ある平日の正午過ぎ。大西洋平アナをはじめとしたアナウンス部の仲間たちと笑いながら局から出てきたのは田中萌アナ。右手に財布を持ち、どうやらランチに向かうようだ。
その表情はかなり明るかった。次世代エースとして期待を寄せられていた約1年半前、担当番組で共演する先輩アナとの不倫愛が週刊誌に報じられ、入社2年目にして、彼女の女子アナ人生は暗転してしまったのだ。
「今は地上波のレギュラー番組はゼロ。この4月から始まった早朝の報道番組『AbemaMorning』(AbemaTV)のメインキャスターが唯一の担当です。一見すると都落ち感がありますが、彼女はかねて報道キャスターを夢見ていて、今の仕事にかなりやりがいを持っている。
実は彼女、不倫スキャンダルを起こしたことで、もう報道に携わるのは無理だと諦めていたんです。だから、担当が決まった時は泣きそうなほど喜んでいましたよ」(テレビ朝日関係者)
ここで気になるのが、彼女の今後である。復活の目はあるのだろうか?
「不倫スキャンダルを起こした女子アナでいえば、古くは吉元潤子アナや徳永有美アナがいましたが、ふたりともスキャンダル発覚後から不遇な時を過ごし、第一線に返り咲くことなく退社の道を選んだ。
うちは自由そうに見えて、異性トラブルで騒動になったアナウンサーに対してかなり厳しい処置をする。復活できる可能性は低いでしょうね」(テレビ朝日局員)
笑顔の裏には諦めがある?