15日、都内で映画『青夏 きみに恋した30日』の舞台挨拶が行なわれ、葵わかな、古畑星夏(ふるはた・せいか)、久間田琳加(くまだ・りんか)、秋田汐梨の女性キャストに加え、挿入歌を歌う井上苑子が集まった。
主演の葵はもちろんのこと、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を集める古畑に、"女子中高生のカリスマ"とも言われる久間田、そして秋田は「ニコラ」の人気モデルを務めるなど、各世代を代表する豪華なメンバーだ。
「女子会」と銘打たれた今回のイベントでは、さっそく「映画の男性キャラクターで理想に近いのは?」という質問から恋愛トークに。
「理想として無言でも安心して一緒にいられる人なので、(皆見)ナミオ」(秋田)
「ずっと思い続けているピュアな(菅野)祐真」(久間田)
「私も菅野派。相手から来てくれるんだよ、うれしい」(古畑)
と、それぞれキャラクターを挙げ、「わかる」「いいよね」と大盛り上がり。さらに、名前の挙がらなかった泉吟蔵(いずみ・ぎんぞう)に対して、葵は「吟蔵はなんかさ~」と口火を切ると
「強引じゃないですか、なのにアプローチしない。好きアピールを頑張ってしても何も手応えがない。それなのに『俺のこと好きなんじゃねえのかよ』』って、振り回される」
とバッサリ。他の出演者だけでなく、会場に集まった女性観客らも共感を呼んでいた。
その後、観客からの恋愛相談を募り、登壇者らがアドバイスする展開に。
「追う恋と追われる恋」がテーマになると、「好きじゃない人に追われても......」という秋田の言葉に葵は納得しながらも、
「うん、分かる。でも長続きはしない。将来、結婚を考えているなら追う恋に身を投じていないで、追われる恋を選んだほうが。でももし若いのなら、追っても将来に響かない」
と現実的な回答。「歳を考えよう」と結論付けて会場を笑わせた。
また男性観客からの「花火デートで男も浴衣を着たほうがいいのか?」という質問に、皆、「絶対着たほうがいい」と即答するなか、葵は「えっ、ふたりとも普段着でいいんじゃないかな。普段着のほうが簡単」と、まさかのドライな一面を見せることに。
「でも、デートだよ!? デート」(古畑)と驚かれても「う~ん」と納得できない表情だったが、井上の「浴衣を選ぶところからスタートすればいい」というアドバイスに「それなら(花火の)前段階だし、楽しそう」と腑(ふ)に落ちた様子だった。