![1969年3月22日生まれ、大阪府出身。神戸女学院大学文学部を卒業後、1991年にNHKに入局。在局中は『NHK紅白歌合戦』をはじめ、数々の看板番組を歴任した。今後は「ジャーナリストとしてNHKの番組に参加したい」とのこと](/news/entertainment/2018/images/2018/04/83d898769cf0977cf0350b558b61f1fc_a4631a2a9df9037bf6f8886ba4520f54_1d7372456f76fd5828d84377def71a24_2a9971217b4bd73d12da8481b930f2cb_2.jpg)
突然の退局だった。NHKの看板を長らく背負って立っていた有働由美子アナが、3月31日をもってフリーに転身したのである。
「ごく一部には挨拶していたみたいだけど、同僚アナでさえ報道で有働アナの退局を知ったほど。そもそもNHKはアナウンス部がありながらも、担当番組にデスクを置いているアナウンサーが多い。退局を報告したくても、できなかったというのが実情でしょう」(NHK関係者)
有働アナは退局の理由として「海外での現場取材や勉強を自分のペースでしたいという思いが捨てきれず、組織を離れる決断をしました」とコメントしている。実は在局中、何社もの芸能プロと接触していたという。
「有働アナは報道だけではなく、なんでもこなせるマルチプレイヤー。好感度も非常に高いので、民放キー局は喉から手が出るほど欲しい人材なんです。先々の仕事が確実に見える有働アナは、芸能プロにとってまさに“カネのなる木”。契約料や環境を含めた好待遇を各社ともに提示したという話ですよ」(制作会社ディレクター)
ただ、彼女は在局中にフリー転向の打診があっても、決して首を縦に振らなかったという。
「彼女はNHKに恩義を感じていて、筋が通らないことはしたくなかったみたい。ただ今後は個人で活動するわけにもいかないので、すべてを任せられる芸能プロを選定中らしい」(前出・関係者)
有働アナの動向から、しばらく目が離せない。