『ラストアイドル』でデビューしその後、女優に転身した古賀哉子
昨年８月から放送中のオーディションバラエティ番組『ラストアイドル』（テレビ朝日系）でデビュー。その後、女優に転身し、グラビアにも挑戦中の古賀哉子。実はこの春から地元・福岡で歯科衛生士になる予定だったのだとか！？　そんな彼女がアイドル卒業を決意した複雑な心境を週刊プレイボーイに語ってくれた！

■アイドルトークがとにかく苦手

―アイドルから女優に転身し、グラビアデビューと目まぐるしい活躍ですね。

古賀　『ラストアイドル』に出演が決まったときは、本当に自分が選ばれるとは１ミリも思っていませんでした。歌も苦手だし、正直そこまで深く考えずにオーディションを受けてしまったので、不安と怖さでいっぱいでした。

―本当は地元で歯科衛生士になる予定だったとか。

古賀　はい、学校もあと半年で卒業だったのと、大きな歯医者さんに内定ももらっていたんです。でも『ラストアイドル』が忙しくなって、学校も辞めないといけなくなったので、いろいろと悩みました。地元で平凡な人生を送るつもりだったのが、１８０度人生が変わってしまったなと考えたり。

―でも、そこから頑張れたのはどうして？

古賀　最初はうまくいかなくて、毎日泣いていた時期もありました。でも、選んでもらったからには頑張らなきゃという気持ちが強かったですね。あとは握手会などで触れ合ったファンの方たちが「哉子ちゃん！」って呼んでくれたり、応援してくれて、初めて楽しいなって思ったんです。やっていくうちにもっと頑張ろうって気持ちに変わっていきました。

―最初の頃はだいぶ緊張していたみたいだもんね。

古賀　まったく余裕もなかったので、顔もキツかったと思います（苦笑）。いわゆるアイドルトークみたいなのが苦手というか、恥ずかしくてできなくて......。自己紹介でも誕生日くらいしか言うことがなくて。

―ずっとクールキャラだったけど、４月の卒業発表では思わず涙を流す一幕も。

古賀　サプライズで発表したんですが、会場がシーンとなってしまって。私も最初は平常心だったんですけど、応援してくれていたファンの方々（通称"哉子愛"）の顔を見たら気持ちがこみ上げてきて、涙が止まらなくなってしまいました。これまで応援してくれたファンの方たちを裏切ってしまったと思うと、本当に申し訳ない気持ちでいたたまれなくて......。それが、すごくつらかったです。―アイドルから女優に転身したわけだけど、思えば『ラストアイドル』に出始めたときに「女優になりたい」って発言したことが、ネットなどで「アイドルを踏み台にする気か！」と炎上したことがあったね。

古賀　自分としてはそんな気はなかったんですが、視聴者の方にそう見られてしまったみたいでつらかったです。おかげでほかのメンバーとは違って、マイナスイメージからのスタートだったんですが、最終的には皆さんにたくさん愛してもらったので、その恩返しをしたいです。ちゃんと女優として皆さんの目に入る場所にいたいなって思います。

■よく、ひとりで「牛丼屋」に行きます

―今回、台湾でのソログラビアはどうだった？

古賀　今までプライベートでは韓国に一度行っただけなので、まずは、海外に行けてうれしかったです（笑）。

―撮影中は、どんなことを意識した？

古賀　場所や衣装に合わせて雰囲気を表現することと、あとは自然体でいられるように意識しました。アイドルのイメージから脱却したいと思いつつも、もっと歯を見せて笑えばよかったなって少し反省してます（苦笑）。

―確かに、意外と笑顔少なめだったかも（笑）。どのシーンがお気に入り？

古賀　黒のトップス（ピンクの花がついている）にデニムのシーンと、あとはピンクの"ロベア"の水着も大好きです。

―ロベア！？　それ言うならベロアでしょ（笑）。

古賀　えっ！？　ちょっと今のなしでお願いしますっ！

―台湾はどうだった？

古賀　夜の街に屋台が出ていて、テンション上がりました。最初はお祭りかなって（笑）。小籠包（しょうろんぽう）がおいしかったです！

―苦手な食べ物はあった？

古賀　初めてカラスミを食べたんですが、苦くてあまりおいしくなかったです。まだ、舌が子供なんで、大人の味覚がどうも苦手で。コーヒーもまだ飲めないんです。

―ちなみに、ひとりで海外旅行とかは行けるタイプ？

古賀　ひとりは無理です。空港、特に入国審査とかひとりで通るのが怖いです。「何しに来たんだ？」とか聞かれるし、指紋を読み取ったりするところとか、慣れてる人が誰かいないとダメです。その点、ロケってみんなで行動したり、ご飯に行ったりできるのでうれしいです。私、まだ東京に友達がいないので......。

―普段、ご飯はどうしてるの？

古賀　最近は舞台の稽古後に、事務所の方や先輩と一緒にご飯に連れていってもらう機会がありますが、それ以外はひとりで「牛丼屋」によく行きます。上京したてのときは料理もしてたんですけど、食材買ってもひとりだと使い切れなくて......。

―お休みの日は何してるの？

古賀　たまっている洗濯物を片づけたり、家の掃除が主です。あとは事務所の先輩の舞台を見に行ったりもしています。

―お決まりの質問なんだけど、好きなタイプの男性は？

古賀　う～ん......哉子だけを愛してくれる、安心感のある人。

―見た目の好みは？

古賀　見た目ですか？　私、まったく見た目はどうでもよくて性格重視です。よく友達にＢ専？って言われます（笑）。

―最後に読者にひと言！

古賀　アイドルを卒業して初めての撮影だったんですけど、今後はアイドルではない古賀哉子を見せていけられたらと思ってます。今までのファンの方も新しく見てもらう方からも、応援したいなと思ってもらえるように結果を出していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

●古賀哉子の表紙＆巻頭グラビアは『週刊プレイボーイ』２８号（６月２５日発売）に掲載。この夏一番の清純クールビューティーの魅力を見逃すな！

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