昨年、新宿・歌舞伎町にオープンした『週プレ酒場』。その中にある完全予約制の『週プレ酒BAR』では日々、豪華女性タレントたちが“日替わりママ”を務めている。
そんな彼女たちと一緒に飲んだり話したりできる、夢のようなバーの雰囲気をお伝えすべくスタートした、週プレNEWSのシリーズ連載。
第28回は、芸歴11年目にして昨年夏に「ミスアクショングランプリ2017」に輝いた金子智美ちゃん! 彼女とお話しすべく、酒は一滴も飲めない草食系ライター・Aが今回もバーに向かった…。
* * *
―日替わりママ、お疲れ様でした!
金子 ありがとうございます。12月にも一度、ママを務めさせていただいたんですけど、その時は後ろにお仕事があったので、お酒が飲めなかったんですよ。今回、ようやく飲めたので楽しかったですね(笑)。前回から連続して来てくださった方も多くて、「やっと飲めるね~」なんて言いながら飲んでました。
―念願のお酒だったんですね! でも、全然酔ってなさそうに見えますけど…?
金子 いつもそうなんです。もう少し飲むと顔が赤くなったり、身体がちょっと熱くなるくらいで。
―結構、飲めるクチなんですね。ちなみに、今日はどれくらい飲んだんですか?
金子 3部制だったので、1部に1杯くらいのペースで…結果的に4杯かな? お喋りしなきゃいけないし、あんまりハメを外しすぎるのもよくないので抑えました(笑)。飲んだお酒も、梅酒やウーロンハイみたいな、やさしいものでしたし。
―この連載、ものすごく酔っ払った方にもたまに出演していただくので、すごくオトナに感じます(笑)。
金子 (笑)でも20、21歳くらいの頃は「イェーイ! テキーラ!」みたいな感じの飲み方だったんですよ。私、今年29歳になるんですけど、今は周りの同世代の友達もそんな飲み方はしないので、自然と落ち着いてきました(笑)。
―いい年齢の重ね方です! ところで、その「テキーラ!」な時期には結構、お酒で失敗したりも…?
金子 いや、そんなに失敗はないですよ? 路上で普通に寝てしまうくらいで。
―路上で寝るのは普通じゃないですよ!(笑)
金子 でも、テキーラショットをパッパカパッパカ飲んでたらそうなるじゃないですか(笑)。友達と飲んでる日だったんですけど、次の店に移動する最中に「もうムリ、眠い…」ってなって、渋谷の路上で寝ちゃったみたいで。寝てたのはたぶん10分くらいなんですけど、目が覚めたら誰もいなくて…。
―友達、白状すぎません!?
金子 で、「なんで置いていくの!?」って怒りながら、次の店で合流する…みたいな。そんな飲み方をしてました(笑)。
―路上で寝た直後に復活して飲み続ける…もう帰りましょうよ(笑)。
金子 確かに(笑)。でも「そんな飲み方をしていたら、身体を悪くするな」と思ってきて。それから徐々にお酒を減らして、ここ3、4年間はお酒を断ってたんです。だから実は本当に最近、解禁したばかりなんですよ。今日は飲めて本当に楽しかったです!
金子智美発案?「プチ野球拳」とは?
―まさに“念願”だったんですね(笑)。
金子 でも、今日は“できなかったこと”がひとつあって…。1、2部は衣装のボタンを3、4つ開けてたんですけど、最後の3部は全部閉じて登場してみたんですよ。3部のお客さんとは「じゃんけんをして、お客さんが勝ったらボタンをひとつずつ開けていく」っていうゲームをやりたいって思って。
―おぉ! なんですか、その“プチ野球拳”! 絶対楽しいじゃないですか!!(大声)
金子 お客さんも団結して盛り上がれそうですし、絶対楽しいですよね!? …でも、いざ3部が始まったらそのゲームのことをすっかり忘れてしまうという…(笑)。次回は必ず開催したいです!
―これを読んだ酒場スタッフの皆さん、3回目の金子ママを早急にお願いします! ところで、この連載では毎回、ママに「酒の場での男の振る舞い方」や「理想の男性像」についてもお聞きしてるんですけど…「酒好きな男」と「酒が飲めない男」、どちらが好きですか?
