現在大学4年、現役の女子大生・井口綾子が、いきなり週刊プレイボーイ38号(9月3日発売)の表紙に大抜擢された。

色白の柔らかボディに愛くるしい笑顔。平成最後の夏の終わりに、とてつもないグラビアプリンセスの誕生だ!

■初めまして。"いのあや"です!

――まったくの新人ということで、自己紹介からお願いしていいですか?

井口綾子(以下、井口) 「いぐち」ではなく、「いのくち あやこ」と申します。青山学院大学4年生で、心理学を専攻しています。運動もできないし、歌もうまくないし、みんなから「イマイチ決まらないよね~」って言われてます。

――そうなんですか? クラスでイケてるグループにいそうですけど。

井口 かなりポンコツなんです(笑)。私と一緒にいるとハプニングがよく起こります。何かこぼしたり、転んだり、どこかぶつけたり。今回の撮影でも、ホテルに入っていきなり窓枠に指を挟んじゃって。最初のカットからバンソウコウを貼って撮影しました(笑)。

――出身はどこですか?

井口 生まれも育ちもずっと鎌倉で、上にお兄ちゃんが3人いる4人兄妹です。

――小さい頃はどんな子供でしたか?

井口 自由奔放、無邪気で天真爛漫(らんまん)。いわゆる「ザ・末っ子」でした(笑)。お父さんが私を溺愛しすぎていて、お兄ちゃんたちは「綾子を甘やかしすぎ!」と思っていたみたいです。

――溺愛というのは?

井口 小学生のときは、私が帰ってくるまで「生きた心地がしない」と言ってました(笑)。その頃は自分の部屋がなくて、お父さんと同じ部屋で寝ていたんです。たまにお母さんの部屋で寝ようとすると「なんで今日はお父さんと寝てくれないの?」ってスネちゃったり。

――かわいいお父さんじゃないですか。そんな、いのあやちゃんが、芸能界に興味を持ったきっかけはなんですか?

井口 小さい頃からテレビや雑誌が好きで、この仕事に憧れは持っていましたけど、実際にデビューしたいと思っていたわけではないんです。でも、中学3年のときにお母さんと渋谷で買い物をしていたら、スカウトされたんです。それから何回か、いくつかの事務所の方からスカウトをしていただいて。それで「私にもできるのかも?」と一気に興味を持ちました。ただ、中学、高校は学校の規則で芸能活動は禁止だったので、実際にアクションを起こすことはなかったんです。

――じゃあ、大学生になってから?

井口 いや、大学生になってからは今からだともう遅いと思って、諦めていました。デビューは中学生とか高校生でするものだと思っていたので。そんなときに大学のミスコンに出場したら、今の事務所の方から熱いスカウトのお手紙をいただきまして。後悔はしたくないと思って、やろうと決めました。

――今回のグラビアについては、お父さんはなんと?

井口 かなり心配はしてました。水着の面積は小さくない?とか、裸じゃないよね?とか(笑)。でも、今回が表紙の撮影だって知ったときには、とても驚いてました。「表紙を取れたのは綾子の力じゃなくて、スタッフの方々が綾子のためにやってくれた結果だから、ちゃんと感謝して撮影に行くように」って、アドバイスしてくれました。

――ちなみに、撮影はイメージどおりにいきましたか?

井口 そもそもイメージができてなかったので(笑)、すべてが「初めまして」って感じでした。撮影が決まってからは毎週、『週刊プレイボーイ』を見て勉強しました。筋トレはしたことがなかったんですけど、撮影の1ヵ月前くらいからマシンのトレーニングも始めました。

――食事も気をつけたり?

井口 もともとお酒は友達と飲むときにちょっとしか飲まないんですけど、1ヵ月間は飲まないように禁酒しました。炭水化物もガマンして......。だから、ちゃんときれいに写っていればいいんですけど(笑)。

――一番印象に残った撮影シーンはどこですか?

井口 最初に水着になったカットと、あと夕日のシーンですかね。大人っぽい雰囲気のなかで強めの表情をしたことがなくて。

――確かにインスタなんかだとそういう雰囲気はないですよね。

井口 そうなんです。うまくできてるかなって不安でしたけど、後で写真を見せてもらったら「これが自分?」って思いました。まるで自分じゃないみたいで、炭水化物をガマンしたかいがあったかなって(笑)。

■厳しすぎる!? 門限は18時

――この仕事以外の就職先を考えたことは?

井口 大学2年生くらいまでは、ファッション誌の編集者になりたいと思っていました。毎日おしゃれな格好で東京のおっきいビルに出社して、カフェで原稿書いたり、いろんな所を走り回るキャリアウーマン!ってイメージにとても憧れて。

――今は仕事をしながら大学にも行って、忙しそうですね。

井口 卒論が3年生で終わっているので、これから卒業まではそこまでハードではないんです。学校も週2、3日行けばいいし、仕事も毎日あるわけではないので。

――オフの時間はどう過ごすんですか?

井口 今までは空いた時間を有意義に使えていなくて。無理にでも予定を入れて、友達と話したり映画を見たりしてました。でも最近は空き時間があったらトレーニングをしたり、何が体にいいのか、ダイエットはどうすればいいのかって考えたりしてます。

――時間の使い方が上手になったんですね。

井口 門限がとても厳しかったんですよ。中高までは18時までには帰らないといけなくて。外泊もさせてもらえなかったし、少しでも遅くなると「今どこ? 何してるの?」って連絡が来て。

そんな状況だったので、学校が終わってすることがなくても、家に帰るのがもったいない気がして無駄に外にいたりとか。カフェで時間つぶしたり、学校で友達とただしゃべってたり。家が遠かったので、一度家に帰ったら終わりなんですよ。そこから友達に誘われても出かけられないから。でも最近は用事がなければ、すぐ家に帰って健康的に生活しようと努めてます。美容のために早く寝たりとか。

――プロ意識ですね。今後やりたいことは?

井口 お笑いが大好きなので、バラエティ番組には出てみたいです。あとリポーターとしてもしっかり力をつけて、自分の言葉で伝えられるようになりたいですね。とにかくいろいろ挑戦していきたいので、これからよろしくお願いします!

井口綾子(いのくち・あやこ) 
1997年3月24日生まれ、神奈川県出身。身長160cm。現在はMBSラジオ『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』にレギュラー出演中。