8月27日発売の『週刊プレイボーイ37号』で、みずみずしい水着姿を披露してくれたケイナちゃん。そんなケイナちゃんのお母さんは、80年代に大人気だったテレビ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』でおなじみ、「わらべ」のかなえちゃんこと、タレントの倉沢淳美さんだ。
ドバイでセレブな生活を送っているということでテレビ番組などで注目され、一躍有名になっていた倉沢さんだが、今回、ケイナちゃんのグラビア撮影の現場に同行していた。
撮影を終え、ドバイに帰ったふたりに編集部からテレビ電話でインタビューを敢行。とても仲のいい母と娘のやりとりに注目!
■テレビ電話でドバイと会話
倉沢淳美(以下、淳美) (テレビ電話で)映像は来てるけど、声が聞こえなくて......ドバイは接続が悪くて、そのうち聞こえるようになると思うんですけど。
――聞こえませんか?
淳美 ......口元を見て、何を言ってるのか読み取るしかないか(笑)。(急に)あ、聞こえた!
ケイナ ドバイはいつもこんな感じなんですよ。
――よかった。では早速ですが、この撮影に向けてママからアドバイスはありました?
ケイナ ずっと「腹筋、腹筋!」ってうるさいの。
淳美 何よ、うるさいって! とにかく全身緊張感を持ってやりなさいと。おなかと全身の筋肉を休ませないように。
ケイナ でも一番言われたのは「楽しんでやりなさい」ってこと。
淳美 それが表情にも表れるからね。撮影の後に「今日は充実してすごくよかった?」って、満足そうにうなずいてましたから。とてもよかったと思います。
――撮影中にママからのポーズ指導もありましたね?
ケイナ マミーが急にカメラマンの後ろで変なポーズ取りだして。マミーはいつも変なことばっかりする。
淳美 変なことじゃない! あれは私の優しさなの。「ポーズに行き詰まったら私を見て」って思いでやったわけ。
ケイナ アドバイスになってなかったけどね。逆にそのポーズだけはやりたくないって思った。
淳美 どういうことよ!
――まあまあ。ママも撮影を盛り上げてくださってありがとうございました。ケイナちゃんがグラビアをやると決めたときの、家族の反応は?
淳美 ケイナにはお兄ちゃんと弟がいるんですけど、ふたりとも「体鍛えないとだめだな」って。「よくそんなボディで自信持ってやれるね?」とかね。
ケイナ みんなバッシングしてきたから。でもダディは優しかった。「いいじゃんケイナ、楽しんでね」とか言ってくれて。
■カナダでの女子大生の生活は?
――生まれたのはどこですか?
ケイナ オーストラリアのシドニー。ゴールドコーストに引っ越して、その後ドバイに来ました。今はカナダで大学生です。
――大学ではどんな勉強を?
ケイナ あの......、日本語でなんていうんだっけ?
淳美 わからないな。私が説明してもいつも「それは違う!」って言われるから。
ケイナ 「Environmental Engineering」ですね。
淳美 enviromentってなんだっけ、環境? だから、環境の勉強でしょ? 環境エンジニア?
――後で調べます(笑)。カナダではどんな生活を?
ケイナ いつも勉強してる。テストが大変だから、図書館に朝10時から夜9時までいたり。
――大変だね。日本の大学生とは違うのかな?
ケイナ でも、全然自由だと思う。自分の受けたい授業だけ受ければいいから。
――サボって遊びたくない?
ケイナ 大学に入ったら自分の責任だから。もちろん授業に出てない人もいるよ。でも私は頑張って勉強してます。
――遊びにも行くんでしょ?
ケイナ もちろん。ディナーに行くのが多いかな。日本人のグループで居酒屋行くとか。クラブとか美術館にも行ってる。
――ケイナちゃんが家族と離れて暮らすのは初めてですよね。ママは心配じゃないですか?
