『ダンまち』愛を明かしたえなこ

12日、パチスロ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(北電子)の新機種発表会にコスプレイヤーのえなこ、フリーアナウンサーでアニメ研究家の中倉隆道、ワーナー ブラザーズ ジャパン合同会社の前田有希が登壇した。

今回の新機種は2013年に刊行されたファンタジーライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下、ダンまち)とのタイアップ。同作は国内だけでこれまでシリーズ累計900万部に達し、15年にアニメ化。来年は映画公開決定に加えて、アニメ第二期も予定されるなど、今なお注目されている。

そんな人気作とのタイアップとあって、「社内開発体制を刷新、"新生北電子"として機種開発を行なってきた」(株式会社北電子代表取締役副社長の小林優氏)。

「コンテンツの持つキャラや世界観の魅力を最大限に発揮しながら、スペックやゲーム性、見た目のインパクトを重要視した渾身の仕上がり」(小林氏)になっている。

えなこは「プライベートでもコスプレしたことがある」という『ダンまち』のヒロイン、ヘスティアのコスプレ姿で登場。ヘスティアを作品の象徴的存在にさせた胸の"青い紐(ひも)"も、もちろん再現。

「この"例の紐"と呼ばれた衣装が特徴。海外の男性ファンも付けていたほど、すごい流行った。青い紐と言ったらヘスティア様しかいない」

とえなこが説明すると、アニメ『ダンまち』のプロデューサーである前田は「ヘスティアに関してはひとり歩きをした部分も......。"例の紐"や言動のかわいさからファンも増えた」と当時の喜びを明かした。

イベントでは3人の『ダンまち』トークへ。

えなこが「主人公のベル(・クラネル)がヘスティア様と出会ったあのシーンが好き」と言うと、「なんとなく頼りなさそうなふたりが成長していくんですよね」(中道)と、それぞれ回顧。

前田が「物語としてターニングポイント」である8話の「主人公の成長エピソード」を紹介すると、えなこも「ベルを見たときにうさぎみたいで、か弱いコだと思ったけど、こんなに頼れる男子になると思わなくてビックリでした」と、放送時の感想を語った。

また前田から「(映画版は)原作にもないオリジナル」だと聞いたえなこは、キービジュアルを見ながら「新キャラも楽しみ。ますますヘスティア様の衣装もかわいくなっている。早く観たいです!」と期待を寄せた。

同機種のホール導入は12月頃を予定。アニメの各種エピソードが搭載され、実物を見たえなこも「『ダンまち』を好きな方も知らなかった方もきっと楽しめると思いますので、ぜひ遊んでみてください」とアピールした。