新宿・歌舞伎町で昨年6月にオープンし、12月から期間限定で"キン肉マン酒場"として営業している「週プレ酒場」。その中にある完全予約制の「キン肉マン酒BAR」では日々、豪華女性タレントたちが"日替わりママ"を務めている。
そんな彼女たちと一緒に飲んだり話したりできる、夢のようなバーの雰囲気をお伝えしているこのシリーズ。第59回は、週プレ酒場のアルバイトスタッフで、現役女子大生グラビアアイドルとしても活躍中の高橋かなちゃんが登場!
今回も、酒は一滴も飲めない草食系ライター・Aがバーに向かった......。
* * *
――普段は同じくアルバイトスタッフの青科まきさんと、ふたりで「Barマキカナ」のママをやっていますが......もしかして、ひとりは今回が初ですか?
高橋 初です! だからすごく緊張するだろうなと思って、構えてきたんですよ。でも、普段のふたりでママをやっているときのお客さんのような、常連の方々も来てくださって。結果、いつもどおり楽しめました(笑)。
――高橋さんは昨年、この酒場でアルバイトを始めて、働いているうちに今の事務所にスカウトされてグラビアアイドルになったんですよね。週プレでも何度かグラビアをやってきましたが、今回、ついに"出版社の枠"を超えて、『ヤングマガジン』(講談社)でもグラビアを撮影されて。
デビューから今まで、ものすごい流れだと思うんですけど、今日は『ヤンマガ』を見て来た人はいました?
高橋 「『ヤンマガ』で知った!」っていう方はいませんでしたけど、「ここでサイン入り『ヤンマガ』、売ればいいじゃん!」って提案してくださったお客さんはいましたね。「ココで売るのはたぶんダメだよ!」って返しましたけど(笑)。
でも、今回のグラビアのお話、本当にありがたかったです! 週プレでも、いつか表紙を飾ってみたい思いがあるので、これからも頑張ります!
――いい意気込みです! ところで、バーは慣れっコな高橋さんですが、今日、結構飲んでます? だいぶ目がとろんとしていますけど......。
高橋 そうですね、自分の中でもわりと飲んだほうだと思います。緊張しちゃうのが怖くて......全3部で8杯くらいですかね? 今、だいぶ眠いです(笑)。
――お疲れのところ、すみません(笑)。普段から結構飲むんですか?
高橋 いや、普段は全然飲まないんですよ。「スポーツバーで、みんなでワールドカップを観よう!」みたいなときってお酒がつきものだと思うんですけど、そういうときも飲まないです。飲み始めると、試合をほっぽりだして、ただ飲むだけになるので(笑)。
――弱いのかと思ったら「止まらなくなるから自制しているタイプ」。ちなみに、スポーツはなにかやってたんですか?
高橋 小中高、すべて何もやってこなくて、ずっと帰宅部でした。でも、お兄ちゃんがサッカーをやってたこともあって、昔からサッカーだけは馴染みがあるんです。だから大学では、サッカーサークルとフットサルサークルのマネージャーをしてました! ......途中で辞めちゃいましたけど(笑)。
――「お酒より試合に集中したい」ってことは、たしかにスポーツバーにいる普通の人よりサッカーは好きそうですね(笑)。サッカー好きのお兄さん以外の家族構成は?
高橋 お兄ちゃんとお父さんは、仕事の関係でそれぞれ別の場所に住んでいるので、今はお母さんと、犬のみるくと3人暮らしです!
――気持ちはわかりますが、飼い犬はあくまで「匹」だと思います!
高橋 みるくも大事な家族です(笑)。......あっ。
――どうしました?
高橋 私が家に着く頃にはもう寝てしまっていて、あんまり会わないから出てこなかったんですけど......おばあちゃんも一緒に住んでます......(笑)。
――そんなバカな!? おばあちゃんを忘れるなんてかわいそうですよ(泣)。いや、厳密にいえば「3人」で合ってましたけど(笑)!
......ところで、高橋さんみたいなかわいいコが酒の場に行くと、ナンパされたりしませんか?
高橋 たま~にありますね。それこそ、ワールドカップを観に行ったバーでも、何度かお店の中で声をかけられました。全部頑張って流しましたけど......。
お酒の場でいきなり声をかけてくる男の人は、個人的には苦手です。「そういう目的でここに来たのか......」って、無条件でチャラいなって思っちゃいます!
