ついに週プレの表紙に初登場した今田美桜 ついに週プレの表紙に初登場した今田美桜

美の国・福岡発、地上波ドラマへの出演で話題の最旬女優・今田美桜が、ついに週プレの表紙に初登場! ロケで見せた涙のワケから上京後の「変化」まで、語り尽くします!

■高熱に見舞われた初グアム

―週プレ初表紙撮影、お疲れさまでした! どうでしたか?

今田 初めての海外ロケだったのですが、今回行かせていただいたグアムは海がキレイで、暖かくて、とても楽しかったです。「チーム一丸となっていいグラビアをつくろう」って雰囲気が現場に流れてて、それもうれしかったです。ただ、肝心の私が初日に風邪をひいてしまって…。本当にすみませんでした。

―とんでもないです! 38℃の熱だったのに1日で回復していたし。でも体調を崩したときに、スタッフの前で涙している姿が印象的でした。

今田 今回は特にステキなグラビアをつくりたいという気持ちが強かったし、何よりスタッフの皆さんが前もってすごく準備してくださっていたのも知っていたので…。それに応えられないのが本当に悔しくて、申し訳なくて。涙をこらえ切れなくなってしまって、すみませんでした。

―いえいえ。ただ、しっかり者の今田さんがみんなの前で涙を流したのでこちらも驚いてしまって。

今田 お仕事に関しては悔しがり屋だったり、負けず嫌いなところがあるんですよね。撮影で思うように演じられなかった日の夜は、家に帰ってからひとりで泣いたりします。

―でも週プレ登場も5回目。ドラマでも今クールは『花のち晴れ』『記憶』へ出演。多少は慣れてきたんじゃないですか?

今田 まだまだです。いろんな現場で毎回のように「あそこはこうすればよかった」って後悔してます。女優になることが昔から夢だったので、この世界に自分がいることはすごくうれしいけど、その分、できなかったときの悔しさも増すというか。

―女優の夢はいつから?

今田 高校生の頃に所属してた地元・福岡の事務所でお芝居をやらせてもらったときに、人前で感情を表現することの楽しさを実感して。もともと映画やドラマが好きだったこともあって、そこから徐々に女優になりたいと思うようになりました。

ただ、当時の事務所が東京に活動拠点を持っていなかったので、なかなか上京後のビジョンが見えなくて。本当は東京に行きたいけど、勢いに任せて行ったところで頼れる人もいないし…って悩んでいるタイミングで、今の事務所の社長に声をかけてもらったんです。

―なんでも社長が出張で福岡に行った際に、駅に張ってあったポスターに写っている今田さんを見て、すぐにスカウトを決意したんだとか!

今田 ありがたいことに、それから社長が何度も福岡に通って、両親まで説得してくれて。その熱意を見て、上京を決意した部分もありました。

この1年半で人生が変わった

―上京して、1年半です。

今田 この1年半で人生が変わりました。東京って、夢が叶(かな)う場所なんだなって。グラビアもドラマも、毎日新しいことばっかりで、刺激の連続です。あと3月、私の誕生日にドラマの撮影が入ってたんですが、現場でスタッフさんたちがケーキを用意してくれて。「現場でお祝いされるって、芸能人っぽい!」って、うれしくてテンションが上がりました。

―自分の中でも何か変化はありましたか?

今田 そこまで変わった実感もないですが、強いて言えば気持ちをちゃんと表に出すようになったとは思います。私、高校のときは友達とケンカしたことがなくて。何かあっても我慢すればいいと思ってたし、それを苦に感じることもなかった。何も考えていないというか、人に合わせるタイプだったんです。でも最近は、自分はこうしたいっていう気持ちが徐々に出てきて。この仕事では言葉にすることって大事だと思いますし、そういう点ではいい変化なのかなと思っています。

―『記憶』で共演された、中井貴一さんからは「本当に根性があるコ」と言われたんだとか。

今田 本当に恐れ多いです。中井さんの演技を間近で見られて何度も鳥肌が立って、勉強をさせてもらいました。それに中井さん、優しいんです。私、普段は人見知りで、『記憶』の撮影でもようやくキャストさんと話せるようになったのが全12話中10話目の撮影からっていう。そんな状態でも中井さん、私が少しでも変なことを言うといつも笑ってくださったりして。

―学園モノの『花のち晴れ』では同世代の俳優さんと共演されてます。

今田 ワイワイしたアットホームな現場で、私にしては珍しく輪に入っていけてます。演じている真矢愛莉という女子高生の役も大好きなんです。主人公の男のコのことが好きすぎて、いろいろと問題を起こすんですが、最終的には彼を思って身を引くんです。そういう真っすぐなところに惹かれますね。愛莉を演じるのは本当にワクワクします。

―充実されてるんですね。夢だった世界に入れたわけですが、今後の目標についても教えてください!

今田 満島ひかりさんのような、幅のある女優さんになりたいです。でも今は、目の前の役をやり切ることにも集中したい。スタッフとキャストで、ひとつひとつ積み上げて作った作品が誰かに届く。これってすごいことだなぁと思うんです。

この前、福岡時代の仲のいい女のコのモデル友達が週プレの私のグラビアを見て、目の前でうれし泣きしてくれたんです。一生懸命やれば、気持ちって届くんだなって。うれしいことだし、だからもっといろんなお仕事をこの先も頑張っていきたいです。

(撮影/熊谷 貫)

■今田美桜の表紙&巻頭グラビアは『週刊プレイボーイ』16号(4月2日発売)に掲載! グングン急成長中の美少女の魅力をぜひご覧ください!