――この夏、週プレNEWSで連載中の『キン肉マン』に新たなるスピンオフが登場! さっそく、気になる内容を原作者の嶋田隆司先生に直撃です。先生、どんなスピンオフをやっているんですか?
嶋田 逗子海岸にできた『キン肉マン海の家』です。
――先生、キン肉マンと海の家って、かなり親和性が低そうですけど?
嶋田 これでも親和性がないとか言うんですかっ!
――ゲェー! マンガに登場したキン肉ハウス!! 先生、これって田園調布から移築したんですか?
嶋田 無理やろ! でも、このキン肉ハウスの壁画はファンにとっては絶好のインスタスポットになりますよ。イベントでもみんな撮影してましたから。
――海の家というとフード関係も気になるところですが?
嶋田 僕の好みもあるんですけど、やっぱり肉中心になりました(笑)。提供している料理はシェフの方と試食会を繰り返して味を仕上げて、あとこだわったのはボリューム!
大食いである超人たちの名を冠したメニューで、満腹にならない食事は提供できません!!
――先生のおすすめのフードは?
嶋田 『テリーマンのテキサススタイルBBQスペアリブ』からの『リップオブマッスル ローストビーフ丼』。あと『ミートくんのピリ辛ミートライス』ですね。ミートライスのピリっとした味はシメにちょうどいいんですよ!
――先生、食べ過ぎかと!
嶋田 どれもボリュームがあるので友人や家族でシェアしてもいいですよ。
そもそも、僕のコンセプトは家族や友人同士でワイワイできる海の店ですから。おじさん同士でやってきて、キン肉マンを読みながら肉談義を楽しんでもらえればと思ってます。
――確かに。海の家なのにキン肉マンが全巻揃ってたり、好きなキャラを描ける黒板があったりして面白いですね。
嶋田 この黒板に子どもたちが楽しそうにキャラを描いてくれるから、『黒板、正解やったっわー!』って思いました。原作者として子どもたちが一生懸命描いたのを見ると、『ちゃんとやらなアカンな!』って身が引き締まる。ゆでたまごにとって、こういうことがもっとも刺激になるだなと実感しました。
あ、もちろん大人のファンが黒板使ってもいいですよ。ここにオリジナル超人を描いたら写真撮って、僕のSNSに気軽に報告してください!!
――お酒飲んで飯食って、マンガ読んでイラストまで描いて、もはや超人酒場ですね!
嶋田 それ! キン肉マンはファン同士が対戦マッチを妄想したり、『ジェロニモ、ここにおるのおかしいやろ!』と突っ込むのも醍醐味なんです。だから、超人酒場があったらファンは喜んでくれんだろうなぁとずっと考えてますよ。
――来年はキン肉マンの40周年ですが、今後のサプライズは?
嶋田 最近は頻繁にキン肉マン40周年企画の打合せをやっていて、これが原作者の僕ですら毎回"ゲェー!"なってますからね(笑)。
40周年は、ファンのみんなにも良い"ゲェー!"をいっぱい出してもらいますよ!!
――楽しみにしていますっ!
◆「キン肉マン海の家」では、8月12日(日)「海辺のキン肉祭りin 逗子 〜襲来! 才木玲佳withマッチョ29〜」を開催予定!
日時:8月12日(日)11時~15時ごろ(※荒天時等、状況により休業および時間変更となる場合がございます)
当日は、「キン肉マン海の家」にて、コラボフードメニューのいずれか1品以上のご購入で、1日限定「トッピングメニュー」を選ぶことが可能です。