――なるほど。この連載は毎回、ママから「酒の場での男の振る舞い方」を指南してもらっているんですが、高橋さん的には「酒の席でいきなり声をかけてくるのはNG」ということですね。
高橋 そうですね。で、いつもインタビューで聞かれている「お酒が好きな男か、飲めない男か」でいうと、私はどっちでも大丈夫です(笑)。飲む人でも飲まない人でも、私は合わせられます!
――先回りしていつもの質問に答えてくれるなんて......さすが"酒場ガールズ" (笑)! では、ほかに男に求める条件も教えてください!
高橋 ありきたりですけど、リードしてくれる人がいいなって思います。私、めっちゃ優柔不断なので、外食でメニューを決めるにしても、何かを買うにしても、時間が超かかっちゃうんですよ。だから、それを決めてくれる人とか......。
――なるほど。デートプランから買うものまで、きっちり考えてくれる人がいい、と。
高橋 (少し考え込んで)......いや、今思ったんですけど、全部決めてもらっても納得できないかもしれない。私がふたつまで絞るので、そのどちらかに決めてくれるくらいの人がいいかな? いや、ちょっと待てよ......?
――優柔不断なところが、わかりやす~く出てきました(笑) !
高橋 う~ん、「決めてもらいたい」っていうのもちょっと違うかもしれないです。決めてもらえなくていいから、「Aも◯◯でいいけど、Bも××でいいね」って、私が絞ったAとBに同意してほしい。女子はとりあえず、自分と同じ意見がほしいんです!
――......難しい! AもBも否定せずに良さを見つけて、高橋さんが決めるまで待つべし、ってこと??
高橋 ですね。めんどくさくて、男の人にはわかってもらえないかもしれないですけど......。そこにプラスして、たとえば家で悩んでいるとしたら「そのAとB、今から一緒に見に行こうか?」みたいな感じで、決めるのを手伝ってくれる人だと、なお良しです(笑)。
――......あらためて「女心ってわからない」と思いました(笑)。でもたしかに、その柔軟で懐の広い男はモテそうです。ほかには、何かありますか?
高橋 これもありきたりですけど、面白い人が好きです! 私、発言にツッコミどころが結構多いらしくて、いつも(青科)まきさんとかに「いやいやいや(笑)」ってツッコまれてるので......私が素でボケたら、上手く笑いに変えて、その場を明るくしてくれる人がいいです。
――なるほど。でも、ツッコミって難しいですよね。最近、芸人さんじゃないのに千鳥のノブさんの口調を真似したツッコミを会話に入れてきて、結果的にサムい......みたいな人ってよくいるじゃないですか。
高橋 あ~、「◯◯なんじゃあ~!」とか「クセが強い!!」みたいな! たしかにいますね(笑)。そういう「人の真似で頑張ってしまってる人」はちょっと苦手ですけど......素で上手いツッコミができる人って、人の話をよく聞いてるから上手いんだと思うし、きっと周りが見えてるんですよ。だからたぶん、話をリードしてくれて、私も楽しくなれると思って。
ボケが上手い人も面白くて好きなんですけど......「見てるだけでいいかな」って思っちゃいますね(笑)。やっぱり、一緒にいてほしいのはツッコミの人かもしれないです。
――話を聞いていて、「合コンみたいな場所でも"ボケてボケて盛り上げるタイプ"より"話題を回してくれるツッコミタイプ"のほうがモテるんだろうなぁ」と思いました。......合コン、行ったことないですけど(泣)。
えー、そろそろお時間なので......最後に、読者へひと言お願いします!
高橋 あらためて、"酒場ガールズ"の高橋かなでした! 期間限定でやっている「キン肉マン酒場」、来年1月いっぱいまでですので、また会いに来てください!『ヤンマガ』に出させていただいたりして、来年もさらにグラビアを頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします!
●高橋かな(たかはし・かな)
1997年10月25日生まれ 埼玉県出身 身長162cm B83 W60 H86
◯週プレ酒場のオープニングスタッフであり、現役女子大生グラビアアイドル。最新情報は公式Twitterをチェック!【@kana__takahashi】