ファースト写真集『ゆうのだけ』が大ヒット中の大原優乃ちゃんと、1990年代後半にグラドルとして大活躍した大原がおりさん。ここ最近、『有吉反省会』(日本テレビ系)で2度共演し、大きな反響を呼んだ“ダブル大原”の誌上対談が、ついに週プレで実現!
■「飛び出す優乃はもうやった?」
がおり 週プレの表紙、おめでとう! 今回で何回目!?
優乃 ありがとうございます。自分でもビックリなんですけど、3回目になります。
がおり 優乃ちゃんのテレカをもらえた人は、やっぱりうれしいだろうなぁ。
優乃 え、テレカ!?
がおり 今、特典でテレカってついてないの?
―がおりさん、今は時代が違って、特典テレカはなくなったんです…。
がおり じゃあ、飛び出す優乃は? さすがに“3D優乃”はあるでしょ!? 巻末とかに赤と緑の透明シートがついていて、それでグラビアを見るとおっぱいが飛び出すみたいな。
―今はVRがありますし、そんなアナログなオマケはついていないです(笑)。
がおり え~、なんか残念。そうそう、優乃ちゃんの写真集を見させてもらったけど、ホントに全部がかわいいよね。
優乃 そう言っていただけて、すごくうれしいです。
がおり 私のときなんて、イヤなポーズや表情が使われていたこともあったもん。それをマネジャーさんに言ったら、「ファンはいろんな顔を見たいんだよ。全部が全部、キメ顔だったら面白くないよ」って話してくれて、確かにそうだなって思ったの。でもさ、優乃ちゃんも写真集の中で一枚くらいはあるでしょ、これはチョットっていう感じの写真。
優乃 笑いすぎた写真は、これで大丈夫かな、これでいいのかなって少し心配になっちゃいます。でも、担当編集さんやカメラマンさんがいいと思って選んでくださっているので、全然イヤではないんです。逆に私がどんな顔をしても、すべてを受け入れてくれているんだって思ったら、撮影中になんでもできるようになりました。
がおり 偉いなぁ、優乃ちゃん。私なんてファースト写真集の撮影で、過激な水着を着させられたり、やりすぎたポージングをさせられたりすると、あえて変な顔をしていた。さすがに掲載されないだろうと思っていたんだけど、結局はその中でもマシな顔が使われていて(笑)。
そのときに思ったのが、何があってもちゃんといい表情をしようということ。自分に汚点が残るだけだし、スタッフさんやファンにも失礼。あの頃はいろんな意味で若かった。
“大原家”ってお尻がないよね(笑)
―ちなみに、がおりさんが一番イヤだったことはなんですか?
がおり なんの撮影かは忘れたんですが、ビーチで体育座りをして貝殻をイジるシーン。最終的に股間の前で貝殻を持ってポーズを取ったんだけど、後々見たら、“それ狙い”か~!って。当時、まだ純粋だったから、その意図が全くわからなかったんです(苦笑)。優乃ちゃんは、苦手なポージングとかない?
優乃 私、お尻のボリュームがないんですよ。だから、振り向きショットとか、あんまり自信がなくて…。
がおり 私も! “大原家”ってお尻がないよね(笑)。ちょっと私のお尻触ってみて、肉がなさすぎるから。
優乃 え、あ、はい。(遠慮がちに触ると)なんだか柔らかいです。
がおり 今度は私が…あるよ、全然あるよ!
優乃 あ、ありがとうございます(恥)。
■優乃ちゃんが思うドッキリの夢
がおり お尻には自信がないかもしれないけど、胸はバーンって張りがあっていいよね。『有吉反省会』で温泉ロケに一緒に行ったとき、胸に勢いがあるから、体に巻いたバスタオルが落ちてこないんですよ。それに比べて私は、胸を引っ張り上げているのに、しばらくするとしょぼんって…。正直、悔しかった。
優乃 あのオンエアを見たら、私だけ肌が黒くて反省しました。
がおり 反省って(笑)。
優乃 すぐに日焼けしちゃうのが悩みなんですよ。グラビア撮影のときに日焼け止めを塗っても、あんまり効果がなくて。紫外線を吸収する体質なのか、人生で一度も皮がむけたことがないんです。
がおり ケアが大変だね。私は肌が白いから、視覚効果で少しでも細く見せたくて、ロケ前は日サロで毎回焼いていたなぁ。グラビア撮影中にメイクさんから「日焼け止めを塗ってください」って言われても「そういうのやってないんで」って断っていたし。
優乃 がおりさんが撮影中に困ったことは?
