5月9日に発売される1stフォトブック『わたしのこと』(集英社)を引っ提げて、乃木坂46の西野七瀬ちゃんが週刊プレイボーイの表紙に登場! フォトブックの中身や、大人気のうちに終了した『電影少女』の話も聞いちゃいました!
■食べてるところを見られるのは恥ずかしい
―今回は、表紙だけじゃなく、1stフォトブック『わたしのこと』からのスペシャルアザーカット&撮り下ろしグラビア(計12ページ)での登場です。撮り下ろしグラビアは「早朝デート」をテーマに撮影しました!
西野 お部屋の中から始まって、いろんな場所に行きました。ボートに乗ったりパフェを食べたり、あと桜。
―きれいに咲いてましたね。
西野 私、桜に対してあんまり熱量があるほうじゃなくて。「お花見!」って感じじゃないから、撮影のときしか桜に近づかないんです。「地面にシートを敷いて」「シートは誰が持ってきて」「風が吹いて食べ物に砂が」とか、ネガティブにいろいろなことを考えちゃうので、苦手なんですよ。だから今日あらためて桜を見たら、「あ、桜ってきれいだな」って思いました。
―桜を見ながらたいやきを食べている姿は目を引きました。
西野 手ブラで歩きながら桜を見るのはいいですね。でも今日はずっと食べてる撮影でした。私、食べるところを見られるのって、すごく……恥ずかしいんですよ。
―今回は「おうちで食べて」「歩きながら食べて」「お店で食べて」の3種類でしたが、個人的に好きなのは?
西野 歩きながら食べる! そういうデートはいいですね。最近は食べ歩きはしないですけど、学生時代はしてました。アイスとか。女子高生はアイスです。
―「女子高生はアイス」! なんですかそのキャッチコピーは!(笑)
西野 (笑)。大人になると“買い食い”はしなくなりますけど、お祭りのときは別で。屋台が出てたりすると、めっちゃ買って食べます。
―じゃあ次は夏に屋台を巡る、お祭りデートグラビアにしましょう! そうしましょう!
西野 いいですね(笑)。
■モロッコのラクダは「にゅえ~」と鳴く
―そして今回のグラビアにも掲載されていますが、1stフォトブック『わたしのこと』。モロッコで撮影をされたとか。
西野 今回のフォトブックは、『non-no』編集部さんに作っていただいたんですけど、モロッコは、いつもお世話になっている編集さんのオススメだったんです。でも実は私も、前から気になっていた国で。週プレさんとご一緒させていただいた『風を着替えて』(2016年発売の2nd写真集、マルタとイタリアで撮影)のときにも候補に入れていた場所だったんです。
―おぉ! モロッコはどんな所でした?
西野 アフリカ大陸ですけど、中東っぽい感じ。ヨーロッパともアジアとも違う国でした。でも、ニュースで衛星が飛んだって聞いて、これから注目されたりもするんだろうなって。街並みがすごくきれいで写真映えするカフェやら。あと砂漠でラクダにも乗りました。
「全部撮り直したい!」って思ったんですけど…
―グラビアにもそのときの写真が掲載されています。
西野 意外と揺れました。座ってる状態で乗って、「いち、に!」で立ち上がるんですけど、「いち」のときの“前のめり感”がすごくて。握力がないと、落とされそうな感じで。優しそうな目をしていたんですけど、ずっと文句言ってました。
―文句ですか? ラクダが?
西野 ずっと、「にゅえ~」って、ぶつぶつ言ってて。何が言いたかったんだろう? あと食事がおいしかったです。肉とかもクセがなくて。
―そんなモロッコに加えて、日本でも撮影をしたんですよね。
西野 はい。伊東のハトヤホテルって所に行きました。
―「4(よ)! 1(い)! 2(ふ)! 6(ろ)! ハトヤにきめた!」っていうCMが昔大流行したハトヤホテルに!?
西野 はい。「彼氏とハトヤホテルに行きました」っていうイメージのページで。でも、そのCMまったく知らないんですよ。私の時代は流れてなかったので。
―「西野さんは、大のハト好き」という理由から企画されたんでしょうね(笑)。
西野 でも、すごく気に入りました。レトロでカワイイところで。あと館内着っていうか、浴衣にガッツリ「ハトヤ」って文字とハトが入っていて。すごく買おうか迷ったんですよ。ハトヤグッズがけっこう売っていて。Tシャツと湯のみとポーチは買ったんですけど。
―メチャクチャ買ってるじゃないですか!
西野 ボールペンとか耳かきとかもいーっぱい売ってて。その中に浴衣も売ってたんですよ。すごくかわいくて買おうと思ったんですけど、「でも買ってもどこで着るんだ?」ってなっちゃって。結局諦めたんですけど、かなり後悔していて。もし次に行く機会があったら買います。時間の問題です。
―いいですね。この記事を読んでいる読者の皆さんも、かなりハトヤグッズにひかれていると思いますよ。そして、ヒロインの“天野アイ”を演じられたドラマ『電影少女』(テレビ東京)についてもお聞きしたいです!
西野 2017年の11月から撮影したんです。ものすごく濃い1ヵ月半でした。早朝っていうか、暗い時間に家を出て、暗い時間に帰ってくるみたいな生活で。ヒロインの“アイちゃん”って、明るい性格だし、「好きな人への気持ちを押し殺して笑顔で応援する」っていうような……。自分はアイちゃんみたいにいいコじゃないし、強くないから……。すごいなって思いながらやってました。
―役作り、苦労したんですね。
西野 最初はいろいろ悩んでたし、1話目を見たときは「全部撮り直したい!」って思ったんですけど……。最後は自分の中でも「大丈夫、かな」って思えるようになりました。それに、やっぱりお芝居の現場って楽しくて。あの雰囲気というか、あの場所にまた行けたらいいなって思いました。
―大変だったけど、得るものも大きかった、と。
西野 忙しくて大変でした。でも立ち向かって、乗り越えられたんじゃないかなって。いろんな発見もあって……たぶん、成長できたと思います!(笑)
■西野七瀬の表紙&巻頭グラビアは『週刊プレイボーイ』19・20合併号(4月23日発売)に掲載! 乃木坂46最強の“彼女感”をぜひご覧ください!
(取材・文/篠本634[short cut] 撮影/川島小鳥)