3月14日にAKB48の51枚目のシングル『ジャーバージャ』が発売! それを記念して週プレNEWSに、今回初めて選抜メンバーに選ばれたチーム4、13期生の村山彩希(ゆいり)とチームB、台湾留学生の馬嘉伶(まちゃりん)が登場! その喜びの声をどうぞ。
―選抜発表で自分の名前が呼ばれた瞬間は?
馬 本当にびっくりしてジッカン? じかん? がなくて、冷静は時間がかかりました。ずーっと選抜に憧れていたので、本当に夢の第一歩と思いました。
―まちゃりんは驚いた時に使う「おったまげ!」のフレーズが有名ですが、言わなかったですね。
馬 あの場で言うことかわからなくて。でも握手会でたくさんのファンの方が「おったまげ待ってたのに」「なんで言わなかったの」って。言ったほうが良いですか?
―迷っていたんですね。
馬 普段はきっと言いますよ。でもあの時は我慢しました。普段「びっくりした」より、自然に「おったまげ」って出てくるので。結構、我慢しました。
―もはや「おったまげ」が自然な言葉! 尚更、なんで言わなかったんですか?
馬 バラエティじゃないので、真面目に。
―使い分けてるんですね! 村山さんは呼ばれた瞬間は?
村山 今回も「初選抜のみんなおめでとう」って言う側だと思っていて、まちゃりんとかを見て「おめでとう」ってやっていたら、最後の最後に自分の名前が出てきて「あれ?」って。「どうしよう」と。全く想像していなくて、気持ちがうまく切り替えられなくて。
―選抜に入るとメンバーはSNSで今の気持ちを伝えたりしますが、村山さんはまだやってない。
村山 正直、まとまってなくて。選抜発表があってそれなりに考える時間があったんですけど、これからどうなるかって考えた時に、結論がまだ出てこないんですね。
―考え過ぎなんじゃ?
村山 今、考えてることをSNSに書こうかなと思ったんですけど、ファンの人の反応が怖くて。
―うれしいと書くだけでも。
村山 うれしいのは本当なんですけど複雑な気持ちもあって。選抜での活動を終えた後に、自分に何が残ったかを言っていこうかなと。
―終わってから!
村山 でないと何も考えられなくて。私は今まで劇場を第一にしていたのが、選抜のお仕事が入ると変わってくる。正直、苦しいところもあるし。でもファンの方は選抜のお仕事を喜んでくれてるっていう、複雑な気持ちがあるので。
夢が叶ったじゃなくて始まった
―選抜に選ばれて周りの反響はどうでした?
馬 ファンの方は本当に喜んで下さって、泣いてくださる方もいてびっくりしました。握手会で本当にたくさんのおめでとうを言ってくださいました。
―村山さんは?
村山 私はお母さんが一番喜んでくれました。私が選抜総選挙に出ないのを反対していて、私がTVに出てほしいとずっと言ってたので「おめでとう」ってメールがきました。「いろいろ思うことあるけどうれしい」って(笑)。
―そして新曲『ジャーバージャ』ですが…。
村山 曲的には今までのAKB48にないレゲエっぽい感じ。最初、聴くと「えっ?」ってなるんですけど、だんだん聞き覚えのある感じになってきて、頭の中でぐるぐるしちゃうような。ファンの人も頭から離れない感じになると思います。
―実際、選抜メンバーに入っていかがですか?
村山 山本(彩)さんとか指原(莉乃)さんがいる部屋に一緒にいると、自分のいる場所なのかなって、一旦確認しちゃいますね。
馬 MV撮影が緊張しました。周りは全部、大先輩なので本当に頑張らないといけないし。あと先輩はダンスを覚えるのがすごい早くて、先生がちょっと教えたらみんな踊れる。撮影の前の日の夜に覚えたんですけど、私は覚えられなくて、寝ないでずっと振り付けを頭の中でやってました。
―2018年1枚目のシングルで選抜といういいスタートを切れましたが、どんな年にしたい?
村山 元日公演で、今年1年の目標に「劇場映え」って出したんです。それと成人コンサートでは「原点回帰」って、劇場のことばかり書いて。変わる必要ないなって。選抜に入って、いくら負担が増えたとしても劇場に出続けようと。私が歌番組で出演することで劇場に来てくれる人が増えたらいいなと。
そして新チームのキャプテンになるんですけど、チーム8のメンバーやドラフト生も入ってくるので、しっかりやらないといけないなって。自分を犠牲にしてでもメンバーのことを第一に考えて、チーム4を盛り上げていきたいです。
―力強い言葉ですね。まちゃりんは?
馬 私はずーっと前から選抜に入りたいと言っていて。ファンの方も夢が叶ったねって言ってくれますけど。夢が叶ったは終わったじゃないですか。叶ったじゃなくて始まったかなって。だから今年の目標は今回だけじゃなくて、また選抜に入ることです!
(取材・文/関根弘康 撮影/武田敏将)
■村山彩希(MURAYAMA YUIRI) 1997年6月15日生まれ 神奈川県出身 劇場公演出演回数4年連続1位というシアターの女神。現在は16期生公演のプロデュースを務める。握手会人気も上位だがなぜか選抜メンバーに入れず、今回のシングルでうれしい初選抜。公式Twitter【@yuirii_murayama】
■馬嘉伶(MA CHIA-LING) 1996年12月21日生まれ 台湾からやってきた留学生。2015年12月「第5回AKB紅白対抗歌合戦」で日本初舞台。HKT48田島芽瑠から習った言葉「おったまげ」を武器にバラエティ『AKBINGO!』(日本テレビ系)でも活躍。公式Twitter【@macyacyarin】