公開中の『劇場版コード・ブルー』で見せた山谷花純ちゃんの女優魂とは? 公開中の『劇場版コード・ブルー』で見せた山谷花純ちゃんの女優魂とは?

公開中の映画『劇場版コード・ブルー』では長かった髪をバッサリ切ってボウズ頭を披露している女優・山谷花純。この映画にかけた壮絶な覚悟とボウズ頭あるあるをしつこいくらい聞いちゃいました!

■「もし、これに落ちたら芸能のお仕事辞めます」

―髪をバッサリ切っての初グラビア、どうだった?

山谷 ショートカットでの撮影は初めてだったので、いつもと違う私を見せられたんじゃないかなって思います。それに世界遺産でもある軍艦島(端島[はしま]、長崎県)で撮影できたのも本当に貴重な経験でした。

―軍艦島、気に入ってたみたいだね。

山谷 実写版『進撃の巨人』のロケで使われた場所だということもあって、すごく楽しみだったんです。年数を重ねた廃墟感と少しだけ残っている生活感が入り交じっていて、なんとも独特な雰囲気でした。

―今回はどんなイメージで撮影したの?

山谷 軍艦島ということもあり、近未来都市から人類や生き物が消えてしまって、朽ち果てた街に自分だけが取り残されてしまったようなイメージで撮影していました。撮影中は本当に自分だけ取り残されたらどうしようって内心ドキドキしてました(笑)。

―猛暑のなかの撮影は大変だったでしょ?

山谷 それよりも蚊のほうが大変でした。水着や肌を露出した衣装での撮影が多かったので、蚊の餌食でした(笑)。

―現在、公開中の映画『劇場版コード・ブルー』に出演しているけど、この作品にはかなりの決意を持って臨んだとか。

山谷 はい。事務所の方からこの映画のオーディションのお話をいただいたとき、「私、死ぬ気でがんばります。でも、もしこれに落ちたら、芸能のお仕事辞めます!」という覚悟で受けた作品なんです。

―えっ、なんでまた!?

山谷 昨年がハタチの年で、ちょうど仕事を始めて10周年だったんです。お仕事自体はすごく楽しかったんですが、実はその一方で自分にはもっとほかにやりたいことがあるんじゃないかなって悩んでもいて。お芝居をしているときは泣いたり笑ったりできるのに、普段の自分は感情をなくしていることに気づいてしまって......。

―そのタイミングでこの映画に出会ったと。

山谷 私が初めて芝居と向き合ったときにお世話になった西浦正記監督の作品だったので「何か変われるかもしれない」という期待もあって、この作品にかけてみようと思ったんです。

―映画では、病気の役で頭を丸ボウズにしたと聞いたけど、実際にそのときの心境は?

山谷 もともとオーディションのときから聞いていたので覚悟はできていましたが、実際に髪の毛をボウズにする瞬間は号泣しながらそりました。

―全部、自分でそったの?

山谷 最初は相手役(婚約者役)の新田真剣佑(あらたまつけんゆう)くんに頼んで半分そってもらいました。その後マネージャーさんに後ろのほうをそってもらって、最後の前髪の部分を自分でやりました。

マネージャーさんには、私がこれからもこの世界でお仕事をがんばるので、よろしくお願いしますという気持ちを受け止めてもらうために、そして自分はここから再出発するという覚悟で頭をそってもらいました。

―そってる途中って、どんな気分なの?

山谷 まず、前髪をそると頭の輪郭が見えてきて、その瞬間にもう後戻りはできないなと思いました。それと、髪の毛が当分生えてこないからカツラの生活をしないといけないという不安で涙が止まりませんでした(笑)。

■ボウズ頭にしたら髪に愛着が湧いた

―見た目は髪を切ってよけい幼くなったんじゃない?

山谷 そうなんですよ?。この前、初めて居酒屋で年齢確認されました(笑)。後から考えると幼く見られるのはちょっとうれしいですね。

―でも、ここまで髪の毛が伸びるの早かったね。

山谷 ボウズにして以来、「髪と共に生きている」という感覚が芽生えて、すごく愛着が湧くようになったんです。だから一本抜けるだけでも、せっかくここまで成長したのにって悲しくなります。

―やっぱり髪が伸びていく過程はうれしいの?

山谷 初めて髪に寝癖がついたときとか、クシで髪をとかせるようになったときはうれしかったです。ボウズって意外と扱いが難しくて、シャンプーした後にタオルでガシャガシャ拭くと、タオルが毛羽立って絡まっちゃうんです。ボウズ頭ってマジックテープの硬いほうと同じ感覚なんです(笑)。

―ほかにボウズにしてよかったことと、悪かったことは?

山谷 よかったことは、自分の頭の形とホクロが5、6個もあることを知れたこと。あとは帽子も好きになりました。悪かったことは、冬だったので風邪をひきやすくなりました。寝てるとき、頭がスースーして寒いんですよ。だから最終的にはニット帽をかぶって寝るようになりました。

―映画の公開までボウズにしたことは隠していたの?

山谷 ベリーショートに伸びるまでは基本、ウイッグをかぶってました。でも、ウイッグがなじみすぎて、一度うっかりジェットコースターに乗ってしまって。ちょっと浮いてきたんで、慌てて頭を押さえました(笑)。

―話は変わるけど最近、プライベートでの変化はあった?

山谷 お母さんと妹と飼っている犬が東京に出てきて、一緒に住むようになったんです。お父さんは仕事があるので実家に残っているんですけど、よく東京に遊びに来ます。今までひとりで住んでいたのですごく新鮮で、最近は家族と一緒に出かけたり、家族と過ごす時間を楽しんでいます。

―お酒はけっこう飲むの?

山谷 飲む量には気をつけています。飲みすぎて迷惑をかけたくないので、外で飲むときは少量に抑えてます(笑)。

―では最後に読者にメッセージを。

山谷 私の仕事に対する覚悟みたいなものも今回のグラビアで伝えることができたらいいなと思います。ほかのページとはちょっと違ったグラビアを表現できたと思うので、そこも楽しんでいただけたらうれしいです。

★『週刊プレイボーイ』33号(7月30日発売)に山谷花純のグラビアを掲載!

●山谷花純(やまや・かすみ)
1996年12月26日生まれ宮城県出身 身長162cm 血液型=O型○全国で公開中の映画『劇場版コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』に出演。映画『耳を腐らせるほどの愛』、2019年公開予定の映画『今日も嫌がらせ弁当』に出演予定。10月7日放送スタート予定のドラマ『主婦カツ!』(NHK BSプレミアム、毎週日曜22:00~)に出演予定。公式Twitter【@minmin12344】公式Instagram【@kasuminwoooow】