昨年、新宿・歌舞伎町にオープンした『週プレ酒場』。その中にある完全予約制の『週プレ酒BAR』では日々、豪華女性タレントたちが“日替わりママ”を務めている。
そんな彼女たちと一緒に飲んだり話したりできる、夢のようなバーの雰囲気をお伝えすべくスタートした、週プレNEWSのシリーズ連載。
第25回は、昨年末の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に“クロちゃんへのドッキリの仕掛け人”として出演し、本気で恋したクロちゃんを落とし穴にハメた美女“レイちゃま”こと小林レイミちゃん! 今回も、酒が一滴も飲めない草食系ライター・Aがバーに向かった…。
* * *
―日替わりママ、お疲れ様でした!
小林 ありがとうございます~。こういうイベント自体初めてで、誰が来るかもわかってないしドキドキしてたんですけど…私のことをほとんど知らない人までフラッと遊びに来てくれたんですよ。
―年末の『水曜日のダウンタウン』はかなり話題になりましたし「あの回で初めて小林さんを知った」という人も多そうですもんね。1週間に4回のデートでクロちゃんに急接近して、最後に落とし穴に落とすドッキリは見事でした。
小林 そう言ってもらえると…ありがとうございます(笑)。最近知ってくれた方には、昔から応援してくれてた方が「こんな仕事もやっててね…」って説明してくれて。私のことをより知ってもらえたし、アットホームな感じで嬉しかったです。
―楽しんでいただけたら何よりです! ところで、お酒のほうは飲まれましたか?
小林 アルコールは…「ほろよい」を3、4杯。私、日本酒とか焼酎みたいな“無色透明系”のお酒はテンでダメなんですけど、ビールとかハイボール、梅酒やチューハイなら飲めるんです。
―お酒を選べば、結構イケるタイプ、と。
小林 自分が飲めるお酒だけだったら、ちゃんと朝まで付き合えますね。だから今日もそこまで酔っ払ってないです!
―ちなみに、お酒で失敗したことって今までありますか?
小林 あります。お酒を飲み始めた頃って、自分の実力がわからないじゃないですか。一度、「魔界への誘(いざな)い」っていう芋焼酎が置いてあるお店に行ったんですけど、そのお酒が水みたいに飲みやすいし、すっごいおいしくて。相当なペースで飲んだら…記憶をなくしちゃって。
―文字通り、誘われましたか(笑)。
小林 で、記憶をなくしたまま過ごして…次の日、朝目覚めたら目元がボクサーみたいになってたんですよ!
―…ええ!? 何が起きたんですか??
小林 たぶん、壁づたいにフラフラ歩いてる時にどこかにぶつけたんだと思います。そこから1週間、ずっと眼帯生活で…アルバイト先で「伊達政宗」ってあだ名もついてました(笑)。
―独眼竜に!(笑) でも、女のコの顔にアザって…治ってよかったですけど、失敗すぎる…。
小林 それ以来、ケガは怖いし、そもそも記憶がなくなったりフラフラになったりするのが怖いし…。無色透明系は気をつけないと危険なんだなって思ったので、飲まないようにしてます。いやー、勉強になりました。
クロちゃんは、”アリ”だった!?
―ところで、この連載は毎回、ママが思う“酒の場での男の振る舞い方”や“理想の男性像”もお聞きしてるんです。小林さん的には「飲める男」と「飲めない男」…どちらが好きですか?
小林 昔は「絶対飲める人がいい!」って思ってました。自分に彼氏がいたとして、飲める人のほうが仕事の飲み会で気に入られたりして「出世できそう!」って思ってたんです。でも最近は、バリバリ仕事できる人が「実は俺、飲めないんだよね…」って言ってるほうがギャップがあっていいなって思います。
―おぉ! 酒が飲めない人間からすると嬉しいひと言です! …僕が仕事ができるかどうかは別として(小声)。
小林 (笑)仕事ができることがすべてじゃないですけど、それがあると、ちょっと私の中でワンランクアップしますね。まぁ、酔い潰れないことが前提としてありますけど…。
―仕事、頑張ろう…! では「肉食or草食」なら?
