昨年、新宿・歌舞伎町にオープンした『週プレ酒場』。その中にある完全予約制の『週プレ酒BAR』では日々、豪華女性タレントたちが“日替わりママ”を務めている。
そんな彼女たちと一緒に飲んだり話したりできる、夢のようなバーの雰囲気をお伝えすべくスタートした、週プレNEWSのシリーズ連載。
第27回は、週プレ本誌3月19日発売号で“週プレ初登場&お尻解禁”を魅せてくれたグラビアアイドル・佐倉仁菜(にな)ちゃん! 彼女に話を聞くため、酒が一滴も飲めない草食系ライター・Aが今回もバーに向かった…。
* * *
―日替わりママ、お疲れ様でした!
佐倉 ありがとうございます~(目をとろんとさせながら)。週プレのグラビアを持ってきてくださった方もたくさんいて、「(お尻)こんなに出したんだ、頑張ったね」って言ってもらえて、嬉しかったし楽しかったです。「また来たいな」って思いました!
―喜んでいただけて何よりです! 先ほど、酒場の店員さんから「今日の佐倉さんはかなり酔ってる」とお聞きしてきたんですが…目もとろんとしてるし、ふらついてるし、かなり酔ってますね?
佐倉 いや、そんなことないですよ!?(大声) 私、ついこの前にプライベートで週プレ酒場に遊びに来て、その時はドチャクソ泥酔したんですよ。だけど「今日は3部も回さないといけないし、ちゃんとしておこう」って思ってたんで…大丈夫です。大丈夫、大丈夫。
―自分に言い聞かせるように「大丈夫」と(笑)。
佐倉 今日は杯数的にもそんなに飲んでないですもん。普段、ハイボールをよく飲むんですけど、やっぱり1時間あったら5、6杯は飲んじゃうんですよ。でも、そのハイペースでいくと絶対よくないなって思ったから、きちんと抑えたんです! ちゃんと覚えてないけど、15杯は飲んでないと思う!
―それでも飲み過ぎです!(笑) …えー、ここまで酔っ払っているママは第2回の志田友美さん以来です!
佐倉 でも、今日はこういう酔っ払い方でよかったです。私…(急に歌い出しながら)「何が出るかな♪ 何が出るかな♪ トゥルトゥトゥルトゥトゥ♪」って番組あったじゃないですか。ああいう感じなんですよ。
―小堺一機さんがサイコロで話題を決める『ライオンのごきげんよう』ですね? 「ああいう感じ」とは…。
佐倉 酔っ払ってもどうなるかわからないというか…。例えば、めちゃめちゃカワイイ、甘えん坊の仁菜ちゃんになる時もあるし、日によっては極悪非道な「なんだテメー? ぶち◯すぞ」みたいな仁菜ちゃんが出るかもしれない。引き出しがめちゃめちゃ多いんですよ。
―サイコロみたいにランダムな酔っ払い方が出るんですね。「引き出し」というのかはわかりませんが…(笑)。まあ、酔っ払うとどうなるかわからない、と。
佐倉 笑い上戸とか泣き上戸とか、いろいろあるんですよ。だから友達とかでも、私を知ってる人からはよく「バラエティに出たほうがいい」って言われるんですけど、シラフだと何も喋れない、ぶち◯したほうがいいつまらない女なんです。
―さっきはスルーしましたが、言い回しが強気なのか自虐的なのか…トガってますね(笑)。でも、酔っぱらいでも個性的ですし、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の「飲み姿カワイイGP」みたいな企画にも向いてるんでは?
佐倉 いやいやいやいや…逆に「飲み姿カワイくないGP」とかですよ! ドチャクソカワイくない。喋る技術もないですし…。
―どんどんネガティブになってきた(笑)。ちなみに、毎回お聞きしてるんですけど、今までで一番の「お酒での失敗」は?
佐倉 とてもじゃないけど言えないことばかりなんですけど…(笑)。ライトなものだと、21歳くらいの頃に友達とお花見してて、ビニールシートの上で泡盛飲んでたんですよ。そこで記憶を飛ばしちゃって…どうやって二次会に行ったのかも覚えてないし、気づいたら靴もカバンもなくて。最終的によくわからないまま路上で寝てましたね。
「でも見てみたいんですもん、地獄」
―…またサラッと言ってますけど、ものすごい酔い方!(笑) 大丈夫だったんですか??
