元NHKの有働由美子アナをはじめ、現在多くのフリーアナが民放各局の番組をにぎわせている。
「有働アナは『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のキャスター就任が発表されて大きな話題になったし、元テレビ東京の大橋未歩アナは『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)のMCを務めて再ブレイクを果たした。
今はひと昔前と比べ、局アナの知名度と人気が下がっている。多少ギャラがかかったとしても、名前の知れたフリーアナを起用する傾向にあるんです」(テレビ局員)
しかしその一方で、フリー転身を目指す局アナは減少しつつあるという。
「今は2、3時間放送する番組が増え、全体的に番組の本数が減っているんです。それゆえ、フリーアナも限られた人しか成功を収められなくなっている。2000年代前半は、ちょっと人気が出ただけでフリーになる女子アナが多かったんですが、そのほとんどが現在テレビで見かけなくなった。現役の局アナたちはそうした経緯を知っていて、かなり保守的になっているんですよ」(放送作家)
日本テレビの水卜麻美アナには、芸能プロからの引き抜きオファーが殺到しているというが......。
「かなり良い条件を提示されたこともあるようなんですが、彼女は一向に首を縦に振らない。フリーはひとつのスキャンダルで、すべての仕事が吹っ飛びますし、このご時世、長い目で見たら局員のままのほうが得だってわかっている」(前出・放送作家)