東京競馬場でトークショーを行なったくっきー

10日、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーが、東京競馬場(東京・府中)でトークショーを行なった。

くっきーは10月に、JRA(日本中央競馬会)とコラボしたスペシャルサイト『くっきーけいば』をオープン。"お笑い界の鬼才"とよばれるセンスを発揮し、イラストや動画などさまざまなコンテンツで、G1レースをはじめとした"秋競馬"の魅力を発信している。

今回のイベントもそのひとつ。女性や子供を中心に人気を博すくっきー目当てに、この日も多くの人が会場を訪れた。

「こんちゃ~、ひひ~んでございますよ」という声とともに現れたくっきーを、会場のファンは大爆笑でお出迎え。

普段競馬をしない親子や女性がくっきーのために来場。その様子にくっきーも満足げ

ジョッキーがレースで着る"勝負服"をイメージした衣装だが、注目を集めたのはそのお腹。司会者から「このお腹には何が......」と問われ、「5歳の頃からいままで継続している神社の砂利石をひとつずつ、砂利溜まりでございますよ」と、序盤から"くっきーわーるど"全開だ。

トークでは、動画『くっきーの激似サラブレッドものまね』で登場した名馬・クッキークラウンの話に。動画を見た人に挙手を求めたが、ほとんど手が上がらず思わず「少ねーな、ひでぇ話だわ」と苦笑するくっきー。

さらに「(撮影中)テーピングで巻くんですよ。皮膚呼吸できないから、だいたい30分したら死に絶えていくんです。でも撮影は30分オーバー、ギリギリのライン。生死をかけたイベントだということを分かってほしいです。なのに手が上がってなかったから、切なくて切なくて」と撮影秘話を明かし、会場の笑いを誘った。

イベントでは、この日行なわれた武蔵野ステークスのレース予想も。後輩と付き合いで馬券を買うくらいで、普段競馬をしないくっきーだが、何頭でも選んでいいことを確認するや「ストロングバローズ以外!」と即答。

「強くもないのにストロング付けやがって。ふざけんな、何がストロングじゃあほんだら。馬に必要なの強さじゃなくて速さやし!」

と名前にクレームを付けたうえ、「今世紀最大の競馬になります、全員同着という。ぴったり横並びなんで」と堂々と宣言した。(ちなみに実際のレースは1番人気のサンライズノヴァが1着)

「石原さとみ似にした」という似顔絵に描かれたゆいさんも爆笑。

その後、来場者の似顔絵をその場で描くことになったくっきー。「一番先に手をあげた」女性を指名し、「石原さとみに寄せた」というには程遠い似顔絵を披露。

本来はここでイベント終了となるはずだったが、「あともうひとり、いいですか?」とくっきー自ら進言。そのサービス精神に会場は盛り上がるものの、「ホントは『子供を指して』と言われていた」と暴露し、爆笑をかっさらった。

「天狗を目指しているもんね」と勝手に作った設定に描かれた子供は「違う......」とぼそり

■『くっきーけいば』
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