4日、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(上堀内佳寿也監督)の初日舞台挨拶が行なわれ、犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、滝裕可里らレギュラーキャストとともに、劇場版ゲストの松井玲奈が登壇した。
松井が今作で演じた才賀涼香(さいが・りょうか)は地球滅亡をもくろむ地球外生命体"ブラッド族"のひとり。松井自身初めての悪役とあって、「どんなふうに演じればいいのか悩んだ」そう。しかし、
「監督さんから台本にないセリフも『言っちゃえ!』って感じで、どんどん役がふくらんでいく感じで楽しかったです。今回、悪役も楽しいと思ったので、悪女もできる女になりたいと思いました」
と意気込みを明かした。
さらに特撮好きとしても知られる松井は、「次はレギュラーメンバーとして参加したい」と、集まった観衆の前で堂々と宣言。会場が大きな拍手に包まれるなか、「ガジェットを開発する博士役やサポート役とか、1話の中に毎回5分くらい出る役でいいので」と謙遜を交えながらアピールした。
イベントでは「3000人から敵意を向けられたのは初めて」(犬飼)など、それぞれ撮影の様子を聞かれるなか、年長者の前川泰之が司会者から聞かれたのは、ドラマ撮影から約1年通して見た演者の成長。
前川が娘役で同作のヒロインとして注目された高田の名前を挙げると、高田本人は「待ってました(ハート)」とキュートなあいづち。そして、高田のその愛らしいエピソードが披露された。
「感情を爆発させなきゃいけないシーンもたくさんあったりして、当初は悩んでいたり苦労していた。でも彼女の大事なシーンですごく印象的ないい芝居をして、カットがかかったときに『前川さん、できたよ~』って走ってきてくれたのがうれしくて、ジーンとしました」
一方、親心をくすぐる天真爛漫ぶりを明かされた高田は、この夏「一番になりたいこと」を聞かれ、
「女のコなので花火大会に浴衣で行ったり、(車の)免許を取っている最中なのでドライブデートとかしたり、キャピキャピしたいなって。今年、一番熱い夏を、誰よりも一番満喫したいなって。"夏女"のナンバーワンになりたいって思っています」
と発表。前川からは「パパは心配です」とツッコまれ、会場を提供していた。
「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」と2本立てで4日より全国公開。