がおり 黒目の色が薄いのか、まぶしさに弱くてすぐに眉間にシワが寄っちゃうの。カメラマンさんから「みけーん!」ってよく注意されていたもん。そのときは、コンタクトレンズをマジックペンで黒く塗るか、目を直接黒く塗ろうかって考えていたくらい。あとは、まぶたにリアルな目を書こうと、本気でたくらんだことも…。
優乃 あはは。なんだかコントみたいですね(笑)。
がおり きれいな海外のビーチに行っても、岩場の陰とか、薄暗い所じゃないと撮影できなかった。だから、海外はあんまり好きじゃなかったなぁ。
がおり直伝のグラビアポーズ
―がおりさんのグラビア全盛期、それこそ海外ロケばかりだったんじゃないですか?
がおり 月に4回サイパンに行ったり、ハワイに1泊3日っていうのもありましたね。ハワイのときは、TVの「寝起きドッキリ企画」だったんです。深夜までニセ撮影で連れ回されて、朝、ムキムキのマッチョたちに胴上げされて起こされるみたいな。優乃ちゃんも、そろそろドッキリとかありそうだよね。どんなドッキリが夢!?
―ドッキリに夢なんてないです(笑)。
優乃 TVで見て憧れなんですけど、落とし穴とかやってみたいです。
がおり 落とされた後のリアクションが大事だから。シミュレーションしておいたほうがいいよ!
■がおり直伝のグラビアポーズ
―優乃ちゃんは、『有吉反省会』でがおりさんと共演したとき、いろんなグラビアポーズを教わったんだよね。
優乃 そうなんです。手の置き場所だったり、自分ではなかなか気づかないところをアドバイスしてくださって、すごく参考になりました。
がおり 四つんばいとか、胸が下を向くポーズだと、胸の形は自由に作りやすいけど、あおむけになると胸が横に流れていっちゃうのでポーズに工夫が必要。いかに自然に胸を寄せるかが大事で、腕で胸を押さえるようにシーツをつかんだり、見えないところで胸を押したりと、いろんなコツがあるんです。
優乃 横向きになったときはどうすればいいですか?
がおり 片膝を真っすぐ立てて、腰をギュッて入れる。やってみて!
優乃 こ、こうですか?
がおり そうそう! あと、上になっているほうの手を腰に持っていく。そうすると、脇腹のシワを隠すことができるから。そこから脚をもっと斜めにして……うわ、ちゃんとポーズが古い(笑)。これ、私の十八番(おはこ)だったなぁ。
優乃 ほかにも、もっと教えてください!
がおり あとは女豹かな。四つんばいになって、そう! ちゃんとカメラの奥にいるファンをニラミつけて!
優乃 がおり先生、こんな感じでしょうか?(目をキリッとさせながら)
がおり そう、古い! 最後に立ちポーズも教えてあげるね。靴を履くようにして、カカトを上げるのがポイント。これは『JJ』の賀来千香子さんをイメージして!
優乃 え!?
がおり そうか、さすがにJJ時代は知らないかぁ~。
優乃 次の週プレさんのグラビアでは、教えてもらったポージングを必ず使わせてもらいます。今日はありがとうございました!
●大原優乃ちゃんの表紙&巻頭グラビアは『週刊プレイボーイ』21号(5月7日発売)に掲載! 彼女のはじける魅力をぜひご覧ください!
(取材・文/高篠友一 撮影/小塚毅之)
■大原がおり 1976年2月17日生まれ、東京都出身。1990年代後半にグラドルとして活躍し、『出動!ミニスカポリス』『ギルガメッシュないと』(ともにテレビ東京)などの人気番組に出演。昨年、姓名判断の結果を受けて「大原かおり」から「大原がおり」に改名。現在は、『待機!無理スカポリス』(Kawaiian TV)に出演中! 公式Twitter【@oharakaori】
■大原優乃 1999年10月8日生まれ、鹿児島県出身。『ようかい体操第一』の大ヒット曲を持つDream5のメンバーとして活躍し、解散後はソロに。昨年6月に週プレでグラビアデビューし、今年3月にファースト写真集『ゆうのだけ』(集英社)を発売。公式Twitter【@Yuno__official】