小林 私、自分からアタックしない、できない人なので…そういう意味だと肉食系のほうがいいんですかね? あんまりがっつかれるのは苦手ですけど…。
―ちょっと脱線しちゃいますけど、クロちゃんも結構がっついてましたよね。デート中に酔っ払った流れで「好きじゃなくてもいいから付き合ってよぉ~」って何度も言ってたり…。
小林 いや! こう言うとまた何か言われちゃうかもしれないんですけど、あのアタックはアリだと思います…。どストレートに来てくれるとやっぱり嬉しいですもん。でも男女って、それだけじゃないじゃないですか。
―まぁ、他にも見た目とかいろいろありますもんね。
小林 見た目でいうと私、中性的な人のほうが好みで…。細くて背もちょっと低めだったり、ヒゲも薄かったりする人がいいですね。
―なるほど…(クロちゃんを思い浮かべながら)。
小林 “ザ・漢(おとこ)”って感じの人があんまり得意じゃなくて。「虎とか龍とかが刺繍されたジーパン穿いてます」「あわよくば背の高いゲタ履いちゃいます」みたいな、男気ある感じもあんまり…。
―例えが漫画のキャラっぽいというか、昔の番長でもいないですよ!(笑) でも、どストレートにアタックしてくれて、中性的な見た目の人がいいとなると「中身は肉食だけど、見た目は草食」な、いわゆる“ロールキャベツ男子”が好きなんですね。他にも好みってありますか?
小林 お酒の話に戻っちゃうんですけど、例えば合コンとかでも、一番盛り上げてる人のことは絶対好きにならないなって思います。一番端っこで、友達の彼が騒いでるのを笑ってる人が好きかもしれない。「影がある」っていうのかな…そういう人がいいですね。
狙うは、週プレ初登場初表紙!
―ほう! 合コンで一番モテるのは、酒が飲めてその場の話をうまく回せる男だと思ってましたけど…逆だと!
小林 リーダーっぽいというか…そういう人って、集合写真を撮る時も真ん中で寝て「イェーイ!」って感じがするじゃないですか。
―イメージできますけど、例えがさっきからピンポイントで個性的!(笑)
小林 あとは「気配りしすぎない人」。飲み会とかだったら、新しいおしぼりをもらってくれるとか飲み物を聞いてくれるとか、“気遣いポイント”が10コくらいあると思うんですけど…2、3コでいいです。
―それは一体…10コやってくれたほうが嬉しいじゃないですか!
小林 私、結構“気配りしたがり”なんですよ。そのあたりは「女のコがやるべきこと」って思っちゃうし、もし付き合ったとしても料理とか皿洗いとかゴミ出しとかもしてほしくないんです。「そんなに気を遣わないで」って、ちょっとイライラしちゃうと思う(笑)。
―…失礼ですけど、今「意外!」と思っちゃいました。もっと「私が一番なんだから甘やかしてよ」ってタイプかと…。
小林 写真で笑うのが苦手でアイドルスマイルな自撮りができないんですよ。だから強気でキツめに見られがちなんですよね…(笑)。「喋ったら違うじゃん」「ギャップ星人」ってよく言われます。
―想像と真逆な、古きよき時代の女性って感じがステキです! では、そろそろお時間なので最後に「男に求める絶対条件」を聞かせてください!
小林 うーん、結婚するなら「財布とケータイをなくさない人」! 旦那さんがなくしたとしたら、それだけで家計が不安になるし、妻である私にも負担がかかるじゃないですか。そこだけはちゃんとしてる人がいいですね。
―話を聞けば聞くほどマジメ!(笑) というわけで、小林レイミさんでした!
小林 今日はありがとうございました。50周年記念な週プレ酒場の365日中の一員になれて、すごく嬉しかったです。週プレさん、まだグラビアで出たことはないんですけど「今年中に“初登場初表紙”で誌面にも出たい!」と思ってます!
―おぉ! 素晴らしい意気込み!
小林 あっ!(テンションを上げつつ)週プレ酒場って、みうらじゅんさんのイラストが箸袋になってるじゃないですか! 私、“みうらじゅん賞”を獲るのが夢なんですよ! みうらじゅんさん、神だと思ってるんで!!
―急にスイッチ入った!(笑) このタイミングで??
小林 次回、この想いを語らせてください!
―お待ちしております!(笑)
(取材・文/アオキユウ[short cut] 撮影/武田敏将)
●小林レイミ(こばやし・れいみ) 1990年11月12日生まれ、千葉県出身 身長171cm B84cm W58 H83 ○ファッション誌『sweet』の公式Instagramガール。最新情報は公式SNSをチェック! Twitter【@reimi_official】Instagram【_reimi._____】