高い注目を集めている若手女優・髙橋ひかる
若手女優の中で、いまとりわけ高い注目を集めているのが髙橋ひかるだ。

 
彼女は、2014年に「第14回全日本国民的美少女コンテスト」のグランプリを獲得した16歳。大河ドラマ『おんな城主 直虎』の高瀬役で好演したほか、「全国高校サッカー選手権大会」13代目応援マネージャーや「チオビタ・ドリンク」のCMなど幅広く活躍している。

そんな彼女が週刊プレイボーイ28号(6月25日発売)のグラビアに登場した。「どこか連れてって!」のタイトルの下、海辺などを舞台に、セーラー服や爽やかな衣装を身にまとい、元気な姿を披露している。

7月11日からは石原さとみ、峯田伸和主演のドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系、毎週水曜22時~)に出演する。そんな彼女に、今回のグラビアのエピソードから、素顔までを聞いてみた。

―『週プレ』のグラビア。「どこか連れてって!」ってタイトルでしたけど、読者の大半が「俺なら、あそこに連れてくぞ」なんて心で叫んでると思いますよ!

髙橋 ありがとうございます(笑)。今回、海にロケに行ったんですけど朝早くにみんなで集合するところから、小旅行みたいでずっと、ワクワクしっぱなしでしたね。

―すごくうれしそうですよね。笑顔のカットも満載だし。

髙橋 かなりはしゃいじゃいました。砂浜を走ったり、寝転んだり、海に足を入れたりとか。

―一番好きなカットは?

髙橋 全部、好きですけど、麦わら帽子を真上に放り投げてるカットです。撮られてることを忘れて楽しんじゃいました(笑)。

―それにしても高橋さんはおとなしいイメージがあるので、こういうグラビアは新鮮ですよね。

髙橋 自分でもそう思います。こういうアクティブな撮影ってないですし。普段は机の上に頬づえをついたり、窓辺から外を眺めるような落ち着いた撮影が多いです。それもあって真面目そうとか、本を読んでそうとか、あと生徒会長っぽいなんて言われます(笑)。

―実際の髙橋さんは、どんなキャラなんですか?

髙橋 みんなが思ってるよりは、賑やかかもしれないです。学校でも普通だし、たまにノリツッコミとかするし。

―ノリツッコミ?

髙橋 「このうどんめっちゃ細いなぁ。......ちゃうやろ、それパスタや!」ってひとりでボケて、ひとりでつっこむみたいな。あははは。

―は?(ぽかん)

髙橋 す、すいません(笑)。最近はそんなにしないけど、中学の時は毎日やっていて。そうしたらお母さんに「やめなさい」って言われました。

―賑やかというか、賑やかにするキャラですね(笑)。そういえば髙橋さんはもともとアイドルになりたかったんですよね。

髙橋 そうなんです。幼い頃からモーニング娘。さん、AKB48さんに憧れていて。いまも乃木坂46さんとか大好きです。

―推しメンはいたんですか?

髙橋 ともちん(板野友美)が好きでした。あとこじはる(小嶋陽菜)、ぱるる(島崎遥香)とか。クールな人に憧れてました。

―それなのにアイドルを目指さず、「全日本国民的美少女」のオーディションを受けたわけですが、それはどんな経緯で?

髙橋 アイドルになるにはどうしたらわからないままでいたら、当時通っていたダンススクールの先生に勧められたんです。応募したら、なぜか審査にどんどん通っちゃって。

―当時、髙橋さんは12歳ですよね。まわりはみんな年上でしょ。さすがに緊張したんじゃないですか?

髙橋 最終審査の時はしましたけど、それ以外はそうでもなかったです。むしろ最年少だったんで周りのお姉さんたちから「がんばろうね!」って励まされて。楽しかった記憶しかないです。

―結果は見事グランプリ! 自分では何がよかったと思います?

