『東京ワンピースタワー』(ライヴアトラクション)で3年間務めさせていただいた「ナミ」の衣装で作ってくれた熊の置物を初お披露目する、姉の舞花ちゃん(左)と妹の結花ちゃん(右)

双子ファッションモデルとして活躍するひうら姉妹が、8月20日発売の週刊プレイボーイ36号でグラビアデビュー!

双子にしか理解できない深~い絆や姉妹ゲンカ、恋愛、テレパシーについても激白!

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■同じ見た目なのに「デブ! ブス! ブタ!」

――初グラビア、それも双子での共演、お疲れさまでした。お姉さんは舞花ちゃん?

舞花 一応、私が3分だけ姉なんですが(笑)、周りからは99パーセント、結花のほうがお姉ちゃんっぽいっていわれてます。

結花 この前も「お姉ちゃんはどっち?」って言われたときに、ふたりで「はい!」って言っちゃって。それぐらい自分でも姉と思い込んでます(笑)。

――さすが双子だけあって、撮影中も息がぴったりだったね。

結花 撮影中は汗びっしょりで、ふたりの肌が触れている部分に汗が水玉のようになっていて。これがほかの人だったら申し訳ないけど、舞花となのでまったく気にせずでした(笑)。

舞花 気を使わないというのは双子の特権ですね。でも、気を使わなすぎてケンカするときはひどいもんですよ。

――ふたりはケンカするんだ!

結花 原因は本当にささいなことですけど、一緒にいると一日に10回くらいはケンカします。でも、仲直りは5分後だよね。

舞花 例えば電車の中でケンカしたら、片方がちょっと車両を変えて一度落ち着いて、5分後くらいには「よっ!」みたいな感じでまた普通に仲直りしています。

――双子にしかわからない世界(笑)。性格的にわがままなのはどっち?

ふたり せ~の!(お互いを指す)

結花 いや絶対、舞花だよ。

舞花 確かに結花は親からもすごく信頼を得ているし、できたコだと思うけど、その分ストレスを全部、私にぶつけるんです。なんかあるとすぐ私に「デブ! ブス! ブタ!」って暴言を吐いてくる。

――ウソでしょ!?(笑)

舞花 今日も言われました。でも、私に言うことでストレス発散していて、その分、結花はほかの人に優しくできるからそれでいいんです。

結花 そういえば高校生のとき、舞花に「金輪際、『デブ! ブス! ブタ!』言わない」って誓約書を書かされたよね。

舞花 うん、指の押し印つきで、ずっと冷蔵庫に張ってあった。それからしばらくはなくなりましたが、気づいたら元に戻ってました。

結花 そうかぁ......本当に私ひどいですね。今、反省しました。30年間で初めて「私、ひどいかも」って気づいたので、持ち帰って考え直します。

――気づくの遅くない?(笑)

舞花 もっと気づくタイミングあったと思うよ。まぁ、私も今こうやって明るく生きてるから、大丈夫ですけど(笑)。

■双子ならではの驚愕テレパシー

――ふたりは今まで学校とかも常に一緒なの?

舞花 大学のときだけバラバラでしたけど、それまでは友達も共通でどこ行くにも一緒でした。

――彼氏できたらどうするの?

結花 彼氏ができるタイミングってほぼ同じなんですよ。

舞花 確かに。でも、どちらか片方に彼氏がいないタイミングがあると、めちゃくちゃヤキモチ焼いたり焼かれたりします。「なんで私と時間をつくってくれないで、彼ばっかなの?」って。

結花 結局、3人で遊ぶっていうシチュエーションに(笑)。

舞花 例えば私が彼と映画の約束をしていると、結花が勝手に私の彼に電話して、「ひうら家にもすてきな映画をそろえているのでよかったらわが家に遊びに来ませんか?」って言うんです。彼はそう言われると断れないじゃないですか。それで結局、家で3人でパーティするんです。

――仲いいね(笑)。ちなみに、好きな人を取り合ったことは?

舞花 高校生のときは結花とよく一緒に合コンに行ってましたけど、不思議なことに、男の人が何人いてもいいと思う人は絶対にかぶるんです。

結花 でも、舞花とは絶対に取り合いたくないので、いつもジャンケンで決めてました。負けたほうは勝ったほうを応援するのが暗黙のルール(笑)。

――学生時代に双子ならではのイタズラをしたことは?

結花 いつも違うクラスでしたが、高校生のときに友達にノせられてホームルームを入れ替わったりしたことがあったよね。

舞花 先生はまったく気づかないですけど、周りのコが笑ったりちゃかしたりするんで、結局バレて怒られてました(笑)。

――洋服の好みはかぶる?

結花 基本的に好きなモノがかぶるので、別々に買い物に行ったのに、同じ服を買ってきちゃうときもあって。

――双子特有のテレパシーがあるのかな?

舞花 幼稚園のとき、突然泣きだした私に先生が「なんで泣いてるの?」って聞いたら「結ちゃんが泣いてるから~」って答えたらしく、そのとき、別のクラスにいた結花は本当に泣いていた......みたいなことはしょっちゅうあったみたいです。

結花 高校生ぐらいまでは、舞花から電話が来るなって思ったら、その後すぐかかってきたりすることがよくありました。大人になるにつれて、その感覚が弱まってきて、今ではまったくないですね。

――今後、ふたりでやっていきたいことはある?

結花 私たち、おじいちゃん、おばあちゃんっ子なんですけど、若い人たちが彼らをもっと身近に感じられるようなプロジェクトをやっていきたいです。

舞花 ゆくゆくはおじいちゃん、おばあちゃんフェスや、コミュニティをつくって若い人たちをつなげるかけ橋になれたらいいなって思っています。

――ふたりは老人ホームで歌謡曲を歌うボランティア活動をしているんだよね?

結花 「平成のザ・ピーナッツ」なんて呼ばれてます(笑)。歌を通して多くのおじいちゃん、おばあちゃんの孫のような存在でいれたらうれしいです。

舞花 もうすぐ平成は終わってしまうけど、来年以降も次世代のザ・ピーナッツを名乗っていけたらうれしいです(笑)。

■週刊プレイボーイ36号『今週のグラビアドキュメンタリー』より

■週刊プレイボーイ36号にひうら姉妹のカラーグラビア『平成のザ・ピーナッツ』掲載!