ベロTを見せはしゃぐ(左から)Char、シシド、鮎川

来年3月から開催される「Exhibitionism(エキシビジョニズム)―ザ・ローリング・ストーンズ展」の記者発表会が、11月26日の「いいベロの日」に都内で行なわれ、アンバサダーに選ばれたしシーナ&ロケッツの鮎川誠、ギタリストのChar、ドラマーのシシド・カフカが登壇した。

同展示会はメンバーがプロデュースする初の大規模回顧展。ステージ衣装や楽器といった500点以上のアイテムのなかには、「1963年のキース・リチャーズの手書き日記」や「チャーリー・ワッツが『ストリートファイティングマン』のレコーディングで使用した玩具のドラムキット」、「『サティスファクション』の概略を録音した壊れたカセットテープ」など、マニア垂涎のレアモノも。

また、メンバーが同居生活を送っていたエディス・グローヴのアパートなども再現され、デビューから55年の軌跡が余すことなく公開される。

ザ・ローリング・ストーンズに「詳しいわけではない」というシシドだが、ミック・ジャガーの歌詞ノートが公開されるとあって、「自分も歌詞を書くんですけど、人に絶対に見せたくないです。裸を見せるようなもので恥ずかしい。でも展示されているなら、ぜひ見てみたい」と興味津々。

展示会用に作られた同バンドのロゴもお披露目。ポップなデザインに

また、シシドは「初めて、人に対して『本当に同じ時代を生きてるんだな』って思った」と、2014年に行なわれた東京ドーム公演の感想を語ったが、同時にドラマーのチャーリーには

「(他のメンバーが)ステージで散らばって自由になっているときに『いつ終わるんだよ』って勝手に終わらせたのを見て、キュンとしてしまって、何カ月かチャーリーと結婚したいと思ってました」

と意外なエピソードを明かした。

"レジェンド"として誰もが知るザ・ローリング・ストーンズ。30代のシシドは「当たり前に存在していたから、(自身の音楽に)影響はない」というが、「全部影響されていると思う、今でも影響されたい」と崇拝する鮎川は、

「ストーンズが世界中のロックバンドのお尻に火をつけた。気が付かなくてもちゃんと彼らの音楽がある。ご飯のときに梅干しや漬物があるのと一緒くらい、音楽の中にいつもいる」

とその偉大さを食事に例え、会場を笑わせた。

同展示会は来年3月15日(金)~5月6日(月)まで、東京・五反田のTOC五反田メッセで開催。限定グッズ付きチケットなどはすでに発売されている。