淳美 心配は心配ですけど、彼女が選んだ道だからサポートだけできればいいなと。
ケイナ マミーは授業中に変な自撮りとか、訳わかんない写真送ってくるから。それはやめてよって思う。
淳美 ちょっとかわいく写真が撮れたら、見てほしいなって思うじゃない~。
ケイナ 返信すると「ちゃんと勉強しなさい」ってメールが来るの。マミーのメールのせいで勉強の邪魔されてるのに!(笑)
――忙しくても無視しないであげるんだね。
ケイナ 無視したら怒るし。ちゃんと「やめて」って言わないと、変な写真が永遠に来ちゃう。
■お母さんも水着グラビア!?
――ママがタレント活動をしていたことへの憧れはある?
ケイナ あるある。15歳から働いて自分でお金稼いで、一生懸命学校にも行って。そんなこと私にできるかなって思ってる。
淳美 できないだろうな~。
ケイナ 私がしゃべってるんだよ、いいとこなんですけど!
淳美 ごめんごめん(笑)。
ケイナ マミーはやりたいと思うことをどんどんやってたから、私もそうやって頑張りたい。
――将来的に本格的な芸能活動はしたい?
ケイナ 興味あります。マミーから話を聞くと、マミーは芸能活動をやってた時期が一番楽しかったんだろうなって感じるから。私もそういう経験をしたいって思う。
――娘さんからそう言われて、うれしいんじゃないですか?
淳美 ああ......ん?
ケイナ ねえ、聞いてんの? ちゃんと聞いてた?
淳美 ごめんごめん(笑)。それはうれしいですよ。私をそんなふうに見てくれてたんだなと思うと、本当にうれしいです。
――当時の自分とケイナちゃんを比べてみてどうですか?
淳美 ケイナは大人ですよね、考え方が。私も仕事と学校をずっと両立して頑張ってはいましたけど。ケイナは私が19歳の頃よりも、自分のやりたい道をしっかり考えているというか。
―ママはグラビアはやらなかったんですよね?
淳美 残念ながらオファーがなかったので(笑)。
――今回の撮影に同行して「私も!」っていう気持ちにはならないですか?
ケイナ なってるね~。
淳美 今からは無理でしょ! でも、私ができなかった水着のグラビアをケイナがやってくれたことで、私自身とても達成感がありました。何もしてないけど。
ケイナ 後ろで変なポーズ取ってたじゃん。
淳美 わたしのアドバイスも取り入れてくれたということで(笑)。生まれ変わったら、私はグラビアアイドルになろうと思いましたよ。目指せグラビア! そのとき私は自信を持って水着の撮影に挑みたいと思います!
――では、最後にケイナちゃんのグラビアを見てくれた読者にひと言お願いできますか?
淳美 ほら、あなたのグラビアのおすすめポイントとか。
ケイナ おすすめポイント? 顔でしょ。
淳美 顔でしょ、じゃないでしょ! 「初めてのグラビア撮影を楽しんでる自然な私を見てください」とか言うのよ。
ケイナ ああ、そういう感じ?
淳美 そうよ。「ケイナから見切れてるお母さんを見てください」とか。
ケイナ やだやだ、キモい!
淳美 何がキモいだ!
ケイナ すごく楽しく撮れたから、私が楽しんでるところを見てください、お願いします!
■ケイナ(KAYNA)
1999年1月5日生まれ オーストラリア出身 身長160cm
○母は「わらべ」のかなえちゃんとして一世を風靡した、倉沢淳美。父はオーストラリア人。ドバイでの生活に密着したテレビ番組で注目され、自身のInstagramは世界的に人気。公式Instagram【@k_ayna】
■倉沢淳美(くらさわ・あつみ)
1980年代に記録的な高視聴率をたたき出したテレビ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』で結成された、女性3人組ユニット「わらべ」の一員「かなえちゃん」。シングル『めだかの兄妹』も大ヒット、80年代の大スター