「ラストアイドル」卒業もつかの間、女優として着実にステップアップを続ける古賀哉子（こが・やこ）が、週刊プレイボーイ４７号（１１月５日［月］発売）の表紙・巻頭グラビアに登場した。
現在放送中のドラマ『深夜のダメ恋図鑑』では合コンに興じる受付嬢を熱演中の彼女。私生活でもオフの日には合コン......ではなく、両親や友人に手紙を書くという古風な一面を持つという。そんな彼女を直撃！
■恐怖！ 鶏を抱えた歯の抜けたおじさんが......
――今回、バリでの撮影はどうだった？
古賀 撮影でも使った宿泊先のヴィラが広くて豪華で夢のようでした。ひとりであんなに広い部屋に泊まったのも初めてでしたし、プライベートプールも広くてすごく印象的でした。
――到着した日の夜、早速プールに入ってたね。
古賀 最初、ひとりで暗いプールに入るのは怖かったんですが、スタッフさんたちが来てくれて、プールサイドでおしゃべりしたり、みんなでまったりした時間を過ごせて本当に幸せでした。
――広い部屋にひとりで泊まることは怖くなかったの？
古賀 初日はちょっと怖かったです。部屋に飾ってあった絵がすごく不気味で......歯の抜けたおじさんが鶏を抱えて笑っているんです！ しかもベッドに入っても目が合うんですよ。その写真、ツイッターに上げたので皆さんにも見てほしいです。
――バリ料理はどうだった？
古賀 どれもおいしくて、ついつい食べすぎちゃいました。撮影中、スタッフさんに「下っ腹が出てるよ、引っ込めて」って言われちゃいました。特にミーゴレン（焼きそば料理）が好きです。青唐辛子が入っている醤油（しょうゆ）をかけるとさらにおいしくて。
――辛い食べ物は苦手では？
古賀 本当は大丈夫なんですけど、以前ヤンジャンさん（『週刊ヤングジャンプ』）に載せていただいたときになぜか「辛いものは苦手」って書いてあって、「あれ、違うんだけどな......今後、辛い食べ物は苦手ってことで生きていかないといけないのかな？」って。この場を借りて、訂正させてもらいます（笑）。
――今回、お気に入りのカットはあった？
古賀 ライステラス（丘陵地に造られた階段状の棚田）の壮大さと緑の感じが好きですし、夜のレストラン＆バーで撮ったちょっと大人な雰囲気も今までにない自分が出ていて、すごく気に入っています。
――週プレでは２回目のロケだけど、だいぶグラビア撮影にも慣れてきたみたいだね。
古賀 実は前回の週プレさんのグラビアの評判が良かったので、今回はそれを超えなきゃいけないと思って挑みました！
――前回を超えられた？
古賀 超えられた......って言っておかないと！（笑）。でも、今回までの期間でお芝居に挑戦したり、レッスン受けたりと少しずつ表現の幅を広げられたのかなって思います。
■合コンはたぶん、苦手だと思います
――放送中のドラマ『深夜のダメ恋図鑑』は、初めての社会人役に挑戦してるけど、演技する上で意識していることはある？
古賀 噂話が大好きで、よく合コンとか婚活パーティに行く受付嬢の役なんですけど、こういう女子いるよねって思えるような親近感が持てるしぐさやせりふの言い回しを意識してます。
――ちなみに、哉子ちゃんは合コンに行ったことはあるの？
古賀 実は一度もないんです。このお仕事を始める前までは歯科衛生士になるための専門学校に通っていて。そこで合コンとかもあるのかなって思ってたんですけど、みんな誘われるのを待ってるタイプで、誰も実行しない感じでした。
――合コンとか行ってみたい？
古賀 いや......大丈夫です。婚活パーティのシーンの撮影で、あ、本当に名札をつけるんだ！とか発見はありましたけど、実際にそういう場に行ったら何を話すんだろうって考えちゃって......たぶん、苦手だと思います。
――オフの日は何してるの？
古賀 最近、お世話になった人や両親とかに手紙を書いています。心の整理をするために、今自分が思っていることを書いて親に送ったり、書いたけど送らなかったり......。
――メールが主流の世代だと思うけど、やっぱり手書きは重みが違う？
古賀 そう思います。もともと、小学生の頃から手紙を書くことも、もらうことも好きでした。昔は友達とよく手紙の交換をしていました。
――それにしてもオフに手紙とはなかなか古風だね（笑）。
古賀 あとは少しでも感性を磨くために、写真展に行ったり映画を見たり、本を読んだりしています。そうだ、事務所の先輩の柳ゆり菜さんに１０冊くらい本を借りているのにまだ返せていなくて。バリのお土産も渡せてないし......。
――哉子ちゃんにとって、ゆり菜ちゃんはどんな存在？
古賀 すごくかわいがってもらっていて、いろんなことを気軽に話せる先輩です。私がこうやってグラビアのお仕事をさせてもらえるのも、これまでゆり菜さんが結果を出してつないでくれたおかげなので、すごく感謝してますし、自分も頑張らないとなって思います。
――ファンの方の応援もだいぶ励みになってるみたいだね。
古賀 ドラマを見て「このコは誰だろう？」って調べてくれて、ＳＮＳに応援コメントをくださったり。そうやって自分のことを認識してくれる人もいるんだってうれしくなります。
――哉子ちゃんの今後の野望は？
古賀 上京して８ヵ月、いろいろなお仕事をさせていただいていますが、正直、焦りもあります。早く知名度も上げないといけないし、お芝居ではもっと演技力を磨いて、結果を出していきたいです。将来的には生活感がにじみ出るような演技ができて、陰と陽、どちらの役も演じられる女優さんになりたいです。
――では、最後に読者にひと言お願いします。
古賀 今回はノビノビ撮影させていただいたおかげで、前よりもいろいろな表情を出せたと思います。よかったら、感想を聞かせてください。
●古賀哉子（こが・やこ）
１９９７年１２月２７日生まれ 福岡県出身 身長１６０㎝
○ドラマ『深夜のダメ恋図鑑』（テレビ朝日、毎週土曜深夜／ＡＢＣテレビ、毎週日曜）に出演中。１１月１７日（土）～１２月１４日（金）に開催される「ＭＯＯＳＩＣ ＬＡＢ ２０１８」長編部門エントリー作品映画『普通は走り出す』に出演。２０１９年公開映画『セブンティーン モータース』出演、同『君は一人ぼっちじゃない』にヒロインとして出演予定。『古賀哉子２０１９年カレンダー』（ハゴロモ）が発売中。公式Ｔｗｉｔｔｅｒ【＠Kg_Yako】 公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ【＠koga_yako】