近い将来、女優やモデルといった分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。そんな彼女たちの魅力を読者に知ってもらうべく、週プレNEWS&週プレモバイル連動の連載『微熱少女』がスタート!
毎週月曜日に、週刊プレイボーイが注目した美少女が登場するこの連載では、撮り下ろし写真とロングインタビューで彼女たちの魅力をお届けします。
第1回目は、現在『ハラスメントゲーム』(テレビ東京)や『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日)といった2本のテレビドラマに出演中の若手女優・喜多乃愛(きた・のあ)ちゃん!
インタビュー前編に引き続いて、後編では彼女が"2020年まで"に叶えたい目標や、"天然"すぎる素顔について話を聞いた!
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――前編では喜多さんの幼少期のお話と、女優になったきっかけのお話をお聞きしました。女優デビューして1年半、今のお仕事はいかがですか?
喜多 本当に楽しいです。今年の春に『花のち晴れ~花男 Next Season~』というドラマに、主人公のクラスメイト(京子)役で出させていただいたんですけど、少女漫画が原作の恋愛モノだったので、同級生にも観ている人が多くて。次の日に学校に行くと、すぐ感想を聞かせてくれるんです。「気にかけてもらえているんだな」って、うれしくなりました。
――ちなみに『花晴れ』は、カッコいいけど不器用でヘタレな晴(ハルト)と、イケメンかつ紳士な天馬(テンマ)のふたりが恋敵同士の作品で、放送中は女子たちが「晴派か、天馬派か」で盛り上がっていましたが、喜多さんは?
喜多 私は晴派でした! カンペキ男子より、ちょっと愛嬌があるほうがいいというか......。晴は、不器用だから間違ったアプローチをするけど、でもそこがかわいくて。人間的で、魅力的だなって思いました。
でも、実在したらどうなんだろう? 自分の役に入ってから晴を見ていたので、それが自分の本当の好みかというと、わからないです(笑)。
――あくまで、演じる"京子"として"同じ学園の憧れの的・晴"が好きだった、と。では逆に、苦労したお仕事は?
喜多 去年と今年の夏に出た『大きな虹のあとで~不動四兄弟~』という舞台ですね。私は2年とも"花"という女学生の役を務めさせてもらったんですけど、今年は自分のなかで課題が見えてきてしまって。
――ほう、課題ですか。
喜多 はい。去年は初舞台だったので、ただただ先輩たちについていくので必死で、「去年の私は花をちゃんと演じられていたのかな?」って。1年間いろんな経験をさせてもらった中で、同じ役に向き合った今年は、花の個性をもっと出したいなと、ギリギリまで演出家さんに「こういうのはどうですか?」と相談してました。
"再演"ということに難しさを感じたお仕事でした。
――なるほど。でも、自ら演技プランを提案して乗り越えた、と。前編で「お芝居は人によって答えが違って面白い」と言っていましたが、まさにこのことですね。
喜多 ですかね? でも、自分の役について掘り下げようとすると、どんどん深く考えたくなるんです。それが本当に面白いなって。
――真摯に役と向き合っていることが伝わってきます。そして、なんとなくわかってきた気がするんですが、喜多さんはお芝居の話題になると少しマジメになりますね。
喜多 そうですか? でも普段から、友達には「しっかり者」って言われるんですよ。まぁ、「抜けてる」とも言われるんですけど。
――どんなところが抜けているんですか?
喜多 ちょっと前のことなんですけど、歯医者さんに行ったときに、先生が「右に動かして」って言ったんです。口を開けたまま「どこを右に?」って、いろいろ考えたんですけど、さっぱりわからなくて。
――それは、アゴを動かすということじゃないんですか?
喜多 そうなんですよ(笑)。でも私、なぜか目を右に動かして。大笑いされました。歯医者さんが見たいのは"噛み合わせ"なんだから、アゴを動かすべきだったんですけど。 こういうことが、1日1個は必ずあります。
――1日1個って、結構頻繁ですね(笑)。じゃあ、今日もありましたか?
喜多 今日は、マネージャーさんとスカイツリーの目の前で待ち合わせだったんですけど。マネージャーさんに「大きいね」って言われたときに、「なにがですか?」って返して笑われました。スカイツリーをまったく意識していなかったんです......。
――(笑)。
喜多 こういうどうでもいいタイミングでの"抜け"は、笑っていただけるから別にいいんです。でも、マジメなとき、大事なときにもこれが出るから、怖い怖い(笑)。
――でも、そういう天然な"抜け"の部分があると、すごく親しみやすく感じます! 少し話を逸らせてしまいましたが、またお芝居の話に。今後、やってみたい役やお仕事はありますか?
喜多 今、目標がひとつあって。2020年までに、朝ドラに出られるようになりたいんです。
――おぉ、朝ドラ女優ですか! その「2020年までに」というのは?
喜多 オリンピックもあるし、自分も二十歳になるし、ということで、節目の年になると思って設定しているんです。で、どうして朝ドラに出たいのかっていうと、「朝ドラに出られたら、自分のいいところが一番出せるかもしれない」って。
――いいところ、ですか?
喜多 私、昔から笑顔を褒めていただくことが多いんです。だから「もし出られたら、観る方々を朝から笑顔で元気づけられるかな」って思って。出られるようにあと2年、頑張りたいです。
――たしかに喜多さんの笑顔を朝から見られたら、1日頑張れそうです。どうか叶えていただきたい! では、最後の質問です。2020年よりもっと先の話になりますが、10年後の喜多さんは、どんな自分になっていたいですか?
喜多 えー? あんまり想像できないですね......。でも、毎日同じ場所で同じことをしているより、いろんな場所で、たくさんの経験ができていたらいいなって思います!
そういう意味でも、いろんな役に挑戦できる女優のお仕事を始めてよかったなと思います。これからもっと頑張りますので、応援よろしくお願いします!
(スタイリング/牧野香子 ヘア&メイク/青山佑綺子[NICOLASHIKA])
●喜多乃愛(きた・のあ)
2000年5月18日生まれ 埼玉県出身 身長160㎝
◯2017年、『あなたのことはそれほど』(TBS)で女優デビュー。今クールは『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)、『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)と2本の連続ドラマに出演。東進全国統一高校生テストのCMにも出演中。最新情報は公式Twitter【@noa_smile_518】、公式Instagram【kitanoa_official】にて
★喜多乃愛ちゃんのアザーカット、そして撮影時のメイキング動画が『週プレモバイル』でご覧いただけます!