金子 うーん、お酒で失敗するような人でなければ、お酒好きでも飲めなくても…どっちでも大丈夫ですよ。私自身が“相手が飲まなければ飲まない人”だから「一緒に飲める人じゃないとダメ」ってこともないです!
―僕は下戸なんですけど、そもそもお酒を飲まないので失敗しないですよ!(ドヤ顔)
金子 (笑)結局のところ、男の人に求めてるのは“落ち着き”なんですよね。私、年上の男性が好きなんですけど、男の人って実年齢よりも精神年齢が低いじゃないですか。だから年上がいいんです。
―おぉ、言い切りましたね(笑)。
金子 正直、私の年齢になると…完全に結婚を考えてしまうんですよ(笑)。「純粋に恋愛したい!」っていうより、一緒にいても疲れなくて、なおかつ私と子どもと3人で何不自由なく生活できる経済力がある人を探す感じになってるんですよね。
―子どもと3人とか経済力って、なんかリアルな…(笑)。
金子 付き合う人もかれこれ4、5年いないんですけど、「彼氏が5年いないから」とかじゃなくて、周りの同世代に結婚する人が多いから若干焦ってるんですよね(笑)。ほら、結婚するとやっぱり遊べなくなるじゃないですか。ママ友的なつながりのほうが大切になるし。
―なるほど。結婚するにあたって、他に男に求めることって何かありますか?
金子 他には…私、お仕事のために東京に出てきてかれこれ10年になるんですけど、ひとり暮らしが長すぎて、あんまり人と一緒にいられなくなったんですよ。だから「いつもふたりでベタベタしたい」って人はダメだなって思ってます。「友達と飲みに行ってくる」とか「仕事の接待で遅くなる」とかが多い旦那さん、全然OKです。どうぞ行ってらっしゃい。
―「どうぞ行ってらっしゃい」って! 結構、ドライですね…。「お金を家庭に入れてくれて、ベタベタしないでいい人」って、もうマグロ漁船の乗組員とかがベストなのでは…(笑)。
金子 いやいや、できれば毎日帰ってきてほしいですよ?(笑) ドライとはまた違うんですけど、毎日ベッタリ過ごすよりも、結婚してもカップルみたいに過ごせる人のほうが長く続く気がするんですよね。週に1回、外に食事に行くくらいの“デートする感じ”で送る結婚生活、憧れません?
男は
―確かに! たまに見かけますけど、「結婚して数十年経つけど、まだまだ手をつなぎます」みたいなロマンスグレーカップル、ステキですよね!
金子 あとは「尊敬できる人」がいいですね。その人だけを見たらわからないかもしれないですけど、例えば会社の部下とか一緒にお仕事している人とかと、私も含めて食事する機会があったら…「先輩はすごいんですよ!」みたいなことを言ってもらえる人と付き合いたい(笑)。他人の評価って結構、大事です!
―もし金子さんが3回目のママをやる際には、会社の部下と一緒に来るといいかもしれないですね。そこで部下に褒(ほ)めてもらうと! では逆に、「こんな男はイヤだ!」というNG条件を教えてください!
金子 えーと…グイグイ来られるのは苦手なので…「いつ会える?」とか、私から聞く時だけ連絡を取る人、ですかね?
―すごい条件が出てきた!(笑)
金子 そもそも、人とあんまり連絡を取らないというか、友達とも用件しかやり取りしなかったり、マネージャーにも返信しないで怒られたりしてるようなタイプなので…(笑)。だからマメじゃない人のほうがいいかもしれないです。でも、長電話は好きで、マネージャーや先輩ともよくしてるので、それには付き合ってくれる人がいいです!
―文字を打つのが苦手なんですね…(笑)。えー、金子さんにぴったりな男が早く出てきますように! では、最後に読者へひと言お願いします!
金子 今日はありがとうございました! 普段の撮影会では、私もファンの方もお互いに撮影がメインになるので、あんまり喋れていなかったので、皆さんとお酒が飲めて楽しかったです! 次回こそ、“ミニ野球拳”をやりたいと思ってますので、楽しみにしていてください~!
(取材・文/アオキユウ[short cut] 撮影/武田敏将)
●金子智美(かねこ・さとみ) 1989年12月22日生まれ 愛知県出身 身長158cm B89 W58 H85 今年2月、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の「第1回腐りグラドルグランプリ」でグランプリを獲得。最新情報は公式Twitterをチェック!【@kanesato1222】