週刊プレイボーイ46号ではグラビアも飾った十味ちゃん

今年7月に『週刊ヤングジャンプ』でグラビアデビューを果たし、10月には早くも表紙に初登場。

そして今回、週刊プレイボーイ46号(10月29日発売)のグラビアも飾ってくれた十味(とーみ)ちゃん。小動物系クールビューティだけど、意外な素顔の持ち主だった!

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ーー今回は十味ちゃんにとって3回目のグラビア撮影ということで、だいぶ慣れてきました?

十味 最初の頃よりカラダの見せ方がわかってきたように思います。「この水着は胸をきれいに見せたいんだな」「くびれをしっかりと出さなきゃ」とか。グラビアの狙いどころみたいなものを意識しながら、撮影に臨めるようになりました。

――初めて水着姿で撮影したのは、実は週刊プレイボーイのテストシュートだったんだよね。

十味 はい。そのときは緊張で足がガクガクでした(笑)。事務所に所属する前に「被写体」活動をしていて、カメラマンさんに洋服の撮影をしてもらうことはあったのですが、水着撮影は初めてで......。

何かスースーしちゃいけないところがスースーするって、ちょっと不安でしたね。長野県育ちだったので、プライベートでも1回くらいしか水着を着たことがなかったんですよ。ましてや、用意された衣装がビキニだったので、めちゃくちゃ恥ずかしかったです(笑)。

――そもそも十味ちゃんが芸能界に入ったキッカケは?

十味 高1のときからニコニコ動画に「踊ってみた」動画を投稿していて、主に踊り手活動をしていました。動画投稿を始めたのは、通っていたダンススクールの友達が、「動画投稿を始めたんだ」ってめっちゃ自慢してきて、私も試しに始めてみようと思ったから。たくさんのコメントをもらうことができて、どんどん楽しくなっていったんです。

で、高3くらいから東京のニコ動関連イベントにも呼ばれるようになって、次第に芸能界にも憧れを抱くようになりました。今年の春先に事務所の人に声をかけられて、今に至るっていう感じです。

――ちなみに芸名の「十味」の由来は?

十味 踊り手の活動を始めるときに、何げなくつけたものなんですよ。母親と軽井沢までドライブをしていたときに、外を見ていたら「ようこそ、東御(とうみ)市(長野県)へ」という看板が目に入って、「とうみって言葉の響き、ええやん!」って(笑)。ただ、そのままだと画数が多いから漢字を変えたくて、最初に思いついたのが「十味」でした。

もうひとつの候補に「十身」もあったのですが、カラダが10ってサケの切り身みたいだなって思ってやめました(笑)。

――まさか地名が由来だったとは! 十味ちゃんはどんな所で生まれ育ったの?

十味 スキー場まで徒歩10分で行けるような、のどかな場所です。父親がスキーのインストラクターで、私も4歳からスキーをしていました。

――グラビアを見ているとスポーツが苦手そうなイメージだけど、腕前はどうだった?

十味 小学校6年間、冬になると毎週大会に出ていました。大会前は移動があるので、朝4時起きだったんですよ。それが本当につらかったなぁ。

――大会のベストは?

十味 小4のときに全国大会で4位になりました。

――スゴい! もしかしてオリンピックを目指していた?

十味 お父さんにそう言われたことはありましたね。家にワックス室を造ったり、スキー板をたくさんそろえたりと、すごくサポートしてくれていましたから。

――いつまで続けたの?

十味 当時はスキーのほかに、ピアノとダンスを習っていたので、毎日忙しくて。結局、お父さんには「ピアノが楽しいから中学では吹奏楽部に入る」って言って、競技スキーは小学校でやめちゃいました。

――全国レベルだったのに、もったいない。

十味 趣味で滑るスキーは楽しいですし、今でもスキーは大好きです。高校時代もスキーのインストラクターのアルバイトをしていたんですよ。スクール生は大学生が多くて、「こんな小さなコで大丈夫?」って不安そうにしていましたね(笑)。

ほかにもスキー場のバスターミナルにあるサンドイッチ屋さんでもアルバイトをしていました。リゾートバイトで来る人が多かったので、みんな1年でバイバイするんですよ。だから、高校生なのにバイトリーダーとかしていました。

――実はかなりしっかり者なんだね。今後、どんなグラビアを撮影してみたい?

十味 長野県には温泉もいっぱいあるので、いつかは地元の温泉でグラビア撮影をしてみたいですね。

――海外ロケへの憧れは?

十味 私、一度も海外に行ったことがないんですよ。タピオカが好きなので台湾に行ってみたいです。あ、観光みたいですみません......。

――いえ、大丈夫です(笑)。

十味 ただ私、飛行機にまだ慣れていなくて、この間、人生2回目の飛行機に乗ったんですけど、めっちゃ不安で。離陸前に母親に「今までありがとう、楽しかった」ってLINEしたくらいですから。

――そんな文面が来てお母さんも驚いただろうに......。

十味 あとロケで不安なのは、小さい頃から一緒に寝ているヌイグルミを持っていけないこと。あ、でもこの間は、ホテルに枕がふたつあったんです。「寝る用と抱く用やん」って思って、ギュッとしながら寝たので熟睡できました。

――それ抱く用じゃないよ!

十味 え、そうなんですか! 「なんて、わかるホテルなんだ」って思ったのに......。次からは自分で抱く用の枕を持っていきます!

●十味(とーみ) 
1999年2月8日生まれ、長野県出身。身長149cm。趣味=コスプレ、踊り手。特技=スキー、踊ること。撮影中はとにかく笑顔を絶やさず、撮影現場は和やかな雰囲気だった