佐倉 寝てたら、知らない人が「だ、大丈夫ですか…?」って声をかけてくれて、目を覚まして帰れました。“伝説”はいろいろあるんですけど、公表できる範囲はこれくらいかも(笑)。
―お酒、やっぱり恐ろしい…。ところで、この連載では毎回、ママに「酒の場での男の振る舞い方」や「理想の男性像」もお聞きしてるんですけど…佐倉さん的にはやっぱり男も酒が飲めたほうがよさそうですね?
佐倉 飲めたほうがいいですね。私、お酒が好きな人のことは自動的に好きになるので(笑)。でも、飲めない人が頑張る姿勢もカワイイなって思いますよ~。
―お! 僕は酒が飲めない下戸なので、そのひと言はありがたいです!
佐倉 「今日は1杯頑張ります!」みたいなことを言う人がいたら「えっ、カワイイやん、おまえ!」ってなります(笑)。でも、お酒の場で口説かれるのは好きじゃないですね。私、黒髪でこんな顔つきで大抵、酔っ払ってるからか、口説かれることは結構あるんですけど…こういう場で口説く人って、絶対に“お酒を使わないと口説けない”んですよ。だから私はハッキリ言ってます、「あなたじゃないから」って。
―辛口! この連載、「酒の場での口説き方」を習うはずなのに!(笑)
佐倉 「自分が『好き!』ってなる人じゃないとうまくいかないだろうな」って思ってるのも大きいんですけどね。だから、相手から口説かれてもなんとも思わないし、私のほうがすごく好きで、自分からアタックするくらいの人じゃないと。
―なるほど、狙いにいきたいタイプなんですね。では、どんな男性が好みなんですか?
佐倉 自分の好きなタイプ、ちゃんとわかってないんですけど…でも「仁菜は1回捕まってるくらいの人が好きだよね」って、よ~く言われます。
―ええっと…「1回捕まってる」?
佐倉 別に悪い人が好きなわけじゃないんですけどね(笑)。でも映画の『アウトレイジ』が大好きだし、椎名桔平さんとか大森南朋さんみたいな雰囲気の人が好きかもしれないです。ビートたけしさんが愛人騒動で出版社に乗り込んだ時の見た目も好きですね、カッコいい!(大声)
―…結構、ダンディーな年上が好きだ、と。他に求めることってありますか?
佐倉 私、人にとやかく言われるのがあんまり好きじゃないので、完全に自由にさせてくれる人がいいです。デートに誘われるのもいいけど、自分の時間はしっかりほしいというか。
―ひとりの時間はほしい、と。なんだか今ドキっぽい!
佐倉 もちろんデートも好きですけどね。どこでも行きますよ、私。海でも山でも…地獄とかでも。むしろ私を地獄に落としてほしい(遠くを見つめながら)。
―地獄って!(笑) …ていうか、何か悪いことしたんですか!?
佐倉 人を◯したりはしてないですけど(笑)。でも見てみたいんですもん、地獄。人が地獄に落ちたら、そこからどう這(は)い上がるのか。もしくはそこで野垂れ死ぬのか。それはすごく面白い挑戦だと思いませんか?(悪い顔)
―できれば落ちたくないですよ! そもそも、なんの話ですか!(笑)
佐倉 (笑)。まぁ、私ってこういう感じで結構ワケわからない人間なので、コレについてきてくれる男の人がいいですね。あとは距離感が保てる人というか、女のコがイヤがってたらそれに気付ける人。人間関係って、人のことを考えられることが一番大事だと思うので、それができる人がステキだなって思います。でも、お酒飲んでて口説かれても絶対なびかないですから!!
―「酒の席での口説きはダメ! 絶対!」なのはよくわかりました(笑)。えー、そろそろお時間になってしまいますが、難攻不落かつ独特すぎる佐倉さんでした…(笑)。最後に、読者へひと言お願いします!
佐倉 はい、週プレ酒場に来てくださった皆さん、ありがとうございました! 天下の週プレさんにまた載れるよう頑張りたいなと思いますし、プライベートでもまた遊びに来たいと思います! グラビア以外にお芝居も頑張ってますので、ぜひぜひチェックしていただければと思います! ありがとうございました~!
(取材・文/アオキユウ[short cut] 撮影/武田敏将)
●佐倉仁菜(さくら・にな) 1992年5月29日生まれ 北海道出身 身長160cm B85 W61 H88 ◯グラビアの他、女優としても活動中。最新情報は公式Twitterをチェック!【@nina_sakura0529】