年下になる。
吉崎 私、一番年上っていう立ち位置、ラストアイドルが初めてなんですよ。だから実は、全然しっかりしてないんです。
古賀 いやしっかりしてるよ。お母さん的な。
吉崎 いや、私はお姉さんだから。お母さんは哉子!
古賀 綾ちゃんのほうが年上!
―なんですか、この醜い争いは(笑)。吉崎さんは「甘えん坊のお姉さん」担当で。そして最後は立ち位置センターの阿部さん!
大石 まず言いたいのが大食い。
古賀 そう、こんなに細いのにすごく食べます。満面の笑みで。
吉崎 9頭身! で、あまりしゃべらないんです。ボーッとしてるけど、それもかわいい!
古賀 でもステージに立つと、すごくキラキラします。
長月 ラストアイドルに挑戦者で来たときのオーラはすごかった。菜々実ちゃんになってからは「攻め」って感じがします。静かな攻め。
吉崎 わかる。このセンターだから、みんなのキャラが生かせる気がします! あんまりしゃべらないけど。
大石 でも、私にはよくしゃべってくれますよ。何か言うと「そうだね」って。
―「そうだね」だけじゃないですか!(笑)。阿部さんは「寡黙な攻めのセンター」担当ですね。では最後に、しゃべらないセンター、締めのひと言を!
阿部 今回は表紙、ありがとうございました。また週プレさんの表紙になれるように頑張ります。セカンドシーズンもよろしくお願いします。
―お待ちしております~!
(取材・文/篠本634[shortcut] 撮影/細居幸次郎)