毎年8月に開催されている世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」(以下、TIF)と『週刊プレイボーイ』がコラボして行なうオーディション企画"ナツ☆イチッ!オーディション"。

今年のオーディションを制し、見事3代目"ナツ☆イチッ!クイーン"に輝いたのは、「転校少女*」の塩川莉世(りせ)ちゃん。9月24日には会場・週プレ酒場にて、彼女のクイーン獲得と優勝グラビアの掲載を記念したイベント「みんなで祝うぞ塩川莉世!『ナツ☆イチッ!オーディション』クイーン&グラビア祝賀会」が開催された。

今回は、当イベントの一部始終をリポート!

■「ナツ☆イチッ!オーディション2018」振り返り! 
「あの期間、3年ほどに感じるほどでした」

まず、MCとイベントに集まったファンが「莉世ちゃ~ん!!」と呼び込むと、拍手のなか彼女が登場! 沸き上がる観客を前に、莉世ちゃんは「今日はこんなにたくさんの人が集まってくれて、うれしいです! ありがとうございます!」と、笑顔で一礼。

この日は「莉世ちゃんスペシャルドリンク」と称して、メンバーカラーのピンクにちなんだ「ピーチスカッシュ」が来場者に振る舞われた。「でも、よく考えると(ピーチスカッシュって)黄色ですね。勝手に真っピンクを想像してました(笑)」と、天然な勘違いでひと笑いを取る莉世ちゃん。

「ナツ☆イチッ!クイーン、獲ったどー! カンパーイ!」という音頭で盛大な乾杯が行なわれたあとは、"彼女がクイーンを獲るまでの2ヶ月間"を振り返るコーナーへ。

グラビア×SHOWROOM×ライブで"この夏一番輝くアイドル"を決める当オーディション。グラビア部門で披露した水着カットがスクリーンに映し出されると、莉世ちゃんは「脚、ながっ!」と自画自賛。中には未公開カット(!)も含まれており、ファンもハイテンションに「フゥ~↑↑」と声を上げて大喜び!

そして話題はSHOWROOM部門へ。最終的に、莉世ちゃんと「たけやま3.5」の脇田穂乃香ちゃんの"一騎打ち"になったこの部門。ルールで定められた朝5時~夜22時という配信期間すべてを使って、移動中の車内や自宅など、場所を選ばず配信し続けていた莉世ちゃんは、「(あの期間が)3年くらいに感じるほどでした」「脇田穂乃香ちゃんが壮絶に強かった」と、苦笑いしながら激闘を振り返った。

最後のライブ部門については、ステージ当日の模様や優勝直後のコメントを15分間にまとめた動画「ナツ☆イチッ!オーディション2018 塩川莉世スペシャルエディション」を、この日かぎりの限定公開!

「緊張しすぎていて、当日のことをほとんど覚えていない」と話す莉世ちゃん。400人を前にした歌唱前、「この夏、一番輝くのは...転校少女*と塩川莉世です!」と高らかに宣言していた自分の映像を見て、「なに言ってんの!?(笑)恥ずかしい!」と、顔を手で覆っていた。

■優勝グラビアのアザーカット公開!
生"大好きっ!"にマジ照れ?

次の話題は、優勝グラビア『ラストサマーは終わらないっ!!』。こちらも本誌には掲載されなかった秘蔵カットを映しながらトークが繰り広げられた。

まず、「一番恥ずかしかったカット」として「Tシャツを脱いで水着になるところ」を挙げた莉世ちゃんは、「ココ(腰)まではいいんですよ。それからのココ(胸元)がダメで!!」と熱弁。ポニーテールや制服姿のカットについては「男の人はやっぱり、ポニーテールが好きなので。学生っぽくてよかったと思います」「このタイプの制服は中学でも高校でも着ていないのでよかった」と笑顔を浮かべていた。

トークのなかで出てきた「莉世ちゃんが実際に『大好きっ!』と叫びつつ、それを写真に収めた」という撮影秘話に、ファンからは「生で聞きたい!」という希望が飛び出す。「恥ずかしい! ヤダ!」と拒否する莉世ちゃんは、MCに「もし"全日本『大好きっ!』選手権"があったら、アレは優勝モノですよ」と背中を押され、生"大好きっ!"を全力披露。ファンは「うおおお!!」と、この日イチの歓声を上げていた。

続いて、来場者に行なったアンケートをもとにした「Q&A」コーナーへ。「転校少女*として立ちたいステージは?」という質問には、「今やっているツアーのファイナルを大きな会場で行なうので、まずはそこを目標に頑張りたい」「今度、メンバーが7人になるので、その7人で力を合わせていきたい」と、今後について力強くコメント。

ちなみに、「最近ハマっていることは?」という質問には「ツムツム!」と回答。数年前に流行ったスマホアプリが真っ先に飛び出し、会場には笑いが生まれていた。

■審査員からのお祝いコメント&サプライズ!
「こんなにキレイに描いてもらえるなんて...」

イベント終盤には、カメラマン・細居幸次郎氏や漫画家・うすた京介先生、週刊プレイボーイ編集長・松丸氏という、今オーディションの審査員3名からの"祝辞紹介"が行なわれた。

優勝グラビア掲載号のインタビューにて「今年は初めて、夏休み終盤になっても宿題が終わっていない!」と語っていた莉世ちゃん。松丸編集長の「その後、間に合いましたか?」という問いには「終わりまし......た。メンバーの松井さやかに手伝ってもらって...(苦笑)」と、正直に回答。

また、「人を惹き付ける天才だと思います」という細居氏のコメントや、「莉世さんやファンの皆さんの頑張りを見ていたこともあり、クイーンが決まったときは、思わずもらい泣きしてしまいました」という、うすた先生の熱い長文に、莉世ちゃんは「ありがたいです......うれしい!!」と、満面の笑みを浮かべていた。

そしてラスト、うすた先生からのサプライズプレゼントとして、先生"熱筆"の似顔絵イラストも届けられた。「すごい! こんなにキレイに描いてもらえるなんて......。ごちそうさまです」と、莉世ちゃんらしい(?)少しズレた言い回しでお礼を言いながら大喜び。ちなみに、このイラストは「帰ってすぐ、家の玄関に飾ります!!」だそうだ。

来場者だけでなく、審査員からも盛大に祝われた莉世ちゃんは、お返しに「1曲、歌ってもいいですか?」と、サプライズ提案。「出会えたキセキは私を強くする」という歌詞がある転校少女*の楽曲『With You』をしっとりと歌い上げ、来場者へお礼の気持ちを伝え、祝賀会は幕を閉じた。

* * *

終演後、「こうやって祝っていただくのは、ちょっと恥ずかしいような、うれしいような、不思議な気持ちでした(笑)。また週プレさんに呼んでいただけるよう頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします!」と語ってくれた莉世ちゃん。あらためて彼女の優勝をお祝いしつつ、今後の活躍を楽しみにしていよう!

塩川莉世しおかわ・りせ
2000年7月31日生まれ 山梨県出身
◯「転校少女*」の最年少メンバー。10月16日には1stアルバム『Star Light』をリリース予定。最新情報は莉世ちゃん&グループの公式Twitterをチェック!【@rise_0731】【@tenkoushoujo】