(左から)宇垣美里アナ、爆笑問題の田中裕二、太田光、たけやま3.5の星川遥香、武田雛歩、脇田穂乃香、濵邊咲良

8日、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」にて次世代アイドル発掘番組『新日本アイドル音楽祭』が生放送され、終了後の囲み取材にMCを務めた爆笑問題の田中裕二太田光、TBSアナウンサー・宇垣美里、そして同番組で優勝したたけやま3.5(たけやまさんてんご)が出席した。

『新日本アイドル音楽祭』は、11組のアイドルが1週間で「曲」「歌詞」「フリ」をファンと共に完成させる予選の様子をSHOWROOMで配信。SHOWROOMとParaviでポイントを競い、上位8組が完成させた曲を披露し優勝を決めるという番組。

「(アイドルについて)すごい知っている人しか行っちゃいけない気がして」ライブにはほとんど行ったことがないという宇垣アナは、「みんな楽しそうに爆発するようなエネルギーで、見ているこっちが胸いっぱいになりますし、応援したくなる」と出演したアイドルたちの姿に感激。

太田も「(パフォーマンスの)レベルが高くてびっくりした。もっと学園祭みたいなノリだと思った。(作詞など)1週間で自分たちでやってるんだから偉いよね」と感心していた。

デビューから1年で徐々に知名度を上げていくたけやま3.5

今回優勝したたけやま3.5は、昨年11月にデビューしたばかりの愛媛発のエンタメガールズバンド。メンバーは武田雛歩(たけだひなほ・ボーカル)、星川遥香(ベース)、脇田穂乃香(ドラム)、濵邊咲良(はまべさくら・ギター)の4人だが、全員モデルという美女ぞろい。キャッチフレーズはなんと"驚異の顔面偏差値"だ。

そんな彼女らに田中は、「すごいハードルの高いユニットだなって。でもみなさんキレイだし、演奏がカッコいい。アイドルのイメージともちょっと違う」と絶賛。さらに80年代アイドルに詳しい田中は、

「売れるアイドルは今までの人と違うことをやってるよね。松田聖子さんも聖子ちゃんカットで髪の毛を刈り上げたり。もうちょっと知名度が上がってきたときに、我々をどう裏切るかですよ」

とアドバイス。

そしてメンバー全員、楽器演奏が未経験だったことを引き合いに、太田が「でも1年でこれだけ成長すると、何年か後にテクニックで魅せるようになるかもね」と予想すると、田中は「最終的に音楽性の方向性の違いで解散してほしい」とまさかの"解散希望"で会場を笑わせた。

実は、ともに『週刊プレイボーイ』で連載を持っている爆笑問題と宇垣。そして、たけやま3.5の脇田も、ちょうど12月10日発売の『週刊プレイボーイ52号』で、2度目の表紙&巻頭グラビアを飾っており、偶然にも『週刊プレイボーイ』と縁のある面々となった。

宇垣がたけやま3.5に対し、

「目を引きつけて離さない独特の雰囲気。年下だから妹を見ているような気持ちになっちゃって、お姉ちゃんがなんでもおいしいものを食べさせてやろうって。それこそプレイボーイファミリーなんで一緒に食事に行きたい」

と温かい言葉をかけると、すかさず太田が「20年以上、連載やってるのに表紙やったことないんだよ」と不満を露に。続けて宇垣も「私も(表紙は)ないな」とこぼして、脇田を苦笑いさせた。

たけやま3.5の武田は今回の優勝について、「今回ここに立たせてもらって優勝できてホントにうれしい。何もないゼロからのスタートで、ちょっとずつ上達して、成長を感じることができました」とコメント。

そして脇田は「作詞や作曲など、完全オリジナルでできるようになって、世界を目指していきたい」と大きな目標を宣言した。

『新日本アイドル音楽祭』のアーカイブ版はParaviにて配信中。急成長を遂げる彼女たちの"現在"を見ておこう。