髙橋 素朴さだと思います(笑)。ネイルをしたり華やか方々に囲まれて、ただの12歳がポンとその中に入って(笑)。それが新鮮だったんじゃないですかね。でも、まさか自分がグランプリになるとは思ってなかったです。将来の伸びしろを期待してもらって、なんとか審査員特別賞を!と思ってたくらいで。本当に感激しちゃいました!

―その後、着実にお仕事を重ねて、7月にはドラマ『高嶺の花』に出演。これは石原さとみさん演じる名門華道家に生まれた女性が、峯田和伸さん演じる平凡な自転車店店主と恋に落ちる純愛ドラマですけど、髙橋さんはどんな役なんですか?

髙橋 峯田さんの自転車屋さんに出入りしているコスプレJKですね。商店街の人たちから、『変わってるよね、あの子』って、言われちゃうような不思議ちゃんというか。

―え、髙橋さんがコスプレするんですか?

髙橋 はい(笑)。探偵になったり、ゴスロリになったり。昨日の撮影では白髪ロングで巫女さんの格好をしました。毎回、ウィッグをかぶって、カラコンして。とにかく楽しいですよ。

―見た人は相当驚きそうですね。現場の雰囲気はどう?

髙橋 すごく暖かいです。監督さんはいろいろ相談にのってくださいますし、皆さん親切にアドバイスをくださいます。あと私、石原さとみさんが昔から大好きだったので、ご一緒させていただけるのが本当にうれしくて!

―石原さんはどんな方ですか?

髙橋 キラキラして、本当に優しい方ですね。コスプレにも毎回リアクションしていただきます(笑)。現場ではただのファンみたいになっちゃって、ずっと感動しまくっています。

―オンエアが楽しみです。忙しいと思うけど、趣味とか、普段は何をしているんですか?

髙橋 映画鑑賞とか散歩とか。上京してまだ何年も経ってないので知らないところをぼんやり歩くのが楽しいですね。あと最近はお料理。唐揚げ、ハンバーグ、あと炒め物なんかもやっちゃいます。

―たいしたものですね。というか、高橋さんってまだ16歳ですよね。受け答えもハキハキしてる上、お料理を作ったり、そもそも見た目からして16歳には見えないです。

髙橋 昔からよく大学生に間違われます(笑)。でも段々、年齢に近づいてきたと思うので、もう少しで言われなくなりますよ。

―中身がしっかりしていますね。そういえば、人と話すときには目を見ると、誰に言われたわけでなく自分でやるようになったとか?

髙橋 はい。中学の頃、ある取材で、目を見られて話されると相手の気持ちが伝わっていることに気づいて。それ以来、自分からちゃんと相手の目を見て話すようにしました。目を見て話せば、どんなに短い時間でもコミュニケーションが図れる気がしますしね。

―立派ですね。そんな高橋さんの好きな男性のタイプは?

髙橋 清潔感のある方がいいですね。ちゃんとした身なりをして、話もしっかりできる人。

―ますます16歳には見えない気がしてきました(苦笑)。最後に今後の目標は?

髙橋 女優のお仕事をメインに、バラエティやラジオなどでも幅広く活躍できる人になりたいです。今回のコスプレじゃないですけど(笑)、新しいことにどんどん挑戦して、いろんな人に喜んでいただける存在になりたいです。

■髙橋ひかる(TAKAHASHI HIKARU)
2001年9月22日生まれ 滋賀県出身
身長167㎝ 血液型=O型
○「第14回全日本国民的美少女コンテスト」グランプリを受賞。数多くのCM、ドラマ、映画に出演中。出演ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)が7月11日放送スタート予定。FODで配信中の主演ドラマ『パフェちっく!』が7月11日、地上波(フジテレビ系、毎週水曜24:55~)で放送予定。ラジオ『SCHOOL OF LOCK!』の「髙橋ひかるのGIRLS LOCKS!」(TOKYO FM、毎週月曜~木曜22:00~)に毎月第4週レギュラーとして出演中。公式Instagram【@hikaru_takahashi_official】

●高橋ひかるのグラビアは「週刊プレイボーイ28号」電子版「週プレ28号」に掲載!